
自分なりにジャケットを選んでコーディネートしてみても、イマイチしっくり来ない。。。
でも街で男性を見ると、色んな着こなし方があってカッコいい人もいる。自分もやってみたい!
と相談に来る男性はとても多いです。
ジャケットは決まりきった形ながら、選び方とコーデによって見え方は様々となります。
そこで今回は、これまで1万人以上の服装に悩む男性にファッションコーディネートをお手伝いしてきた私たちが、その中でも特に多いジャケットのコーディネート方法、着こなし、もちろん選び方までをご紹介致します。
ジャケットは色んな場面に使われる、大人の男の装いには欠かせない定番マストアイテムと言えるでしょう。
しかし選び方、コーデが意外に難しい。
でも、大丈夫!
これを読んでいただければ、自信を持ってジャケットをコーディネートしてもらえます!
目次
1. ジャケットの着こなしは「インナー・パンツ」で決まる!
ジャケットの着こなしを決める大きなポイントは「インナー・パンツ」です。
もちろん、ジャケットをどう選ぶか?が前提として重要ですが、着こなし、コーディネートを左右するのはインナーとパンツです。
1-1 ジャケットのインナーは襟付きか襟無しを使い分ける
ジャケットをコーディネートする際に最も印象に左右するのは、インナーです。
インナーはジャケットの中に着るので、相手からの目線にも近く、見た目に大きく影響を与えるからです。
インナーは選ぶものによって大きくイメージが変わります。また、インナーはデザインの選択肢が多いため、選ぶ基準がとても難しいのです。
そこで、まずジャケットの中に着るインナーを「襟付き」「襟無し」の2つに分類して選びましょう。使っているインナーによって大分印象が変わってくるのがわかると思います。
〇襟付きインナー
【ジャケット+襟付きインナー】襟付きインナーの代表例はシャツ(=ワイシャツ)です。
ビジネスのコーディネートにも印象が近いところから、見た目にはかっちりとした印象になります。
〇襟無しインナー
【ジャケット×襟なしインナー】
ジャケットを羽織っていながらも、見た目にはラフな印象になりますので、プライベートでとても役立つコーディネートです。
襟無しインナーはセーターやカットソー、Tシャツが主なアイテムです。
【襟なし:Tシャツ】
【襟なし:セーター】襟付き、襟無しインナーの使い分けだけでも、実はかなりジャケットコーデのバエリエーションを増やすことが出来ます。インナーの具体的な選び方のポイントは後ほどご紹介致します。
1-2 合わせるパンツはチノパン、ジーンズを使い分ける
ジャケットコーデに使うパンツはチノパン、ジーンズとなります。
【チノパン】
【ジーンズ】大人っぽい雰囲気になるジャケットに合わせるのであればパンツも大人っぽく仕上がりやすいものにしておくとコーディネートがまとまります。
【ジャケット×チノパン】
チノパンは綿素材でカジュアルながらも上品な印象が保たれます。
色は明るい色であればベージュやライトグレー、濃い色であればチャコールや黒や紺などがあり、明るい色、濃い色とで1本ずつ持っていると便利です。
ジャケットが濃い色であればチノパンはベージュやライトグレーといった明るい色、ジャケットが明るい色であればチノパンは濃い色などで上半身と下半身で濃淡が出るとコーディネート全体のバランスがよく見えます。
【ジャケット×ジーンズ】また、ジーンズであればあまりダメージや洗い加工の激しく入っていないような、深めのインディゴブルーの色目が上品さをサポートする意味で合わせやすいです。
【ジャケット×ホワイトジーンズ】夏ではホワイトジーンズを麻素材のジャケットに合わせるなどのコーディネートも季節感も合いまって良いです。
パンツはこれらを場面やシチュエーションによって使い分けるのが良いです。
パンツの具体的な選び方のポイントは後ほどご紹介致します。
2. 季節別ジャケットのコーディネート例【13選】
代表的なジャケットコーディネートをご紹介しましたが、これらを用いて季節によってどのようなあコーディネートの違いがあるのかをご紹介します。
一年に渡って困らなくてかっこいいジャケットコーデを持つことが出来ますので安心ですよね。
2-1 春のジャケットコーディネートイメージ
ウールや綿のジャケットで春らしさが演出出来ます。
合わせ方ですが、襟付きシャツ、襟無しカットソーなどを使い分けますが、気温が低くて寒い日や朝晩であれば、薄手のセーターを組み合わせると見た目にも寒々しく映らないので良いです。
【①:グレージャケット×ライトグレーセーター×ピンクシャツ】少し冷える時にはジャケットの下にセーターを入れて調節することが春のジャケットコーデのポイントです。ピンクのシャツを入れることで華やかさもプラスしています
【②:カーキジャケット×ライトグレーセーター】
春らしい柔らかい雰囲気にするために綿素材のジャケットとカジュアルなジーンズを組み合わせたコーディネート!崩れすぎないようにサイズを注意することがポイントです!
【③:ウールジャケット×スラックス】会社の規定でビジネスカジュアルを推奨されているときにはパンツを少しかっちりめのウールスラックスにすることもできます。上下の色を変えることがスーツよりも柔らかくなります
2-2 夏のジャケットコーディネートイメージ
夏のインナーは、襟付きでれば半袖のポロシャツ、襟無しであればTシャツやサマーセーターなどもあります。半袖インナーとなるので、暑い夏に少しでも涼を感じながらコーデ出来ます。
ジャケット自体も、麻など夏素材を使ったり、ベージュやライトグレー、サックスブルーと呼ばれるような水色も夏らしさが演出出来る色となります。
【④:ライトグレージャケット×ブルーストライプシャツ×白パン】
夏らしい明るめの色でまとめたコーデ!若々しくなりすぎないようにシューズやベルトはブラウンで締めることがおすすめです
【⑤:グレージャケット×白シャツ×ベージュチノパン】ジャケットを暗めにしてもパンツとシャツを明るくしておけば夏らしいコーディネートにすることができます。
【⑥:シアサッカージャケット×ピンクカットソー】
夏によく使われるシアサッカー生地とピンクのTシャツでカジュアル感が出ているコーディネート。
上半身のカジュアル感が強いのでパンツは少し濃い色のベージュにして中和させています
【⑦:麻ジャケットアップ】夏の素材として麻を使ったジャケットもあります。見た目からも涼しい印象になりますし、肌へのべたつきも少ないのでとても着やすい素材のジャケットです。
2-3 秋のジャケットコーディネートイメージ
秋はまたセーターも使い易くなります。
春の時よりは色も濃いめにして季節感を醸し出します。
黒やチャコールグレー、あるいはこのような濃いめのパープルはちょっとした“オシャレ感“が演出出来て良いでしょう。
【⑧カーキジャケット×白シャツ×チャコールセーター×ベージュチノパン】
秋には秋らしい色を入れることがポイントです。ジャケットをカーキ色にして季節感を出しています
【⑨:ネイビージャケット×白シャツ×グレーセーター×カーキパンツ】
こちらは下半身をカーキのパンツに変える事で秋らしい印象にしています。セーターの色も暗くしてしまうと重くなるのでライトグレーにしてバランスを取れるといいですね!
【⑩:ライトグレージャケット×パープルセーター×ネイビーシャツ】ちょっとオシャレをするのであれば、パープルのセーターを使うこともおすすめです!ただしこちらも重くなりすぎないようにジャケットを明るくして調節しています!
2-4 冬のジャケットコーディネートイメージ
冬のジャケットコーデは外出時は上にコートを羽織ったり、マフラーを巻いたりしながら防寒をします。勿論、インナーでセーターなどを組み合わせて少し雰囲気を変えるのも良いでしょう。
【⑪:ネイビージャケット×ネイビーストライプシャツ×パープルセーター×チャコールパンツ】
冬になれば全体として暗くしても季節感を出すことができます。パープルのセーターやブラウンのシューズが大人っぽさを出せるのでクリスマスなどの時期にはおすすめです
【⑫:ジャケット×マフラー】
寒い時にはジャケットにマフラーを巻いて防寒もできます。マフラーも大人っぽくなるようなシンプルな柄と色にしておくと大人っぽくまとまります
【⑬:ステンカラーコート×ジャケット×シャツ】真冬の寒い時期には厚手のコートを羽織りましょう!ポイントはジャケットを下に着てもジャケットの裾が出ない長さになるものにしておきましょう!
3. かっこいいジャケットを選ぶ際の4つのポイント
ジャケット上手く着こなすために、ジャケット選びも重要です。ジャケットは「サイズ」「色・柄」「素材」がしっかりと選べているか確認しましょう。
3-1 細身のジャストサイズでシャープな印象に
サイズはジャストサイズかやや細身を選びましょう。ジャストサイズで全身を統一させることで、シャープな印象になります。
特にジャケットについては、「肩幅」と「ボタン位置のゆとり」と「着丈」と「袖丈」がポイントです。
・肩幅:指が一本入るか入らないかのゆとりがある
・ボタン位置:こぶしが1個分入るゆとりがある
・着丈:お尻が全て隠れてしまわない程度の長さ
・袖丈:手首を外側に曲げて、手の甲にジャケットの袖先がかからない程度の長さ
以上となります。
選ぶ際の基準としてください。
3-2 ベーシックな色と柄を選んでスマートな印象に
ジャケットはベーシックな色や柄を選ぶと、スマートな印象になります。
ジャケットの色は、「明るい色」、「濃い色」に分けて考えます。
・「濃い色」:紺、チャコール(クロっぽい)グレー、黒などが代表的な色です
・「明るい色」:ライトグレー、ベージュが代表的な色です
【濃い色のジャケット】
【明るいジャケット】
濃い色のジャケットの方が合わせもしやすく、見た目にはシャープな印象となります。
明るい色のジャケットはソフトな印象となり、カジュアル感が醸し出されます。
また、柄は「無地」、「チェック(格子柄)」、「ストライプ」の3つが代表例となります。「無地」はその服とも合わせがしやすく、コーディネートしやすいので最初の一枚目にオススメです。
【無地ジャケット】
「チェック(格子柄)」はジャケットにアクセントが出るので、うまくコーディネートすると無地よりもオシャレな印象となります。コーディネートは無地よりも難しくなるので無地に次のステップとして考えても良いでしょう。
【チェック柄】
「ストライプ」はスーツのジャケットに多い柄なので、一歩間違うとスーツのジャケットを着ているように見えてしまいます。そのため、カジュアルシーンで使うジャケットにはストライプはあまりありません。
【ストライプ柄】
もしカジュアル用で取り入れる場合は、ストライプの幅が広かったり、太目のストライプにするとカジュアル感が出ます。
3-3 生地は天然繊維がベスト!素材で季節感の演出も
ジャケットの生地は「ウール」「綿」「麻」などの天然素材と、「ナイロン」「ポリエステル」などの合成繊維があります。
機能性という意味ではナイロンなどの合成繊維も良いのですが、見た目にはチープな印象になりやすく、天然繊維が使われている生地をオススメします。
「ウール」は高級感があり、大人っぽい上品な印象になります。また1年中着ることが出来る生地もあります。一枚は持っておきたい素材であります。
【ウールジャケット】
「綿」素材はカジュアル感が出て、やわらかい印象となります。綿のジャケットは主に春、夏、秋に使うことが多いです。
【綿ジャケット】
「麻」は夏の定番です。通気性が良く、着ると涼しく感じるので夏に使われます。シワになりやすいですが、それも麻素材の特徴の一つです。
【麻ジャケット】
「ウール」の中で、冬用の「ツィード」やフェルトのような「フラノ(フランネル)」といった冬素材も季節に取り入れていけるとグッとおしゃれ感が増します。
【ツイードジャケット】
(参照:TASCLAP)
【フランネルジャケット】
(参照:TASCLAP)
4. ジャケットコーデをかっこ良く見せるための注意点
ジャケットを着る時に、着方もポイントとなります。
逆に着方がちゃんとしていないと一気に野暮ったく見えてしまいます。
しっかりと身に着けて、間違った着こなしをしないようにしましょう。
4-1 襟を入れる、肩を入れる
ジャケットの襟をしっかりと入れる、また、肩がしっかりと入っていて、浮いていないようにしましょう。ジャケットの襟が抜けていたり、肩がしっかり入っていなかったりすると間抜けに見えます。
【襟が抜けた状態】
ジャケットの襟が抜けるというのは、ジャケットの肩が後ろにずれてしまうことによって、襟とインナーの間に隙間ができてしまうことを言います。そうなると、だらしなく、くたびれた印象になる可能性が高いです。
「ジャケットは肩で着る」とも言われるように、ご自身の肩にジャケットの肩をしっかりと覆うように合わせて着ることが大切です。
ジャケットの襟が抜けないようにするには、以下の2ステップで、ジャケットを羽織ってから、前襟部分を持って、軽く下に引っ張ります。
もしそれでも直らない場合は、ジャケットのサイズが合っていない可能性があります。
【①:ジャケットを着る時にまず肩を合わせる】
【②:前襟を下に引っ張る】
【③:肩にジャケットがしっかり入っている状態】ジャケットを着る際にはこの2ステップを必ずやってくださいね!
4-2 2つボタンの場合は上だけ留める
ジャケットの前ボタンは、2つが最近の定番となります。留める場合は一番上のボタンのみ留めます。
下のボタンは留めないようにしましょう。あるいは3つボタンもありますが、3つボタンも一番下のボタンは留めません。下のボタンは飾りボタンで、スーツでも同様に留めません。
またボタンを留めている方が見た目にかちっとした印象となります。ボタンを開けて着る方がラフな印象となります。
【ボタンを留める】
【ボタンを開ける】
誰とどこで会うのかを意識してボタンを留めるかどうかは考えましょう!
スーツの場合に、立っている時にはボタンを留めて、座った時にボタンを開けて、という方もいます。
ジャケットの場合もそのようにしても良いです。
4-3 フラップポケットは「雨よけ」
ジャケットの腰付近のポケットの形状によっても見え方が変わってきます。
形は様々ありますが、主には「フラップポケット」と「パッチポケット」の2タイプを覚えておくと良いでしょう。恐らく店頭の商品の多くは「フラップポケット」です。
【フラップポケット】
ビジネススーツのジャケットは一般的にこのフラップポケットとなります。
フラップ=蓋 という字のとおりで、フタが付いたポケットです。
このフラップは、元々は雨よけのためのフタとなります。
外出時にはフラップを出しておいて、室内に入った際にはフラップをしまってという着方をする方もいます。どちらにしておかなければいけないということはありませんが、少なくとも片側が出ているような状態はNGなので注意しましょう。
もうひとつが「パッチポケット」です。
【パッチポケット】
「アウトポケット」と言われることもありますが、パッチワークのように上から貼り付けられたようなこのポケットは、カジュアル用のジャケットに多くみられる形状です。
小さい部分ではありますが、フラップポケットとパッチポケットの違いでも印象がガラッと変わりますので、コーディネートにどう反映させるかを考えると良いですね。
4-4 しつけ糸、袖口のタグは取り除く
ジャケットの後ろのベントと呼ばれる切れ目の先端部分が縫われていたり、袖先付近にメーカーや生地のタグが縫い付けられていることがありますが、これは取り除いて着用しましょう。
【ジャケットベント仕付け糸】
(参照:おとこひとり)
ベントが縫われているしつけ糸は、型崩れ防止のために縫い付けられておりますが、その糸は着用前に取り除いてください。
【ジャケット袖先付近のタグ縫い付け】(参照:おとこひとり)
また、袖先に縫われているタグは、物によってはデザインとして意図的に付いているものも稀にありますが、基本的には取り除いてください。
タグをカットする際に、生地にキズが付かないように気を付けてカットしてください。
5. ジャケットコーデを引き立てるアイテム11選
ジャケットコーディネートで使用する他のアイテムについて解説します。
5-1 インナーの襟付き襟なしでコーデの工夫を
前述もしていますが、ジャケットの中に着るインナーを「襟付き」「襟無し」の2つに分類してコーデを工夫しましょう。
5-1-1 爽やか色の襟付きシャツでかっちり感を
【シャツ、水色、ピンクのシャツ】襟付きの「シャツ」は必須と言えるでしょう。
ジャケットの中に着るものとしても最も定番的です。
シャツの色は、無地であれば白、青(水色)、淡いピンクなどが合わせやすくさわやかな印象となります。ジャケットの上品さをさり気なくグッと引き上げてくれます。
ちなみに、柄を入れると少しカジュアル感ややわらかい印象を出すことが出来ます。
柄の定番としては、グラフチェック、ストライプやウィンドウペーン、ギンガムチェックなどが挙げられます。
【グラフチェック、ストライプ、ギンガムチェック】
5-1-2 カットソーやTシャツでカジュアル感を
シャツのように襟の付いていないアイテムをインナーとして用いると、カジュアルな雰囲気が醸し出せます。
【ジャケット×Tシャツ】襟があるのかないのかだけで大きく印象が変わることがわからうかと思います。
また、温かい時期ではTシャツや半袖サマーセーターがインナーとして使い易くなります。
【サマーセーター×ジャケット】綿で細かい網目のサマーセーターは、ニットであることでただのTシャツではない、非常に上品な雰囲気が簡単に出せますし、少しでも涼を感じることが出来ますので、夏のジャケットコーディネートにはオススメです。
5-2 大人パンツの代表は細身のパンツ
合わせるパンツも細身にすることをオススメします。カジュアルであれば綿素材のチノパンやジーンズなどです。
5-2-1 カジュアル用なら綿のチノパン
【チノパン】カジュアル用であれば綿ベースのチノパンが代表格となります。色は明るい色であればベージュやライトグレーが一般的。
濃色であればチャコールやカーキ、黒といったところです。ジャケットと色の濃淡を分けると全体バランス感が良く合わせもしやすくなりますので、明るい色目だけではなく濃い色のパンツも持っておくとコーディネートに便利です。
5-2-2 ジーンズの選び方とコーディネート
ジーンズ(ジーパン)も定番的に夏のコーディネートに使われます。
【ジーンズ】
夏に上品さを醸し出すためには、ジーンズは濃いインディゴブルーで、あまり洗いによる色落ちがないプレーンな見た目の方が良いです。
反対に明るい色や、色が抜けた感じだと、カジュアルな印象となります。
5-3 コーディネートの幅も広げる薄手のニット
薄手のニット(セーター)を取り入れるとグッと上品さが増し、コーディネートの幅も広がります。
【セーター】
【シャツ×セーター】素材は春夏であれば綿、秋冬であればウールなどにすると季節感もバッチリです!
セーターは襟付きシャツの上に着ても良いですし、薄手でチクチクしないセーターもありますから、インナー1枚の上に着て、ジャケットを被せるというカジュアルなジャケットコーデも可能です。
セーターを挟み込むだけでも、ジャケットのかっちりとした印象をやわらげ、カジュアルさを醸し出してくれます。
5-4 足元はレザーシューズかスニーカー
靴については革靴が鉄板です。レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」となります。
【レザーシューズ】
コゲチャは黒ほどはカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでオススメと言えます。
【レザースニーカー】
また、レザー素材のスニーカーもあります。カジュアルであれば足元の軽やかさが演出出来て良いでしょう。
5-5 細部にもこだわる!レザーベルト
ベルトもコーディネートによっては見えることがあるので、ジャケットに合った大人っぽく見える写真のようなレザーのバックルタイプが良いです。
【レザーベルト】
ベルトは幅が太過ぎると暑苦しく感じてしまうので、幅は3.5cm(35mm)が目安となります。太いとカジュアル用となり、細いとビジネス用となります。最も合わせやすくバランスが良いのは3.5cm幅となります。色は黒かコゲチャですが、靴に合わせてください。
【メッシュベルト】また、ジャケパンのようなややカジュアルな印象を出すなら、メッシュ状になっているレザーメッシュベルトも良いです。
5-6 暑い夏も決めてくれる上品ポロシャツ
【ジャケット×ポロシャツ】(参照:ゴールデンベア)
ジャケットのインナーとして、夏の定番で「ポロシャツ」があります。
おじさんやゴルフっぽくならないためには、細身で着丈は短め、ジャケットよりは裾がはみ出さないように注意してください。
更に、台襟のついた立ち襟のタイプであると尚良いです。
【ポロシャツ:台襟】
襟が立ち上がることで、襟元がワイシャツのような演出が出来て、上品な雰囲気が出せますし、ジャケットを被せても襟の形が崩れにくくなります。ジャケットのインナーとして、少しでも涼しさを考えるのであれば最適なアイテムとなります。
5-7 冬のコーデのサポート役、ステンカラーコート
冬のアウター(上着)としてはやはり、コートとなるでしょう。ジャケットの上に羽織るコートとしては、襟付きのステンカラーコートや、ラペル(前襟)の付いたチェスターコートが定番的とされます。
【ステンカラーコート】
【チェスターコート】
襟のあるタイプだと、ジャケットの大人っぽさとマッチします。
6. 大人の男としてはNGなジャケットの着こなし
ジャケットは着こなし方によっては印象が悪くなってしまいます。
NGをいくつかご紹介します。
6-1 インナーにパーカーはNG
ジャケットのインナーにパーカーを合わせるのは、上級者のハズシの技となります。
特にジャケット初心者は避けておきましょう。
【ジャケット×パーカー】
(参照:D-collection)
パーカーはフードが付いていて、とてもカジュアルなアイテムです。ジャケットはかなりかっちりとしたアイテムですので、そのジャケットをカジュアルなパーカーで着崩すというのがこのコーディネートの狙いです。
ファッション誌(特に若者向け)などでは時々見かけますが、綿密な計算をしているので安易にマネをすると着こなしがチグハグになり、印象が悪くなります。
6-2 ダメージジーンズはNG
生地に穴が空いていたり、かなり色落ちしているなどのダメージジーンズを合わせるのも要注意です。
【ダメージジーンズ】
(参照:アメブロ)
ダメージジーンズはやんちゃなイメージを連想したり、女性はよく「清潔感がない」と思うことが多いからです。
着こなし方も注意が必要です。ダメージジーンズもかなりカジュアルな印象となるアイテムです。そのため、かっちりとした印象のジャケットとの組合せは大変難しいです。
6-3 リュックを背負うのはNG
最近は自転車に乗る男性も増えて、バッグはもっぱらリュックという方もいます。しかしジャケットを着こなすときにリュックを背負ってしますのはNGなので気をつけましょう。
【リュック】
リュックは元々アウトドアやスポーツをする時に両手が空く必要があるので作られたかなりスポーティなアイテムです。そのためかっちりとしたジャケットに合わせると、チグハグな印象となり、見た目にも野暮ったいです。
ジャケットをコーディネートする際には手に持つタイプのバッグやお荷物が多い時でもレザーのトートバッグがおすすめです。
【ジャケット×バッグ】
【トートバッグ】
手に持つタイプであれば、ジャケットの型崩れも起きませんし、ジャケットのスマートな印象ともマッチさせることができます!
7. ジャケットコーデを揃えるためのショップ例3選
ジャケパンコーディネートがお求めやすいショップをお伝えします。いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。
7-1 大手セレクトショップ(トゥモローランド)
セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、夏のジャケパンコーディネートもその時期であれば豊富です。中でもトゥモローランドは幅広い年齢性別に人気があり、女性ウケも良いブランドで爽やかさを出せますから押さえておくと良いでしょう。
セレクトショップは店舗によって商品構成がことなりますので、ジャケットコーデ用としては、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
7-2 男性専門デパート(イセタンメンズ)
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富でビジネスカジュアルの全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く当然大人っぽいアイテムが豊富であります。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
7-3 コーディネートサービス(ライフブランディング)
ジャケットのコーディネートがよくわからない。。。
お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
ジャケパン用の洋服を求めて来店する方もとても多いです。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選びます。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
8. まとめ
いかがでしたでしょうか。
ジャケットをコーデするためのポイントやコーディネート例、選び方のポイントなどをお伝えしました。自分に合ったジャケット着こなせれば爽やかでかっこいいイメージが演出できます。
また合わせるアイテムのポイントもいくつかお伝えしました。これらを取り入れていただければ、大人らしく、でもイヤミなくサラッとかっこよく着こなして頂けます。ジャケットコーデをやっている、検討している方は是非とも参考にしてください。