
「明日は天気が悪そうだけど服装はどうしたらいいだろうか・・・」
「久々に週末は晴れるらしいがどのような格好がいいのだろうか・・」
「くもりマークだったのに雨が降ってきて濡れてしまった・・・」
洋服を決めるときに、天気予報の「晴れマーク」や「雨マーク」をみて参考に服装を選んでみたけれども、「思ったよりも寒かった、思ったよりも暑かった、雨で濡れてしまった」などの経験をしたことのある方は非常に多いです。
それもそのはずで、多くの人は天気予報をじっくりと気温や降水確率まで見ずにマークで判断することが多いからです。
しかし、実は天気ごとの服装は「天気の特徴」と「最高気温・最低気温」を意識することで快適に過ごすことができます!
なぜならば、天気と気温には密接な関係があるからです。
例えば
「晴れ」の日は一日の寒暖差が大きいので、昼は暖かいけど夜の事を考えて羽織り物を持って行こう。
「曇り」の日は気温が少ししか上がらないので、晴れの日よりは暖かい格好をしよう
「雨」の日は一日の気温があまり変わらないから、昼間に出かけるとしても暖かい格好をして、濡れてもいいようなスニーカーにしておこう。
など、天気の特徴にあわせて服装を変えることができます!
今回は、「天気の特徴」と「気温」をかけあわせたコーディネートの紹介をしていきます!
是非、この考えをマスターしてどの天気でも快適に過ごすことができるようになりましょう!
“気象庁のデータを元にして記事を作成しています”
気象庁のホームページには過去30年の東京の月別の最高気温や最低気温などの平均データが掲載されており、以下でご説明する内容はそのデータをもとにしています。
(出典:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2018&month=6&day=17&view=p1)
また、他のページには、その他の都市の気温や、過去100年以上気温のデータなどもありますので、参考にしてみて下さい。
そして、日毎の気温のデータについては、以下のサイトで1960年代以降の毎日の天気とともに、最高気温と最低気温が簡単に確認できます。明日以降の服装を考える際などには参考になると思います。
(参考:https://weather.goo.ne.jp/past/)
1.天気によって服装を変えるポイント!
天気を見て服装を選ぶ際には、「天気の特徴」と「最高気温・最低気温」を重視して選びましょう!なぜならば、天気と気温は密接な関係があるからです。こまかい特徴については以下で説明をしていきます!
1−1 「晴れの日」は一日の寒暖差に注意する
晴れの日の特徴は朝・夕は冷え込み、日中は気温があがるので「一日の寒暖差が大きい」です。
したがって、日中は暖かくても朝夕が寒いということもあるので「最高気温と最低気温」に注意をして洋服を選びましょう!
【晴れ:2018/6/25】
晴れの日は図のように最高気温と最低気温が10度以上変わる日が多いです。
季節の変わり目にあたる3~6月や、9月~11月では日中は暖かいですが、朝・夕では羽織り物を使っていくなど着る物を変えたほうが快適に過ごしやすいでしょう。
また、日中の暑くなるタイミングを考えて、「体温調節のしやすい脱ぎやすく、仕舞いやすい羽織物を用意する」「日中にかいた汗が冷えないようにタオルや制汗シートを持っておく」と快適に過ごすことができます。
1−2 「曇りの日」は晴れの日ほど気温があがらない
曇りの日は日中の気温は少しあがりますが、晴れの日ほどあがらないので「最高気温」には注意をしましょう!
【曇り:2018/6/17】曇りの日は出かけるタイミングに少し寒くて、日中暖かくなるかな?と思ってもあまり上がらないことが特徴です。したがって、「最高気温」がどこまであがるのかをしっかりと確認をしておくと快適に過ごすことができます。
また、天気予報を見るときに、降水確率のあるなしは意識して見ておきましょう!
人にもよるそうですが、気象予報士さんたちは降水確率が30%~40%から傘を持つことが多いそうです。
このくらいの降水確率であったら、雨が降ると思って「傘を持って行く」とともに、「体を拭く用のタオル」や、「濡れても大丈夫な靴に変えておく」と安心してお出かけができます
降水確率30%くらいから傘を持って出かけると安心です
1−3 「雨の日」は気温があがらず。濡れてもいい服装へ
雨の日は一日中気温の変動があまりなく、晴れや曇りの日と比べて最高気温が低くなる傾向にあります。
【雨:2018/6/20】雨の日は1日中気温があがらないため、前日は暖かかったなと思っていても雨の日は肌寒く感じることもあります。時期によっては、かなり冷え込むことがありますので最高気温と最低気温をしっかりと確認をして羽織り物の有り・無し、厚い・薄いを判断することが必要です。
また、雨が降っている日には「靴を革靴から濡れても大丈夫なタイプに変える」、「滑りにくい靴にする」「濡れてしまったアイテムがあったら帰ってすぐにケアをする」ことがポイントです。
最高・最低を意識して羽織りものを考えましょう!
このように、天気によって気温の変化については特徴がありますので、気温と一緒に変化の仕方を知っておくとより快適に過ごしやすくなります!
2章からは「晴れ」「曇り」「雨」と「最高・最低気温」を意識したおすすめのコーディネートを紹介していきます!
2.天気×気温別コーディネート
1章では各天気の特徴について紹介をしてきました!2章では天気の特徴を意識しながら、天気と最高気温を合わせたコーディネートを紹介していきます!
2-1 「晴れの日」のコーディネート
晴れの日のコーディネートのポイントは「一日の寒暖差を意識する」です!
一日おでかけをするときに日中の気温だけ気にして帰り道で寒いとなってしまわないように気をつけましょう!
2-1-1 最高気温20度~30度
【①:ポロシャツ×ベージュチノパン】最高気温が30度近い時にはほぼ真夏になっているので、晴れの日で一日の寒暖差が大きくてもポロシャツのような涼しげな格好で大丈夫です!
【②:七分袖×ベージュチノパン】最高気温が20度前半の場合だと、最低気温が10度前半まで下がる事もあるので、朝夕の少し肌寒く感じる時には7分袖がおすすめです!
2-1-2 最高気温10度~20度
【③:カーディガン×水色Tシャツ×ベージュチノパン】晴れの日は寒暖差が大きいので、最高気温が10度~20度の時には最低気温が一桁や10度前半になりやすいです。したがって簡単に体温調節のできる薄手のカーディガンがおすすめです!暑いなと感じたらバッグに仕舞えるような暑さが使い勝手がいいですよ!
【④:ジャケット×白シャツ×ベージュチノパン】最高気温10~20度ではかっちりめの羽織り物としてジャケットも活躍する気温です。女性とのデートシーンやちょっといいご飯を食べに行くときなどにはジャケットがおすすめです!
2-1-3 最高気温10度以下
【⑤:ニットブルゾンコート×セーター×チャコールチノパン】最高気温が10度以下だと真冬の気温になります。最低気温も氷点下近くになることもあるのでしっかりとした防寒対策が必要なのでコートの出番です。コートは大き目のサイズを買ってモコモコしやすいですが、すっきりとさせることが大人っぽい着こなしになります。
【⑥:ダウンコート×ジーンズ】さらに寒いと感じる日にはダウンコートがおすすめです!ウールコートよりもさらに保温性が高いので真冬の朝夕の時間帯でもしっかりと防寒をしてくれます。
2-2 「曇りの日」のコーディネート
曇りの日のポイントは「気温が上がりきらないこと」と「降水確率を意識する」ことです
2-2-1 最高気温20度~30度
【⑦:グレーポロシャツ×チャコールチノパン】最高気温が20度~30度で曇りの日にはあまり気温が上がらないので、出かけるタイミングによって服装を変えていきましょう!お昼くらいで少し暑いと感じるのであればポロシャツのような真夏スタイルででかけても大丈夫です!
【⑧:半袖シャツ×白Tシャツ×ジーンズ】曇りでは半袖シャツも使いやすいアイテムです!朝早くから出かけるときには、日中どのくらいまで暑くなるのかわかりにくいので、シャツの前を開けたり締めたりで体温の調節できる点が使い勝手がいいです
2-2-2 最高気温10度~20度
【⑨:ブルゾン×ベージュチノパン】曇りの日には気温が上がりきらないので、一日中着られるような厚手のブルゾンタイプがおすすめです!綿タイプのものであれば、柔らかい印象になりますので、気軽に出かけるときには使いやすいです!
【⑩:Gジャン×サマーセーター×ベージュチノパン】
Gジャンも気温10度~20度で暖かさを保つことができるアイテムです!Gジャンは男らしい印象になるので、柔らかい印象のカジュアルめのアイテムと使い分けるといいですね!
2-2-3 最高気温10度以下
【⑪:チェスターコート×チャコールセーター×ベージュパンツ】最高気温が10度以下になってきた場合にはしっかりとした防寒が必要です。コートだけでなくシャツの上にセーターを着ることで防寒もできます。もし、暑くなった場合には脱げるように薄手のタイプのセーターがおすすめです。
【⑫:撥水コート】
降水確率が30%を超えるような雨が降りそう場合であれば、用心して撥水タイプのコートがおすすめです。雨に濡れてしまうと一気に体が冷えてしまうので、濡れても雨が染み込まない対策をしておくと安心ですよ!
2-3 「雨の日」のコーディネート
雨の日のポイントは「濡れても大丈夫なアイテムを使う」ことです!撥水性のあるものや、濡れてしまっても傷まないスニーカーを使うといいでしょう!
また、暑い日にはむしむしと肌にくっつかない素材感のものも使うと快適に過ごしやすいですよ!
2-3-1 気温20度~30度
【⑬:白Tシャツ×ジーンズ】雨の日には濡れることを考えて、すぐに洗えるTシャツがおすすめです!物によっては吸汗速乾タイプのものがあり濡れても目立たなかったり、すぐ乾くものもあるので雨の日には機能性のいいものを使いましょう!
【⑭:サマーセーター×ジーンズ】暑くて雨の降る日には、湿度が上がり肌にくっついて不快感を感じることもあるので、ざっくりとした生地感のサマーセーターもおすすめです。Tシャツよりも上品な感じになるので人と会う時にはTシャツからこちらに切り替えるのもいいですね!
2-3-2 気温10度~20度
【⑮:MA-1】
曇りの日にはナイロンタイプのMA-1もおすすめです!水をはじいてくれるので突然の雨でも対応できます。
【⑯:ジャケット×セーター】雨で冷える日には中に着る物をセーターにして防寒対策もできます!シャツよりもオシャレな印象になってきますね!
2-3-3 気温10度以下
【⑰:撥水性のコート】
雨の日には濡れても大丈夫な撥水性のコートがおすすめです。寒い日に濡れて体が冷えてしまうと、風邪をしまうので体調の面も考えて雨が強そうな日には準備をしておきましょう!
【⑱:コート×マフラー】雨が降っていても、女性とデートなどのオシャレにしたいときにはマフラーがおすすめです。防寒対策もしっかりとできますし、リバーシブルタイプならば結び方によってオシャレな印象にすることができます。
3.雨の日の洋服の選び方
3-1 濡れてもいい素材の靴
ゴム素材のものや合皮タイプの靴を使いましょう!傘をさしていても足元は絶対濡れてしまいます。
本革素材のものが雨に濡れてしまうと革が傷んでしまい靴の寿命を縮めてしまうことになるので注意してください。
3-2 滑らない靴底
雨に濡れたタイルはとてもよく滑るので、滑りにくいゴム底タイプのものを選びましょう!
革底タイプは滑りやすいですし、底から水分が浸透してきて靴の傷みの原因にもなります。
3-3 雨がはねても目立たないパンツ
濡れても目立たない「黒・ネイビー・カーキ」などの暗めの色のパンツを履きましょう!特に人と会う時には水の汚れが目立ってしまうと清潔感なく感じられてしまいます。また、泥が跳ねてしまってズボンに付いたとしても暗めの色ならば目立たないというメリットがあります。
3-4 衣類に防水スプレーをかける
(参照:ウェザーニュース)
衣類に防水スプレーをかけておきましょう!防水スプレーというと靴にかけるものというイメージが強いですが、防水スプレーは素材の繊維をコーティングしてくれるものなので、実は衣類に使うこともできます。
雨の日には濡れやすい、パンツの足元やバッグにかけておくと水をはじくので助かりますよ!
3-5 カイロを持って行く
雨の日は気温があがらないので、家を出るタイミングで寒いようであればカイロは持って行った方が安心です。雨が降って濡れてしまうよ想像以上に体が冷えてしまうので緊急用としてカバンも仕込ませておくと安心です。
3-6 制汗シート、制汗スプレー
暑い時期に雨が降ってしまうと湿気で体がべたべたになります。行動している間の不快感がとても強くなるので、ささっと拭き取れる制汗シートや制汗スプレーを持っておくと快適に過ごしやすくなります。
3-7 体を拭くためのタオル
雨に濡れてしまった場合は、雨が降らない場所に着いたタイミングで、濡れてしまったアイテムを一通り拭いておきましょう。雨が染み込んでしまった分だけアイテムが乾きにくく、傷みやすくなります。なるべく早めの対応がおすすめです!
4.雨に濡れてしまったアイテムのメンテナンス方法
4-1 濡れた革靴
革靴が濡れてしまった場合にはしっかりと水分を取るようにしておきましょう!なぜならば、革靴は水に弱く濡れたままにしてしまうと傷んでしまうからです。また、カビが広まる原因にもなるので、男性が気になる匂いの原因にもなってしまいます。
濡れてしまった場合には、表面を傷つけないように拭うような感じでタオルで水分を拭き取りましょう。表面だけでなく、中まで水分が染み込んでいる可能性もあるので新聞紙をまるめたものを内側につめておくとより綺麗に乾かすことができます。
その状態で一晩中風通しのいいところにおいておけばもう大丈夫です。
1つ注意点として、一晩以上入れ過ぎてしまうと新聞紙が中にくっついてしまうこともあるので夜に仕込んだら朝にはとるようにしてください!
①表面をぬぐいように水分を拭き取り
②中に新聞紙を詰めて内側から水分を取れるようにする
③風通しのいい場所に一晩おいておく
④朝になったら新聞紙をとる(入れっぱなしにすると中に新聞紙がくっついてしまう)
4-2 濡れたジャケット
傘を持っていても急に雨が降ってきてどうしてもジャケットやスーツなど洗濯機で洗えないものが濡れてしまうことはありますよね。
そうしたときに、表面をちょっと拭いて押し入れに入れてしまうのはNGです!
なぜならば、ちょっと拭いただけではしっかりと中まで乾燥させることができておらず、密閉された場所にいれてしまうとカビの原因になるからです。
濡れてしまった場合には、厚手のハンガーにかけてタオルで表面の水分をしっかりと取りましょう。こするようにしてしまうと生地を傷めてしまうので「ポンポン」と叩くようにすることがポイントです。
拭き取ったあとにもすぐに押し入れに閉まってしまわずに、風通しのいい場所に置いて染み込んだ水分を乾燥させるようにしましょう。
ただし、乾燥させたいといっても直射日光のあたる部分だと紫外線に生地が焼かれてしまうので日陰においてください
①厚手のハンガーにかける
②表面の水分をタオルでふき取る
③日陰で風通しの良い場所に置く
5.天気に合わせた服を買うおすすめの3店!
5-1 「トゥモローランド」は天気を問わずオシャレなものを着たい男性におすすめ!
新宿、渋谷、丸の内、大阪、名古屋など大都市に多くあるセレクトショップです。トレンドを押さえた商品構成となっているので、オシャレにしながらも天気に合わせた服を購入することができます。
5-2 「伊勢丹メンズ館」なら、天気×気温を意識したアイテムが全て選べます!
地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っているデパートで、新宿にあります。品揃えの豊富さは日本最大級なので様々なシチュエーションの服装をトータルコーディネートすることが出来ます。
各フロアにジャケット、シャツ、チノパンやその他のアイテムなどが揃っているので、初心者がこれぞという1着を選ぶのは、かなり手間はかかります。
ベーシックなアイテムは6階に比較的多くありますので、分からない場合は6階から見ることをおすすめします。
5-3 「ライフブランディング」は自分で選べない男性におすすめ!
お店に行ったけれど、自分では服が選べない…など、ショップでの買い物が得意ではない男性はぜひ弊社にお越し下さい。
弊社は男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しています。現在までに1万人以上のお客さまにご利用頂いています。
上記等のショップとは異なり、まずはカウンセリングから始まり、サイズを計測してから、最適な服をプロのスタイリストが選びます。
天気や気温を意識したさまざまなアイテムを購入することが可能です。きっと今までに見たことがない、大人っぽくスマートな印象になるはずです。
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6.まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は天気による気温変化の特徴を意識しながら、気温と交えてコーディネートを紹介していきました!
天気には特徴があり、「晴れは寒暖差が大きく」「曇りはあまり気温があがらない」「雨の日はほとんど気温がかわらない」ということを意識しながら洋服を選ぶことができれば失敗することはなくなります。また、雨の日には濡れてもいい様なアイテムを使っておくと、安心ができるので是非活用してみてください!