
メンズファッションでは欠かすことのできないジーンズ。どんな服にも合わせやすいので、1本は持っているという男性も多いでしょう。
でも、ジーンズを穿いていて、なんかしっくり来ない、野暮ったくないか?
と感じることはないですか?
その大きな要因として、サイズ感があります。
自分に合ったサイズ選びに悩んだことはありませんか?
ジーンズは、しっかり選んだものを着ればとても大人っぽく上品な印象となり、実はコーディネートの幅も広い便利なアイテムです。
しかし身体に合っていないと、途端にイメージが悪くなってしまいます。
また、着心地も悪くなります。
今回は、これまで多くのファッションに悩める男性にコーディネートのアドバイスを行ってきた男性専門パーソナルスタイリストの私たちが、あなたにとってベストなジーンズのサイズ選びが出来るポイントをお伝えします。
目次
1.ジーンズのおすすめサイズ感は細身のジャストサイズ
ジーンズのサイズ感のおすすめは、細身に見えるジャストサイズで穿くことです。
ジーンズは元々作業用パンツであり、作業着として普及していったことから、カジュアルな印象が強く出るパンツであります。
メンズのパンツの種類としても定番であり、誰しもが穿くので、安心感はありますが、サイズ感を間違えると途端に野暮ったく見えてしまいます。やり過ぎも良くないですが、まずは細身に見えるようにするかが、大人っぽい着こなしの重要なポイントとなります。そのためには「ジャストサイズ」にすることが必要です。
男性は比較的「快適さ」を求めるため、ゆとりがあるサイズ感で選ぶ方が多いのですが、見た目には野暮ったい印象となります。もちろんタイト過ぎる見え方も良くないので、最低限のゆとりがありながらも余計なゆとりがないという「ジャストサイズ」で着ることがイメージアップのポイントとなります。
ただ皆さん、ジャストサイズが重要とは薄々わかっていても、その定義がわからないと思います。
では何をすればあなたにとってジャストサイズと言えるのか?をご紹介していきましょう。
2.ジーンズのサイズの見方
ジャストサイズにするために、まずはサイズの定義を把握しておきましょう。
ジーンズのサイズは、「インチ」で表記されている場合が多いです。
インチはウェスト周りになります。1インチは2.54cmですので、例えば31インチだと78.7cmですので、78~80cm程度のウェストサイズに適正となります。
ウェストサイズを元にして、必ず試着して確認していきます。その際には前後のサイズも念のため穿いてみて、サイズ感や見え方がどうなるか?を確認するのが良いでしょう。
3.ジーンズのサイズ感はウェスト、モモ周り、ヒザ、裾幅と長さでジャストサイズに
ジーンズのサイズ感はウェスト、モモ周り、ヒザ周り、裾幅と長さの兼ね合いで見え方が変わりますので、ご自身に合うようなジャストサイズに持っていけるようにしましょう。
3-1 ウェストは人差し指が1本入る程度で
ウェストの大きさはジーパンを穿いた際に、人差し指が1本入るくらいのゆとりがあれば大丈夫です。
緩い方がお好きな方でも、手のひらの厚みがひとつ収まる程度までが良いでしょう。
個々で多少感じ方も変わると思いますので、上記の範囲内を目安としてください。
3-2 モモ周り、ヒザは親指と人差し指で軽くつまめる程度で
モモ周り、ヒザ周りは親指と人差し指で軽くつまめる程度がイメージです。
生地にポリウレタンなどストレッチが入っていて伸びる場合は、上記よりもゆとりが無くても問題ありません。スーツで穿くスラックスに比べると見た目は細くなっているはずです。
3-3 裾幅は16~19cm程度、長さはほんの少したるむ程度で
裾幅は平置きにした状態で測った際に、16~19cm程度に持っていけると見た目にもスッキリとした印象になります。
「テーパード」と言って、ヒップから裾に向かって細くなっているようなシルエットにすると綺麗に見えます。
細い方や小さい方で16,17cm、背の高い方やがっちりされている方で18,19cmなどを目安にしてください。
股下の長さについては、靴を脱いで立った時に、裾部分が床に着かない位の長さを目安としてください。
その状態で靴を履くと余分なゆとりがなく、ほんの少したるむ程度できれいなシルエットになりスッキリとした見た目になります。
お店で買うと、丈を詰めることが多いと思います。その際は靴を脱いで穿いた際に「裾が床に着かない位の長さで」と言うと伝わると思います。
4.サイズ感以外でのジーンズ選びのポイントは、色と素材感
サイズ感以外でジーンズを選ぶ際のポイントも男性専門パーソナルスタイリストがお伝えしましょう!それは色と素材感です。
4-1 深めのインディゴカラーを選んでスマートな印象に
ジーンズの色は深め藍色、インディゴカラーで選ぶと、きれいめな見た目になり、上品でスマートな印象に出来るのでおすすめです。
穴あきや、激しい色落ち、ダメージ加工は個性も出て、よりカジュアルな印象にする手段ではありますが、スマート感を出すのであればワンウォッシュ程度で深いインディゴブルーがおすすめです。
4-2 細身でも生地はストレッチ入りで動きやすく
ジーンズの素材は天然繊維である綿を中心にするのが良いです。ジーンズは「デニム」という綿の厚手の綾織りの生地のことですが、天然繊維である綿がオススメです。
そして、細身にしても動きが取りやすいように、ポリウレタンという伸縮性の高い素材が合わさっている生地にします。ポリウレタンの混用率は3~5%にすると動きが取りやすく、かつ見た目の高級感も残された素材感になります。
大人っぽくジーンズを穿きこなすためには、細身のシルエットが何よりも大切です。綿素材のジーンズは動きやすさを確保するために、太めに出来ていることがあるので、気を付けてください。
5.季節別ジーンズを使ったコーディネート
5-1 春の爽やかジーンズコーディネート
5-2 夏の涼しげジーンズコ-ディネート
5-3 秋の渋めなジーンズコーディネート
5-4 冬の暖かみあるジーンズコーディネート
6.ジャストサイズのジーンズを買うためのおすすめショップ3選
ジャストサイズのジーンズや、コーディネートするアイテムを揃えるのにオススメなショップをお伝えします。
いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。
6-1 「トゥモローランド」で流行、定番共に揃います
セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、ジーンズのコーディネートにも適しています。中でもトゥモローランドは幅広い年齢層に人気があり、女性ブランドもあり認知も広いということで押さえておくと良いでしょう。
セレクトショップは店舗によって商品構成が異なりますので、きれいめカジュアルをそろえるのであればカジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
6-2 じっくり選びたい派なら「イセタンメンズ」
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富でジーンズを使った全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く当然大人っぽいアイテムが豊富であります。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
6-3 自分で選べない男性はプロに任せよう!「ライフブランディング」
お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選ぶ点です。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ジーンズを選ぶ際のサイズ感についてポイントなどをお伝えしました。
既製品でジーンズをジャストサイズで購入することは難しいですが、あなたにとってのジャストサイズで細身に見えるシルエットで穿くことで、印象は大きく変わってきます。
ジーンズのサイズ感に悩んでいる方は是非とも参考にしてください。