「ジャケットにTシャツを合わせてオシャレに着こなしてみたい」
「周りから好印象に映るジャケット×Tシャツのコーディネートの仕方を知りたい」
カッチリと大人っぽく見えるジャケットをTシャツでオシャレに着こなしてみたいものの、どのようにコーディネートしたらよいのか分からないという男性は多いです。
そんな悩める皆さんに、着こなす上での重要なポイントをお伝えするなら、それは、「色の組合せ方」「シルエット(サイズ)」選びの2点です。
そして、ほかの男性に差をつけて周りから高評価に映るためには、ジャケットとTシャツ以外のアイテム選びにもしっかりと注力する必要があることを覚えておきましょう。
この記事では男性専門のプロのパーソナルスタイリストがジャケットとTシャツ選びのポイントから着こなし方まで、コーディネート画像を交えてわかり易く丁寧に解説します。
そして、記事を読み終えた後には、皆さんのお悩みがスッキリと解決されて満足いただけるジャケットとTシャツを購入して、合わせることが出来るようになることをお約束いたします。
目次
1. ジャケットにTシャツを合わせて着こなすための2つのポイント
それでは、ジャケットとTシャツを好印象に着こなす上で押さえておくべきポイントを2つに絞ってお知らせします。
そのポイントは「色の組合せ方」と「各アイテムのシルエット」の2つになります。
1-1 ジャケットとTシャツの「色の組合せ方」
まず初めにジャケットとTシャツの「色の組合せ方」について解説していきます。
そして、色の組合せは大きく分けて4パターンあります。
・ジャケット(明るい色)× Tシャツ(明るい色)
・ジャケット(明るい色)× Tシャツ(暗い色)
・ジャケット(暗い色)× Tシャツ(明るい色)
・ジャケット(暗い色)× Tシャツ(暗い色)
【ジャケット(明るい色)× Tシャツ(明るい色)】
【ジャケット(明るい色)× Tシャツ(暗い色)】
【ジャケット(暗い色)× Tシャツ(明るい色)】
【ジャケット(暗い色)× Tシャツ(暗い色)】このように、ジャケットとTシャツの色の組合せ方次第で、見た目の印象やイメージがガラッと変わることがお分かり頂けたと思います。
そのため、着るシーンや場面によってジャケットとTシャツそれぞれの色の組合せ方を変えることで、その場にいる人に与える印象を変えることが出来ます。
また、近しいデザインのジャケットとTシャツでも、同じコーディネートをしている男性と差別化を図ることができるのを覚えておきましょう。
1-2 ジャケットとTシャツの「シルエット」
続いて、ジャケットとTシャツの「シルエット(サイズ)」選びにも気を配るようにしましょう。
参考までに、大きいサイズとジャストサイズのジャケットを羽織ったコーディネート画像をご覧頂きましょう。
【ほど良いサイズのジャケット・大きすぎるジャケットコーディネート】
右側のコーディネート画像のように、ジャケットのサイズだけ大きすぎると見た目がダボっとして野暮ったい印象になります。対して左側のコーディネート画像はジャケットを含む全体のシルエットがスッキリとして好印象に見えるのではないでしょうか。
また、中に着るTシャツのサイズが大きすぎたり、小さすぎても周りへ違和感を与えてしまいます。
【サイズの小さいTシャツ・ほど良いゆとりのTシャツ】(参照:MEN’S NON HEN)
ジャケットの中に着るTシャツのサイズが小さすぎると、体のラインが出てしまい引いてしまう人もいるので、ほど良いサイズを選ぶことが重要です。
このように、ジャケット・Tシャツともにジャストサイズのシルエットを意識して選ぶことで、プライベートシーンでは大人っぽくスマートな印象に見せることができます。
また、IT系やマスコミといった服装規定の緩い会社でも、知的でデキるビジネスマンとして見て貰えることでしょう。
近年の流行として、「ゆったりとしたシルエット」のジャケット・Tシャツを使ったコーディネートがあります。
色の組合せ方に注意し、上下のシルエットに統一感を持って着こなせると、今時の流行を押さえたオシャレな着こなしをすることが出来ます。
ただし、難易度の高い着こなしなので、初心者の方は避けておいた方が無難です。
また、明るい色の白やベージュは膨張色にあたるので、よりサイズ感に注意して選ぶ必要があります。
2. ジャケットとTシャツの選び方
次にジャケットとTシャツの選び方をそれぞれご紹介していきます。
2-1 Tシャツ選びのポイントは「色・柄」「サイズ」「素材」「ネック」
Tシャツ選びのポイントは、「色・柄」「サイズ」「素材」「ネック」の4つになります。
2-1-1 Tシャツの「色・柄」選び
ジャケットに合わせる鉄板のTシャツを選ぶのであれば、無地を選んで、スッキリと大人っぽい印象にしましょう。
【無地のTシャツ】
Tシャツはバリエーションが多く大きなロゴが入っている物もありますが、選び方一つで子供っぽくなってしまうこともあるので、ジャケットに合わせるTシャツはロゴ入りTシャツよりも無地Tシャツがおすすめです。
もし柄を取り入れてオシャレ感を演出したい場合は、ボーダー柄を選ぶようにしましょう。
【ボーダー柄のTシャツ】
ボーダーは上手に取り入れると、カジュアルで柔らかい印象になります。
無地のTシャツを手に入れた後におすすめの柄ですが、インナーが華やかになった分、ジャケットは無地を選びましょう。
色については1章で軽く説明しましたが、ベーシックカラーを選んでスマートな印象にするのがオススメです。
ベーシックカラーを「暗い色」・「明るい色」の2つに分けて考えると、
暗い色:黒、紺、こげ茶など
明るい色:ライトグレー、ベージュ、水色、白など
などが該当します。
【暗い色のTシャツを使ったジャケットコーディネート】
「暗い色」はかっちりと、より大人っぽい印象になります。黒や紺が代表です。
【明るい色のTシャツを使ったジャケットコーディネート】
「明るい色」は柔らかい印象になります。白やライトグレーなどが代表的な色です。
そして、より華やかにオシャレにジャケットとTシャツをコーディネートしたい場合は、「差し色」を使ってみるのも手です。
差し色:パープル、ラベンダー、赤などのアクセントになる色
【差しい色のTシャツを使ったジャケットコーディネート】
「差し色」はパープル、赤、ラベンダーなど、アクセントになる色のことで、上手く使うとおしゃれな印象になります。
差し色のTシャツを着る場合は、ジャケットまでアクセントカラーを選ぶと騒がしい印象になるため、ベーシックカラーのジャケットを選ぶようにしてください。
2-1-2 Tシャツの「サイズ」選び
続いてTシャツの「サイズ」選びは、細身のサイズを選んですっきりとした印象にしましょう。
そして、サイズを選ぶ際には「胸まわり」と「お腹まわり」が細身になるようにしましょう。
【Tシャツ選びで注目すべき個所】
Tシャツはジャケットと違って、伸縮性のある素材で構成されているので、Tシャツを着たときに体のラインが出ない程度のゆとりがあればスッキリとした印象になります。
普段、機能性を重視して大きめのTシャツを選ぶ傾向のある男性は、お店で試着する際に、いつも着ているサイズと1つ小さいサイズの2つのTシャツを手に取り、サイズを確認すると良いでしょう。
2-1-3 Tシャツの「素材」選び
上品かつ大人っぽい印象に見える「天然素材」がおすすめです。
中でも代表的な天然素材は綿のTシャツです。
【綿素材のTシャツ】
(参照:Lala Begin)
肌触りが良く吸水性の高い綿素材のTシャツは、しなやかで張りがありジャケットとの抜群の組合せです。
適度な厚みのあるTシャツを選ぶことで透け感がなくなるので、ジャケットに合わせるTシャツが下着っぽく見られずにチープな印象になりません。
・綿素材のTシャツはしなやかで上品な印象に
・ある程度の厚みがあり、透けにくい素材を選ぼう
合繊繊維で代表的なTシャツの素材にポリエステルがあります。
【ポリエステル素材のTシャツ】
(参照:SOWA)
通気性や速乾性に優れた素材なので、汗をかいてもさらっとした着心地を保つ優れものの素材ですが、主にスポーツのゲームシャツに使われることが多い素材であることからスポーティーな印象になります。
フォーマル寄りのカッチリした印象のジャケットに合わせる場合は、綿に対してポリエステルの混率が少ないTシャツを合わせるようにしましょう。
・ポリエステルは綿に比べて光沢感が強い
・ポリエステルを選ぶ際は、配合率の低いTシャツを選ぼう(目安:綿80%、ポリエステル20%)
Tシャツ選ぶ際のポイントは、実際に試着を重ねることが大事です。
もし試着が難しい場合でも、指で軽く生地を透かせてみて、あまりにも指の肌色が目立ちそうであればやめるという判断基準で良いでしょう。
2-1-4 Tシャツの「ネック」選び
Tシャツの「ネック(首回り)」選びは、「クルーネック」「Vネック」の2種類です。
Tシャツの首まわりのデザインが変わるだけ、印象を大きく変えられることを覚えておいてください。
【クルーネック(丸首)】
クルーネック(丸首)は曲線が多いので柔らかい印象にすることができます。
【Vネック】
Vネックは直線が多いので男らしい印象になります。
色柄やデザインは豊富にあるTシャツも、首回りはこの2種類でほぼ決まるので、ぜひ意識してみてください。
2-2 ジャケット選びのポイントは「色」「サイズ」「素材」
次にジャケット選びのポイントは、「色・柄」「サイズ」「素材」の3つになります。
2-2-1 ジャケットの「色・柄」選び
ジャケットはベーシックな色や柄を選ぶと、スマートな印象になります。
加えてベーシックな色は着回しがしやすくTシャツ選びも苦慮しないので着回しがしやすいです。
ジャケットの色選ぶ際に、「明るい色」と「暗い色」に分けて考えると簡単になります。
暗い色:黒、ネイビー、チャコールグレーなど
明るい色:ライトグレー、ベージュ、サックスブルーなど
【暗い色のジャケット】
暗い色は落ち着きを与えて大人っぽい印象になります。
仕事や冠婚葬祭で着るスーツは暗い色が多いことから、合わせもしやすくプライベートでも取り入れやすい色と言えるでしょう。
【明るい色のジャケット】
明るい色は柔らかくカジュアルな印象になります。
軽やかな印象になるので、プライベートでオシャレ感を演出したい時に、周りと差別化を図りやすい色と言えるでしょう。
柄物ジャケットを選ぶ場合、代表的な柄といえば「チェック(格子柄)」、「ストライプ柄」があります。
ウインドウペーン「チェック(格子柄)」は無地よりもオシャレな印象となります。
【チェック柄】
コーディネートの難易度は無地よりも上がるため、次のステップとして考えても良いでしょう。
続いて、「ストライプ柄(縦線)」はカッチリした印象に見えます。
【ストライプ柄】
そのためスーツに扱われることの多い柄ですが、ストライプ柄線の距離感(ピッチ)を広くしたり、太いストライプ柄線を選ぶとカジュアル感がうまれて、スーツのジャケットぽく見せなくすることも可能です。
2-2-2 ジャケットの「サイズ」選び
大人っぽくテーラードジャケットを着こなすには、スッキリした「サイズ」選びが重要です。
テーラードジャケットのサイズ選びで見るべきポイントは、「肩幅」「ボタン位置のゆとり」「着丈」「袖丈」の4つです。
【肩幅】
指が一本入る程度のゆとりがあると、肩が張らずにすっきりときることができます。
【ボタン位置】
こぶしが1個分入るゆとりがあれば、変なシワが入らずスマートに見えます。
【着丈】
お尻が全て隠れてしまわない程度の長さを選ぶと、スッキリとした印象になります。
【袖丈】
手首を外側に曲げて、手の甲にジャケットの袖先がかからないの長さを選ぶと、野暮ったくなく大人っぽい印象になります。
ちなみにシャツと合わせたときには、シャツが1cmくらい出るような長さが美しくなります。
これらを選ぶ際の基準としていただき、是非ともジャストサイズで着てください。
より詳しいジャケットのサイズについてはこちらの記事を参考にしてください。
2-2-3 ジャケットの「素材」選び
ジャケットの着こなしを大人っぽく上品に見せるには「素材」にこだわりましょう。
【羊毛(ウール)素材のテーラードジャケット】
「羊毛(ウール)」は高級感があり、大人っぽくカッチリとした印象になります。
ビジネスシーンを中心に、彼女との記念日デートなどで決めたいシーンに最適な素材です。
【綿(コットン)素材のテーラードジャケット】
「綿」はカジュアル感があり、やわらかく親しみやすい印象になります。
都心部で大人っぽく魅せたいデートシーンなどで最適です。
最近では、良心的な価格で耐久性が高く機能性に富んだ「ポリエステル混」のテーラードジャケットも多く展開されてます。
職場で普段使いするテーラードジャケットは価格・機能性の面から手に取りやすい「ポリエステル混」を選び、職場やプライベートでも周りから好印象に見て貰いたいシーンのテーラードジャケットは、「天然素材」を選ぶなど使い分けるのも有りでしょう。
3.ジャケット×TシャツのONOFFコーディネート事例
この章では季節ごとのジャケットとTシャツを使ったコーディネートをご紹介します。
Tシャツを利用したコーディネートですので、冬以外のコーディネートをご覧いただきます。
3-1 春のジャケット × Tシャツを使ったコーディネート
【綿素材(暗い色)ジャケット ×(明るい色)Tシャツ】
(参照:c-edge)
肩パットの無い綿のジャケットは、春らしく軽やかに羽織ることのできるアイテムです。
キャメルカラーのTシャツを合わせて大人っぽく着こなしつつも、足元にレザーサンダルを合わせることで適度にジャケットのカッチリ感を抑えることが出来ます。
【ウール素材(暗い色)ジャケット × (明るい色)Tシャツ】(参照:ZOZOTOWN)
ウール素材のネイビージャケットはONOFFで大活躍する定番のジャケットです。
インナーにボートネックのTシャツを合わせて、スッキリとしたスラックスを合わせれば、キレイめカジュアルからビジネスカジュアルまで幅広く抑えることが出来ます。
【綿素材(明るい色)ジャケット ×(ボーダー柄)Tシャツ】
(参照:Biz front)
春らしくベージュカラーの綿ジャケットに明るいボーダー柄のTシャツは柔らかい印象に見える春のコーディネートです。
爽やかにホワイトジーンズを合わせて軽やかに着こなしましょう。
【ウール素材(暗い色)ジャケット × (ボーダー柄)Tシャツ】
Tシャツとジャケットそれぞれ同系色を選んだとしても、インナーにデザインが入るだけ印象を変えることが出来ます。
この場合、ロゴや派手なデザインが入ったTシャツを選ぶよりも、ボーダー柄などのシンプルなデザインを選ぶ方がスッキリと大人っぽく着こなすことが出来ます。
3-2 夏のジャケット × Tシャツを使ったコーディネート
【綿素材(明るい色)ジャケット × 綿素材(明るい色)Tシャツ】
(参照:g-stage)
夏は清涼感あふれるシアサッカージャケットと白いTシャツで爽やかに着こなしましょう。
凹凸感のあるシアサッカーは汗ばむ季節でも肌離れしやすい素材です。
暑い夏こそ、機能性に富んだポリエステル混の綿ジャケットを選ぶの有りです。
【麻素材(暗い色)ジャケット × (明るい色)Tシャツ】
(参照:Merker’s Shirts鎌倉)
サラッとした肌触りの麻(リネン)素材のジャケットは湿気の多い日本の夏に適したアイテムです。
薄手の1枚仕立てのジャケットであれば、コーディネート画像のように袖を捲って軽やかに着こなすのも有りです。
【綿ポリエステル素材(明るい色)ジャケット ×(暗い色)Tシャツ】
(参照:OIOI)
縦に畝(うね)がでるコードレーンジャケットは、夏でもスッキリと涼しげに羽織ることが出来るジャケットです。
インナーに暗い無地のTシャツを合わせることで、緩い服装規定の会社でも知的に大人っぽく着こなすことが出来るでしょう。
【綿ポリエステル素材(明るい色)ジャケット × (明るい色)Tシャツ】
(参照:Men’s JORKER PREMIUM)
伸縮性のあるニットジャケットとTシャツの組合せは活動的な初夏のジャケパンコーディネートに最適です。
細身のジョグデニムと合わせてI型シルエットをしっかりとキープして大人っぽい印象を保ちつつも、色落ちジーンズでカジュアル感を演出させた着こなしです。
3-3 秋のジャケット × Tシャツを使ったコーディネート
【綿素材(暗い色)ジャケット × (明るい色)Tシャツ】秋らしいカーキ色の綿ジャケットにライトグレーのTシャツを合わせた大人のジャケットコーディネートです。
細身の暗い色のジーンズはカジュアルな印象になります。
【綿ストレッチ素材(暗い色)ジャケット × (ボーダー柄)Tシャツ】
(参照:THESUITCOMPANY Onlineshop)
ダークトーンのジャケットに茶系のボーダー柄Tシャツを使った秋らしいコーディネートです。
ウエストに紐が付いたリラックス仕様のスラックスも、センタープリーツが入ることでキチンとした感じが醸し出します。
【ウール素材(暗い色)ジャケット ×(暗い色)Tシャツ】(参照:Tomorrowland)
ウール素材のジャケットは綿素材と比べて大人っぽく上品な印象になります。
暗い色のジャケットに暗い色のTシャツを合わせる場合は、色のトーンを変えて違いを出しましょう。
【ウール素材(明るい色)ジャケット ×(明るい色)Tシャツ】(参照:BAYCREW’S STORE)
上質なウール素材の起毛した柔らかいフランネル生地のジャケットに、同素材のスラックスを合わせた大人のセットアップコーディネートです。
グレーとベージュがミックスされた明るい色は大人の上品さを感じさせる色でTシャツとスニーカーを白で統一することで清潔感を演出できます。
【ウール素材(暗い色)ジャケット × (明るい色)Tシャツ」
(参照:liter)
程よい厚みのウールツィード素材のジャケットに合わせる長袖Tシャツも、チグハグな印象にならないように厚みのあるTシャツを選びましょう。
スラックスもウール素材を選ぶことでキチンとした印象になるので、ビジネスカジュアルのコーディネートとしてもおすすめです。
4. ジャケット×Tシャツコーディネートに合う必須アイテム4選
4-1 「チノパン」細身サイズでI型シルエットを目指そう
ジャケットとTシャツに合わせる「チノパン」は、細身サイズで全身がI型シルエットになるように意識して選びましょう。
シルエットは細身を選ぶことで全身の組み合わせに統一感がうまれます。
ちなみに、パンツは明るい色と暗い色を一本ずつ持っておくとバリエーションが一気に増えます。
【チノパン:明るい色】
チノパンの代表的な明るい色はベージュやライトグレーなどです。
【チノパン:暗い色】
チノパンの代表的な濃色はチャコールやカーキ、黒などです。
【明るいチノパン・暗いチノパン】
仮にテーラードジャケットを1着しか持っていなくても、暗い色・明るい色のチノパンをそれぞれ1本持っておくと印象を変えることができるので安心です。
チノパンの選び方について、より詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
関連記事4-2 「ジーンズ」も細身シルエットを選んで大人っぽく
ジャケットとTシャツに合わせる「ジーンズ」は、細身シルエットで暗い色を選ぶと大人っぽく着こなせます。
【暗い色のジーンズコーディネート】下半身に暗い色のジーンズを合わせることで、ジャケットとTシャツを明るい色でまとめても、ほど良く締まった印象になります。
【明るい色のジーンズコーディネート】ネイビージャケットで落ち着かせつつも、インナーにラベンダーのようなアクセントカラーを入れることで、おしゃれ感が増します。
選ぶ際のポイントについてまとめると下記のとおりです。
・細身に見えるジャストサイズ
・ベーシックな色と柄を選ぶ
・生地は天然繊維を使う
より詳しいジーンズの選び方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事4-3 「レザーシューズ」はジャケットスタイルに合う鉄板アイテム
「レザーシューズ」は大人っぽく魅せたいジャケット×Tシャツコーディネートに合う鉄板アイテムです。
【レザーシューズ】大人っぽく魅せたいシーンでは、革靴が鉄板です。
素材はレザー(革)を選び、よりカッチリと見せたいのであればブラックカラーを、柔らかい印象を狙うならダークブラウンカラーがお勧めです。
コゲチャは黒ほどカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでオススメと言えます。
カジュアルシーンでは「スニーカー」を選びましょう。
大人っぽい印象にしたい場合は、素材はレザーがお勧めです。レザーシューズに比べて、レザースニーカーは柔らかくアクティブな印象になるため、都心部で動きをともなう場面では積極的に選んでみて下さい。
より詳しいレザーシューズの選び方を知りたい方はこちらを参照ください。
関連記事4-4 「レザーベルト」で統一感を演出させよう
ジャケットとTシャツに合わせる「ベルト」は、大人っぽい印象に見えるレザー素材で統一感を選出させましょう。
【レザーベルト】
ジャケットに合わせるベルトは、スッキリ見えるピン留めタイプを選びましょう。
バックルタイプはデザインが誇張されて個性が強いのと、アジャスタータイプは柔らかすぎる印象になりジャケットスタイルに似合いません。
大人っぽさの中にもオシャレ感を演出させたい、周りと差別化を図りたい場合には、レザー素材のメッシュベルトがおすすめです。
【メッシュレザーベルト】
通常のベーシックなピン留めタイプのベルトに比べて、凹凸感の表情をしたメッシュベルトは、カジュアルかつオシャレな印象になります。
スーツ用のベルトはベルト巾が3.0㎝以内という規定がありますが、ジャケット×Tシャツを使ったキレイめカジュアルコーディネートであれば、少しベルト巾を広くした3.5㎝タイプを選ぶことで、ベルトの存在感が増してカジュアルな印象が増します。
より詳しいベルトの選び方を知りたい方はこちらの記事をご参考ください。
関連記事5. ジャケット×Tシャツコーディネートの注意点
5-1 ジャケットの裾からTシャツが出ないように注意
ジャケットの裾からTシャツが出ないように注意しましょう。
カッチリしたフォーマル寄りのアイテムであるジャケットに対して、代表的なカジュアルアイテムのTシャツの組合せは、清潔感のある服装を心掛ける必要があります。
(参照:服のメンズマガジン)
Tシャツの裾がジャケットの裾からはみ出るだけでだらしない印象になり、清潔感を感じられません。
若い学生がファッションの一環としてやるならまだしも、社会人になり大人っぽい服装を取り入れて行く上では避けるべきコーディネートと言えるでしょう、
5-2 派手な色柄・大きいロゴTシャツは悪印象
【派手なデザインのTシャツ】
【インパクト大の派手なボーダー柄Tシャツ】(参照:楽天市場)
派手な色柄や大きいロゴの入ったTシャツはインパクトが強すぎるため、カッチリ見えるジャケットとの相性は良くありません。
せっかくジャケットで大人っぽく魅せようとしても、キャラクターデザインのTシャツを合わせると、イメージが損なわれてしまう恐れがあるので十分に注意しましょう。
5-3 ビジネスシーンで利用する際は周りとの調和を大切に
ビジネスシーンでジャケット×Tシャツを使ったコーディネートをする場合は、周りに違和感を与えないことが重要なポイントになります。
あくまで周りとの調和を大切にして頂き、服装の側面から悪目立ちしないようにしましょう。周りとの調和を大切にして頂き、服装の側面から悪目立ちしないようにしましょう。
大切なのは「TPO」であり、個性は仕事のスキルで十分に発揮して頂くに限ります。
6. ジャケットとTシャツを買うべきおすすめショップ5選
いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。
6-1 オシャレにコーディネートしたい方はセレクトショップ(トゥモローランド)
セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、ジャケットやTシャツの種類も豊富です。中でもトゥモローランドは都心部を中心に幅広い年齢性別に人気があり、女性用もあり認知も広いので押さえておくと良いでしょう。
セレクトショップは店舗によって商品構成が異なりますので、ジャケットやTシャツを探される場合は、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
6-2 拘りたい方には男性専門デパート(イセタンメンズ)
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。
そのため品揃えが豊富で、ビジネスからカジュアルまで全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く、大人っぽいアイテムが豊富にあります。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
6-3 お任せしたい方にはコーディネートサービス(ライフブランディング)
記事を読んでみたものの、やっぱり自分ではテーラードジャケットを選ぶことができない…
お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性はコーディネートサービスを利用してみてください。
中でも「ライフブランディング」は、男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
ジャケットやTシャツの組み合わせ方を知りたくて来店する方もとても多いです。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロのパーソナルスタイリストが選びます。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
7.ジャケットとTシャツを買うべきおすすめの通販ショップ【BEST3】
服装選びはサイズが重要なため、デートなど重要なシーンで着る場合は、お店で試着をして選ぶことをおすすめします。とはいうものの、「お店に行く時間がない!」「そもそもお店が近くには無い!」という方もいるでしょう。その場合はネットで購入するのも一つの手でしょう。
7章では、そんな方のために、おすすめの通販ショップ【BEST3】をご紹介します。
【BEST1】「マネキン買い」で失敗知らず!メンズファッションプラス
やりすぎない、失敗しない無難な男服をコンセプトに、ファッション初心者でも気軽に買える「マネキン買い」が可能。コーディネート写真でいいなと思ったアイテムが一式で購入できてしまうのでラク!
【BEST2】「大人っぽいきれいめアイテム」ならスプートニクス
こちらも大人っぽくキレイめなアイテムが揃います。アイテムの種類が豊富で、選びやすいのも特徴。
【BEST3】厳選アイテムで初心者も買い物しやすいDcollection
シンプルでベーシックなアイテムが厳選された通販ショップです。ファッション初心者向けにファッションが学べるメディアやコーディネート例も豊富にあるので、ファッションがあまり得意でない方にもやさしい通販サイトです。
8.まとめ
如何でしたでしょうか。
今回の記事は、ジャケットとTシャツを使ったコーディネートについて紹介させて頂きました。
ジャケットとTシャツを着こなす上で重要なポイントは、「色の組合せ方」「シルエット(サイズ)」選びの2点です。
そして、周りから好印象に見て貰う上で、ジャケットとTシャツ以外のアイテム選びにもしっかりと注力する必要があります。
これらをしっかりと踏まえて頂き、皆さんも素敵なジャケットコーディネートを手に入れて外出を楽しんでもらえたら幸いです。