
そろそろ大人っぽい服装をするために私服用のジャケットを買ってみようかな・・・。
大人のパスポートと言われるジャケットを自分のイメージを変えるために購入してみたものの
思っていたものとなんか違うなと感じる方は多いのではないでしょうか?
もしかして、いつもシャツをパンツから出していませんか?
実はシャツをインするだけで「大人っぽい」印象を人に与えることができます!
・・・えっ?シャツを入れたらおじさんっぽくならない?仕事っぽくて硬くなりすぎないかな?
そんな不安を感じている方が多くいらっしゃると思いますが・・・
そんなことはありません!
シャツをインする時のポイントは「サイズ」!
これだけ押さえておけば大人っぽい印象を与えることができます。
今回は私服でジャケットを着る場合のシャツをインした時の着方をお伝えいたします。
スマートに着こなして大人っぽいジャケットスタイルを身につけましょう!
目次
1.ジャケットスタイルのシャツはインして大人っぽく!
ジャケットスタイルのシャツはインしておけば間違いありません!
なぜならば、シャツを入れることによって体のラインが締まってスマートに見えるからです。
シャツを出した場合はウエスト周りに余裕ができやすく、サイズが合っていないと子供っぽい印象を与えかねません。
シャツをインしただけで印象が大人っぽく変わるので是非シャツをインする着方をマスターして実践してみてください。
2.シャツをインしたときのコーデ例5選
実際にいろいろな組み合わせをしてもシャツをインした着こなしが出来るところをご紹介していきます。
<1.ジャケパン 明×暗>
<2.ジャケパン 暗×暗>
<3.ジャケパン 明×明>
もちろんジャケットを脱いだとしても大人っぽく着こなせます。
<4.ジャケット脱いだスタイル>
よりカジュアルにするためにパンツをジーンズに変えても問題ありません。
<5.ジーンズスタイル>
3.シャツをインする時のポイントはサイズ感
大人っぽく見せるためには子供のような野暮ったさを無くして、全身をすっきりとして見せる必要があります。
なので、自分の体に合ったジャストサイズの物を選ぶことが重要になってきます。
悪い例として全てのサイズが合っていないと・・・
いかがでしょうか?全体として野暮ったく感じて大人っぽさとは、ほど遠く感じるのではないでしょうか。
同じアイテムを使ったとしてもサイズ選びを間違えてしまうと女性や、友達のイメージを上げることはできません。
ここでは、各アイテムのジャストサイズの選び方についてわかりやすく解説していきます。
3-1 大人っぽく見せるシャツのサイズは「バスト」と「ウエスト」が鍵
ジャケットから全体が見えないとはいえシャツのサイズ感は重要になってきます。
せっかくシャツをインしたのに、バストとウエスト周りが余っていたらスマートは印象を与えることはできませんよね。
シャツを選ぶ際にはまずしっかりとバストとウエストの位置を理解しましょう。
①胸回り(バスト) :バストトップのやや上(両脇のすぐ下)、胸の一番幅の広い位置の周囲
②胴回り(ウェスト):おへそを通る腹部回り
場所を理解したら次はベストな長さです。
①胸回り(バスト) :実寸+15~20cm
②胴回り(ウエスト):実寸+10~15cm
例えば、バスト実寸95cmだった場合はシャツのバストは110cm~115cmとなり
ウエスト実寸が85cmだった場合はシャツのウエストは95cm~100cmとなります。
実はしっかりと定量的に数字で表すことができます。一度自分のサイズを憶えてしまえばずっと体に合ったサイズのものを着ることが出来るのでどこかに自分のサイズがわかるようにメモを残しておくと良いでしょう。
詳しいシャツのサイズ選びについては、多くの画像を使っているこちらの記事をご覧ください。
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3-2 表面積の大きいジャケットは「肩幅」「ボタン位置」「着丈」「袖丈」の長さに注意しましょう
ジャケットは表面積が大きいのでサイズの誤魔化しが効かない部分です。
なので、ジャケットのサイズ選びにも細かく気を使いましょう。
見るポイントは「肩幅」「ボタン位置」「着丈」「袖丈」の4ポイントです。
3-2-1 肩幅は指が一本入るか入らないかくらいのゆとり量がベスト
写真の指の位置がサイズを測る場所になっていて、ここに指が一本入るか入らないかくらいのゆとりがちょうどいいサイズです。
3-2-2 ボタン位置のゆとりはこぶし一つ分
ジャケットの上のボタンを留めた状態で、こぶしが一つ入るゆとり量にしましょう。
3-2-3 着丈の長さはおしりが隠れるか隠れないか
着丈の長さはおしりが隠れるか隠れないかくらいがベストになります。
3-2-4 袖丈は親指の先からジャケットの袖先まで10cm~12cm
袖丈は親指の先からジャケットの袖先までが10cmから12cm位がジャストサイズとなります。
簡単な確認方法としては、手首を外に開いたときにジャケットの袖先が手の甲にかからないくらいの長さになります。
詳しいジャケットのサイズ選びについては、画像の多いこちらをご覧ください。
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3-3 パンツのサイズは「もも」「ウエスト」「股下の長さ」
パンツは下半身の大部分を占める場所になるので全体のバランスを取るためにもしっかりとサイズ感を上半身に合わせていきましょう。
ポイントは「ももまわり」「ウエスト」「股下の長さ」の3つです。
3-3-1 ももまわりは親指と人差し指で軽くつまめるゆとり
ももまわりのサイズ感は親指と人差し指でつまめるくらいのゆとり量になります。
ポリウレタンという伸びる素材の入っているものであれば、ゆとり量はほぼなくても動くことが出来ます。
しかし、ポリウレタンの入っていないパンツですとゆとり量がないと破れてしまう可能性があるのでしっかりとゆとり量を持ちましょう。
3ー3-2 ウエストは指が一本入ればOK
ウエストはボタンを留めた状態で指が一本入れば大丈夫です。
指が三本くらいまではベルトで調節が出来ますがそれ以上大きいとパンツに弛みができるので指一本を目安にしましょう。
3-3-3 股下の長さは靴を脱いだ状態で裾が床から0.5cmほど浮く長さ
股下の長さは靴を脱いだ状態で裾が床から0.5cmほど浮く長さがおすすめです。
この長さであれば靴の上に余分なゆとりがなく綺麗なラインを見せることができます。
チノパンの選び方について詳しく知りたい場合は、こちらを参考にしてみてください。
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4.シャツをインする時の3つの注意点
4-1 シャツの形はUボトム
シャツをインする場合には「Uボトム」と言われる形のものを選びましょう。
Uボトムは、裾の部分が「U」の形をしているもので動いたとしてもシャツがパンツから出にくいです。
スマートに見せようとしているのに、パンツからシャツが少しはみ出していたらかっこ悪いですよね。動いても安心なUボトムを選びましょう。
4-2 ダメージ加工の強いジーンズや、ハーフパンツは止めましょう
ジャケットのシャツをインするスタイルにカジュアル色の強い、
「ダメージジーンズ」や「ハーフパンツ」を合わせるのは止めておきましょう。
大事なのはトータルコーディネートです。
シャツインで大人っぽく演出しているのに下半身のカジュアル感が強すぎるとバランスがおかしくなってしまい、せっかくの大人っぽさが台無しになってしまいます。
シャツをインする場合は大人っぽくも固すぎないチノパンを穿くことをおすすめします。
4-3 ビジネス用のベルトはNG
見落としがちなのがベルトです。
シャツをインすることによっていつもは見えなかったベルトが見えるようになります。
なので、いつも使っているものを使おうとするとNGな時があります。
実は・・・使える場面というものは、ベルトの「幅」で決まっています!
ビジネスで使われるものは細めの3.0cm
カジュアル用で使われているものは4.0cm
なので、カジュアルシーンで「ビジネス用のベルト」を使うことはNGです。
なぜならば、仕事っぽさを与える原因だからです。
おすすめとして、赤い矢印の部分が3.5cm幅というビジネスカジュアル兼用が出来るものがあるので選んでみてください。
詳しくベルトについて知りたい方はこちら
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5.シャツを出す場合の3つの注意点
これまでシャツをインする場合のポイントをお伝えしてきましたが、シャツを出して着ることももちろんできます!
しかし、シャツの選び方を間違えると子供っぽくなってしまうので注意が必要です。
ここではシャツを出す場合の注意点をお伝えしていきます。
5-1 シャツの形はLボトム
先ほどの「4-1」で紹介したUボトムとは違ってシャツを出す場合はLボトムと言われるものを選びましょう。
Lボトムはシャツの形がL字状になっており、ジャケットの裾からはみ出にくい形になっています。
5-2 シャツの長さはジャケットの着丈からはみ出さない長さ
Lボトムにしてもシャツの着丈の長さには注意しましょう。
ジャケットの裾から出にくい形にはなっていますが、大き目のサイズを着てしまうと全体がジャケットの裾から出てしまいます。
なので、シャツの着丈の長さはジャケットの裾より短く、ベルトが隠れる長さを選びましょう。
5-3 縦と横の長さを意識する
いまシャツを出して着る場合の注意点を簡単に説明してきました。
しかし、実はシャツを出して着る場合のシャツ選びは非常に難しいです。
なぜならば、シャツの着丈の長さを合わせるためにジャケットの着丈の長さを把握して、それに合う長さのシャツを見つけなければなりません。
さらには、縦の長さが合ったとしても横幅にも意識を払わなければいけません。
シャツをパンツにインする場合だとウエスト部分を絞ることができますが、出す場合だとシャツの幅がそのまま見えてしまいます。
つまり、縦と横の長さの2つがジャストサイズでなければならないので既製品で見つけるには努力が必要です。
しっかりとサイズを選べばかっこよく着こなすことができますが、「簡単に」大人っぽく着こなすことが出来る「シャツイン」を今回はおすすめさせていただきます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はジャケットのシャツをインして「大人っぽく」見える着方を紹介してきました。
シャツをインするとおじさんっぽくならないかな?と不安があったと思いますが、自分にあったサイズを選べば簡単にスマートな大人っぽさを表現することができます。
シャツを出す場合よりもバランスを取りやすいので、是非試していただいて周りに大人っぽいスマートな印象を与えましょう!
▼こちらのシャツをインする大人っぽいスタイルを学んだら...こちらも参考になります!