
春に婚活パーティーへ行こうと思ったけど、ファッションがどうも苦手で何を着ていけば良いのだろうか?
と悩んでしまう、そんな男性もいるかと思います。
婚活パーティーでは、出来るだけ外見で相手の女性から好印象を得られるようにしたいですよね。
本当はラクな服装にしたいけど、相手にも失礼だろうし、その場にも相応しくない・・・
そこで今回は、これまで1万人以上の服装に悩む男性にファッションコーディネートをお手伝いしてきた男性専門パーソナルスタイリストの私たちが、春の婚活パーティーで間違いのないコーディネートの方法、着こなしのポイント、アイテムの選び方までをご紹介致します。
これを読んでいただければ、自信を持って春の婚活パーティーに臨めます!
目次
1.春の婚活パーティーでの男性服装は「ジャケパン」を活用しよう
春の婚活パーティーにおける服装は、ジャケットを羽織るスタイルの「ジャケパン」が最も定番的です。
【ジャケパン】
「休みの日にまでこんな固い恰好しなければならないのか」と思うかもしれませんが、婚活パーティーでは間違いのないコーディネートと言えます。
普段着や、あまりにもカジュアルなスタイルだと女性側から「良く思われていないのかな?」とガッカリされてしまいます。
きちんとした印象を出すことが必要なので、あまりに「普段着感」が出ないようにジャケットを使ったコーディネートがおすすめとなります。
写真のように、ウールの紺無地ジャケットに、白やブルーの淡い色目の襟付きシャツで春らしい爽やかさを醸し出し、パンツは綿のチノパンで柔らかい印象を残します。
足元はきちんと感ということで革靴。革靴は黒でもOKですがこのようにコゲチャだと黒ほどカッチリし過ぎず、適度にカジュアル感が出て、夏でも見た目の重たさが軽減できます。
2.春の婚活パーティーのおすすめ15コーディネートを紹介
ジャケットがライトグレー、パンツも白で爽やかさを演出しています。
シアサッカーというシャツ生地のような薄手のジャケットで春でも夏に近い時季のイメージです。
コットン(綿)のジャケットでカジュアルな印象にまとめています。ベーシックなベージュのチノパンで合わせています。
インナーに襟付きシャツではなく、薄手のセーターを直接着ています。同じジャケットスタイルでもカジュアルな印象になりますので、ライトな婚活パーティー向けと言えます。
インナーはカットソーやTシャツにしても良いですね。パンツもジーンズですが、このくらいインディゴの深い色目で細身に持っていけばジーンズもきれいめに持っていけます。
ラベンダーのインナーでとり春らしさを意識しています。
ウィンドウペーンという格子柄はジャケットの定番柄のひとつです。こういった柄物でおしゃれ感を出しても良いのでは?
【セーター×シャツ コーディネート】
ジャケット無しでカジュアルで行くなら、インナーは襟付きにしてカッチリとした印象を漂わせます。
【スプリングコート】
こちらも羽織りがジャケットではないですが、スプリングコートで重たくならないようにしています。
【ブルゾン】
ややカジュアルない印象強めとなりますが、ブルゾンを羽織っています。綿素材でこのうらいショート丈だと軽やかな印象になりますね。
【カーディガン コーディネート】
こちらもかなりカジュアルではありますが、カーディガンを羽織っています。インナーはカットソーやTシャツにしてプラベート感が出ます。
それでもカジュアルに自信がない方は、スーツでという手もあります。婚活パーティーであればスーツの方もいるでしょう。
3.春の婚活パーティー用の服装には、色(柄)、サイズ感、素材の3点のポイントが重要
春の婚活パーティーでの服装で気を付ける必要なポイント、この3点は是非押さえて下さい。
① 春らしい無地のベーシックな色合いを全身3色以内で
② ジャストサイズで細身に見せて若々しく
③ 春は天然繊維で大人っぽさと上品さを演出
この3つを意識することが失敗しない服装のカギとなります
3-1 春らしい無地のベーシックな色合いで、色数は3色以内にまとめる
無地でベーシックな定番色を使うと簡単に洗練された大人の印象を醸し出すことが出来ます。
さらには使う色数をあまり多くするのではなく、全身で3色以内など少なくまとめるのが上品な印象を演出するコツとなります。
【3色以内のジャケパンコーディネート】
派手な色や過度な柄ものは、遊び人のイメージにも見えかねないため、婚活パーティーではマイナスです。
例えば、ジャケットであれば紺や黒やチャコール、シャツなら白や水色、パンツならベージュや黒、チャコールなどのような色目です。
春らしさをより強調するのであれば、例えばジャケットをライトグレーにする、パンツをベージュにする、シャツを白か淡いブルーというように、明るい色目を取り入れて爽やかに見せるのも良いですね。
3-2 ジャストサイズで全身を統一させて若々しく
自分の体型にフィットした「ジャストサイズ」で細身に見せることがとても大切です。
男性でありがちなのが、「オーバーサイズ」の服です。
着ていてラクだからゆとりの大き過ぎる服を好みますが、野暮ったく見えてしまいますので、細身に見せられるようにジャストサイズできることが大切になります。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】
これまでオーバーサイズの方にとっては、服がタイトになるので動きやすさを感じることもあるかもしれませんが、女性に洗練された大人の印象を与えるためには、ワンサイズ下など細身のアイテムを取り入れてみることで「ジャストサイズ」に近付けることが出来ます。
3-3 天然繊維で大人っぽさと上品さを演出
大人っぽく上品な男性像を演出するためには、各アイテムの素材に着目しましょう。
各アイテムで天然繊維が使われているものを選ぶことでチープにならずに高級感が出せます。
男性は着心地重視で、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は軽くて取扱いもラクで機能性という意味でも重宝されますが、元々スポーツウェアやアウトドア用で使われる繊維ということもあり、スポーティな印象になったりチープに見えたりするので注意が必要です。
・ジャケットはウール
・シャツはコットン(綿)
・パンツはコットン(綿)にポリウレタン5%程度
春であればジャケットはウール100%が最もおすすめで、春でややカジュアル風に見せるのであれば綿がおすすめです。
【ウール ジャケット】
【綿(コットン) ジャケット】
ウールはスーツにも使われる素材なので、もっともカッチリ感が演出出来ます。冬用のウールもありますが、春らしさを出すのであれば、薄手のウール素材が良いです。
ウールがやや固いかなと感じる方であれば、コットン(綿)です。ウールよりはややカジュアルな感じに見えます。
また、最近は春でも暑い日がありますが、夏に近い春の陽気であれば、「麻」を使うこともありますが、
シワっぽい生地なので綿よりもさらにカジュアルな印象が出ますので、お見合い後のデートに使うという方法で良いでしょう。
【麻 ジャケット】
(参照:TOKYO life)
また、シャツは綿100%にしてください。
【シャツ、綿100%】
ポイントはやや厚手の綿100%の生地にすると高級感が出ます。
麻のシャツもありますが、カジュアル過ぎる見た目になるので、綿100%がオススメです。
そしてパンツですが、パンツも綿のチノパンで良いです。細身にしたいので、その際に動きやすくなるように、ポリウレタンという伸びる繊維があるので、1~5%混率に含まれていれば生地が伸びるので動きがラクになります。でも残りの95~99%までは綿のいわゆる「チノパン」に見える生地を選んでください。
【チノパン ストレッチ】
4.春の婚活パーティーを引き立てるアイテム9選
婚活パーティー用に、持っていて間違いない必須のアイテムをご紹介します。
4-1 「ジャケット」はテーラードタイプでかっちり感を
ジャケットはあまりカジュアル感が出ないように、かちっとしたテーラード型で、特に初対面である婚活パーティーでの場合はウール100%がベストと言えます。
【ジャケット ウール100%】
例えばそこから繋がり2人で会う時のジャケットであれば、素材を綿にしてちょっと柔らかい印象を残すなど工夫出来ると、いつも一緒な感じならないですし、何よりも大人っぽさを示すうえでは象徴的なアイテムとなります。
【綿 ジャケット】
大人の男性であれば是非とも自分に合ったジャケットが羽織れるようになっておいてください。婚活パーティーだけでなくその後デートシーンや、お仕事やおめでたい席などでも使う可能性があるでしょう。
色はやはり一般的にはネイビー系やグレー系、黒の無地となるでしょう。
合わせもしやすく、コーディネートに困らないところも鉄板として用いられる要因です。
詳しいジャケットの選び方はこちらをご参照ください。
関連記事4-2 爽やか色の襟付き「シャツ」は定番インナー
襟付きのシャツは定番のインナーと言えるでしょう。
シャツの色は、無地であれば白、青(水色)、淡いピンクなどが合わせやすくさわやかな印象となります。
【水色】
【淡いピンク】
ちなみに、柄を入れると少しカジュアル感ややわらかい印象を出すことが出来ます。
お見合い後のデートとして用いられる柄としては、ウィンドウペーンやストライプ、グラフチェック、ギンガムチェックなどが挙げられます。
【シャツ ストライプ】
【ギンガムチェック】
【ウィンドウペーン】
柄の入ったものは無地と比べてカジュアルな印象になるので、初回ではなくて複数回目のデートで使うことがおすすめです!
詳しいシャツのサイズ選びなどについてはこちらをご参照ください。
関連記事4-3 コーディネートの幅も広げる薄手の「セーター」
春ではこのような薄手のウール素材のセーターが若々しさも出せて非常に使い勝手が良いです。
このようなセーターであれば、ワイシャツの上に着ることも出来ますし、襟付きシャツ無しでジャケットの中に直接着ることも出来ます。
一見カジュアルなアイテムですがとても上品な印象が出せます。
色は黒や紺、ブラウンやカーキ、明るい色目だとライトグレーやベージュ、白などが落ち着いた定番色がおすすめです。ちょっとおしゃれ感を出すのにパープルのような差し色を使うと効果があります。
4-4 春のカジュアルなインナーには最適「カットソー」
長袖Tシャツのような形のトップスです。カットソーとはCut(裁断)and sewn(縫製)の略です。「切って縫い合わせる」なので前述のシャツもカットソーにはなるのですが、アイテムで言うとこのような長袖Tシャツのような形を言います。
シャツに近い薄手になりますから、春に使いやすいアイテムです。
この上にジャケットを羽織るようなコーディネートがいいでしょう。
シャツのような襟が無いので、シャツやセーターよりもカジュアルな印象となります。
4-5 パンツは綿の「チノパン」でカジュアル感を演出
パンツは細身で、素材は綿ベースのチノパンがジャケパンの代表格となります。
色は明るい色だとベージュやライトグレーが一般的です。
濃色の場合は、チャコールやカーキ、黒などです。
【チノパン ベージュ】
【チノパン カーキ】
春らしさや、ジャケットと色の濃淡を分けると全体バランス感が良く合わせもしやすくなりますので、ジャケットが濃紺であればチノパンはベージュがお見合いではベストと言えます。
さらに、ポリウレタンなどストレッチが入っていれば(1~5%程度)細身でも動きが取りやすく使い勝手が良いでしょう。
詳しいチノパンの選び方はこちらをご参照ください。
関連記事4-6 カジュアルなパーティーなら「ジーンズ」コーデも〇
チノパンより「カジュアル感」を演出したい場合は「ジーパン」となります。
ジーパンをカッコ良く着こなすためには、あまりダメージや色落ちしたものではなく、濃いめのインディゴ(藍色)ですとジーパンというカジュアルアイテムでも上品に履きこなすことが出来て、上半身との合わせもしゃすいです。
サイズ感はチノパン同様に細身に見えるシルエットで選びましょう。
スキニーフィットは若干いやらしさが出ることもあるので、スリムフィットやテーパードという裾に向かって細くなるシルエットで選びましょう。
4-7 足元は細身のレザーシューズかスニーカー
靴についてはお見合い用としては革靴が鉄板で必須です。
【革靴】
【レザースニーカー】
革靴の形はシンプルなストレートチップかウィングチップで、細身に見えて鼻先が長めであれば、足元のかっこいいイメージが演出出来ます。
レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」がおすすめです。
コゲチャは黒ほどカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれます。
詳しいシューズの選び方はこちらをご参照ください。
関連記事4-8 細部にも気を配ろう!レザーベルト
ベルトもコーディネートによっては顔を出すことがあります。特にパーティーでシャツをインしてジャケットを羽織る場合はベルトが見えますので、その際には写真のようなレザーのバックルタイプが良いです。
【レザーベルト】
ベルトは幅が太過ぎるとジーパン用でウェスタンのような印象となってしまうので、幅は3.5cm(35mm)が目安となります。太いとカジュアル用となり、細いとビジネス用に最適です。
最も合わせやすくバランスが良いのは3.5cm幅となります。色は黒かコゲチャですが、靴に合わせてください。特にスーツの際には靴とベルトの革の色を合わせるというのはセオリーとなりますので、ジャケパンでも色を合わせると統一感が出ます。
また、ジャケパンのようなややカジュアルな印象を出すなら、メッシュ状になっているレザーメッシュベルトなどもいいでしょう。
【レザーメッシュベルト】
詳しいベルトの選び方はこちら
関連記事4-9 それでも私服に自信のない方は「スーツ」
婚活パーティーであればスーツ、という認識の方が多いでしょう。
スーツについては、ジャケットのところで述べた内容に近くなります。
ジャストサイズであることはもちろんですが、ビジネスアイテムでありますので、決して奇をてらおうとせずに、無地のベーシックな紺や濃いグレーを選ぶのが良いでしょう。
5.春の婚活パーティー用の服を揃えるためのショップ3選
春の婚活パーティー用の服をコーディネートするためのおすすめショップをお伝えします。
大人な印象を出すために必要な要素が含まれたアイテムがある可能性が高いところです。
いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。
5-1 「トゥモローランド」で流行、定番共に揃います
セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、婚活パーティー用のコーディネートも作りやすいです。中でもトゥモローランドはレディスも幅広い年齢層に人気があり女性認知も広いブランドでありますから押さえておくと良いでしょう。
セレクトショップは店舗によって商品構成がことなりますので、ジャケパン用としては、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
5-2 じっくり選びたい派なら「イセタンメンズ」
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富で、婚活用の全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く当然大人っぽいアイテムが豊富であります。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
5-3 自分で選べない男性はプロに任せよう!「ライフブランディング」
お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
婚活パーティー向けのコーディネートを求めて来店する方もとても多いです。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選びます。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
春に婚活パーティーを控えている方は是非とも参考にしてください。
婚活パーティーにおいて、春らしさを含みながら、いかにしてきちんと感を出すのかという方法をお伝えしました。
これらを取り入れていただければ、服装で振り落されてしまうようなことは起こりません。
是非ともこれで1対1のデートに繋げていきましょう!