
春にお見合いが決まった。
「春は昼夜の寒暖差も大きしい、服装はどうしたらいいか悩むなぁ・・・」
という男性も多いと思います。
お見合いでは、外見で出来るだけ相手の女性から好印象を得られるようにしたいところですよね。
ただ、男性はお休みの日に着る服を気を遣って選んでいるという方はあまり多くありません。
そのため、急にお見合いが決まると着ていく服をどうするか迷ってしまいますよね。
もちろんお見合いではお互いの性格等も大切なのですが、第一印象もとても大切です。
そのため、第一印象において影響が大きい、お見合いに着ていく服選びも重要となります。
そこで今回は、これまで1万人以上の服装に悩む男性のファッションコーディネートをお手伝いしてきたスタイリストが、春のお見合いで間違いのないコーディネート、着こなしのポイント、アイテムの選び方までをご紹介致します。
この後に解説をするポイントを押さえれば、簡単に女性からの印象をよくすることが出来ます。
ぜひ、この記事を読んで、自信を持って春のお見合いに臨んで下さい!
目次
1.春のお見合いでの服装は「ジャケパン」が間違いない!
春のお見合いでの服装は、ジャケパンが最もおすすめな服装です。
【ジャケパン】
【スーツ】
「休みの日にまでこんな固い恰好しなければならないのか」と嘆きたくなるかもしれませんが、お見合いの王道のコーディネートとなります。
普段着や、あまりにもカジュアルな服装だと多くの女性からガッカリされてしまうでしょう。
きちんと感を出すことが必要なので、仕事帰りなどであればスーツでも大丈夫です。土日など休みの日であればジャケットを使ったジャケパンが最適のコーディネートとなります。
写真のように、ウールの紺無地ジャケットに、白やブルーの淡い色目の襟付きシャツで春らしさを醸し出し、パンツは綿のチノパンで春にも合う柔らかい印象を残しつつ、足元はきちんと感を出すということで革靴。革靴は黒でもOKですがこのようにコゲチャだと黒ほどカッチリし過ぎず、適度にカジュアル感が出せます。
これが春のお見合いにおいての鉄板のコーディネートとなります。
もし、普段着で着るジャケットが無ければ、スーツを着ていきましょう。
2.春のお見合いでのコーディネート例
春のお見合いにおいての代表的なコーディネート例をご紹介します。
2-1 春らしさ満開の鉄板「ジャケパン」コーディネート
まずは鉄板の「ジャケット」を使った「ジャケパン」がコーディネートの基本となります。
【ジャケパン】
恋人選びとは違って結婚相手を探す場になりますから、女性は相手男性に対して「頼りがい」や「大人っぽさ」を求めます。
ジャケットを着なれない男性にとっては、「固いかな?」と感じるかもしれませんが、きちんと感を出すにはこのようなジャケットを羽織りましょう。
上の写真のコーディネートでも春らしさが出ますが、さらに春らしさを出したい場合はジャケットの色を下の写真の様にライトグレーなどのような明るい色に変えるのもおすすめです。
【ライトグレージャケット】
2-2 ジャケットがなければ「スーツ」スタイルも可
カジュアル用で使える単体ジャケットがなければ、「スーツ」スタイルも可能です。
【スーツ】
プライベートといえ、対面する女性への気遣いとして、真面目で誠実な印象を与えることは非常に重要です。
ビジネスアイテムであるスーツできちんと感を出すことで、大人っぽさを表現します。
スーツの定番である紺やチャコールグレーの無地、シャツは白やブルーなどのベーシックな色の無地で、合わせるネクタイは紺系が定番のスタイルです。
より春らしさを出すのであれば、水色やラベンダー、シルバーなどの淡い色目がベースになっているものを組み合わせると、かっちり感の中にもほんのりと柔らかい印象になります。
3.春のお見合いでの服装で気を付けるポイント3点
春のお見合いでの服装で気を付ける必要なポイントは、この3点を是非押さえて下さい。
① 春は天然繊維で大人っぽさと上品さを演出
② 春らしい無地のベーシックな色合いを全身3色以内で
③ ジャストサイズで細身に見せて若々しく
この3つだけを意識することが春のお見合いで失敗しない服装のカギとなります!
3-1 春は天然繊維で大人っぽさと上品さを演出
大人っぽく上品な男性像を演出するためには、各アイテムの素材に着目しましょう。
各アイテムで天然繊維が使われているものを選ぶことでチープにならずに高級感が出せます。
男性は着心地重視で、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は軽くて取扱いもラクで機能性という意味でも重宝されますが、元々スポーツウェアやアウトドア用で使われる繊維ということもあり、スポーティな印象になったりチープに見えたりするので注意が必要です。
・ジャケットはウール
・シャツはコットン(綿)
・パンツはコットン(綿)にポリウレタン5%程度
春であればジャケットはウール100%が最もおすすめで、より春らしくカジュアル感を出したい場合は綿素材もおすすめです。
【ウールのジャケット】
【綿のジャケット】
ウールはスーツにも使われる素材なので、もっともカッチリ感が演出出来ます。冬用のウールもありますが、春らしさを出すのであれば、薄手のウール素材がおすすめです。
ウールがやや固いかなと感じる方であれば、綿を選ぶとウールよりカジュアルな印象になります。
また、最近は春でも暑い日がありますが、夏に近い春の陽気であれば、「麻」を使うこともありますが、
シワっぽい生地のため綿よりもさらにカジュアルな印象が出ますので、お見合い後の2回目以降のデートに使うのが良いでしょう。
【麻のジャケット】
また、シャツは綿100%にしてください。
【シャツ、綿100%】
ポイントはやや厚手の綿100%の生地にすると高級感が出ます。
麻のシャツもありますが、カジュアル過ぎる見た目になるので、綿100%素材がいいでしょう。
そしてパンツですが、パンツも綿のチノパンがおすすめです。
細身にしたいので、その際に動きやすくなるように、ポリウレタンという伸縮性のある素材を選びましょう。
ポリウレタンが1~5%に含まれていればよく伸びるので動きがラクになります。
残りの95~99%は綿素材のものを選んでください。
【コットン チノストレッチ】
3-2 春らしい無地のベーシックな色合いを全身3色以内で
無地でベーシックな定番色を使うと簡単に洗練された大人の印象を醸し出すことが出来ます。
さらには使う色数をあまり多くするのではなく、全身で3色以内など少なくまとめるのが上品な印象を演出するコツとなります。
【3色以内のジャケパンコーディネート】
派手な色や過度な柄ものは、遊び人な印象にも見えかねないため、お見合いではマイナスです。
ただし、春らしさをより強調するのであれば、例えばジャケットをライトグレーにする。パンツをベージュにする。シャツを白か淡いブルーというように、明るい色目を取り入れて爽やかに見せるのが良いです。
3-3 ジャストサイズで細身に見せて若々しく
何を着るにも必要なのは、自分の体型にフィットした「ジャストサイズ」で細身に見せることがとても大切です。
男性でありがちなのが、「オーバーサイズ」の服です。
着ていてラクだからゆとりの大き過ぎる服を好みますが、野暮ったく見えてしまいますので、細身に見せられるようにジャストサイズできることが大切になります。
これまでオーバーサイズを着慣れている方にとっては、服がタイトになるので動きにくさを感じることもあるかもしれませんが、女性に洗練された大人の印象を与えるためには、ワンサイズ下など細身のアイテムを取り入れてみることで「ジャストサイズ」に近付けることが出来ます。
4.春のお見合いでの服装で便利なアイテム9選
婚活男性が春のお見合い時に、持っておくべきアイテムをご紹介します。
4-1 「テーラードジャケット」は頼れる男性像を演出
ジャケットはあまりカジュアル感が出ないように、かっちりと見えるテーラード型で、特に初対面であるお見合いの際の素材はウール100%を選びましょう。
そこから2回目以降に食事などで会う時のジャケットであれば、素材を綿にしてちょっと柔らかい印象を残すなど工夫出来ると、印象を変えることもできます。
【ネイビーやグレーのテーラードジャケット】
大人の男性であれば是非とも自分に合ったジャケットが羽織れるようになっておいてください。お見合いだけでなくその後デートシーンでも間違いなく使う可能性があるはずです。
ジャケット色はやはり一般的にはネイビー系やグレー系、黒の無地となるでしょう。
合わせもしやすく、コーディネートに困らないところも鉄板として用いられる要因です。
4-2 「スーツ」も細身でスッキリ見えるようにすれば〇
春のお見合いであればスーツ、という認識の方が多いでしょう。
スーツについては、ジャケットのところで述べた内容にポイントは近くなります。
ジャストサイズであることはもちろんですが、ビジネスアイテムでありますので、決して奇をてらおうとせずに、無地のベーシックな紺や濃いグレーを選ぶのが良いでしょう。
【ネイビースーツ】
【グレー系スーツ イメージ】
(参照:男前研究所)
4-3 「シャツ」は白や水色でさわやかさをサポート
襟付きのシャツも、春のお見合いでは必須と言えるでしょう。
ジャケットの中に着るものとしても最も定番的です。シャツの色は、無地であれば白、青(水色)、淡いピンクなどが合わせやすくさわやかな印象となります。
【白、水色、ピンク シャツ】
ちなみに、柄を入れると少しカジュアル感ややわらかい印象を出すことが出来ます。
お見合い後のデートとして用いられる柄としては、ウィンドウペーンやストライプ、グラフチェック、ギンガムチェックなどが挙げられます。
【シャツ ストライプ】
【シャツ ギンガムチェック】
(参照:luccicare)
【シャツ ウィンドウペーン】
(参照:Amazon)
柄の入ったものは無地と比べてカジュアルな印象になるので、初回ではなくて複数回目で使うことがおすすめです!
関連記事4-4 「チノパン」は大人パンツの代表
パンツは細身で、素材は綿ベースのチノパンがジャケパンの代表格となります。
色は明るい色であればベージュやライトグレーが一般的です。
【ベージュチノパン】
濃色であればチャコールやカーキ、黒がおすすめです。
【カーキチノパン】
春らしさや、ジャケットと色の濃淡を分けると全体バランス感が良く合わせもしやすくなりますので、ジャケットが濃紺であればチノパンはベージュがお見合いではベストと言えます。
さらに、ポリウレタンなどストレッチが入っていれば(1~5%程度)細身でも動きが取りやすく使い勝手が良いでしょう。
上半身と下半身で色味の濃淡を分けるとバランスが取りやすいので最初におすすめする組み合わせ!
4-5 薄手の「Vネックセーター」で上品さと季節感を
春ではこのような薄手のウール素材のセーターが若々しさも出せて非常に使い勝手が良いです。
このようなセーターであれば、ワイシャツの上に着ることも出来ますし、スーツスタイルだとしてもシャツとジャケットの間に挟むことが出来ます。
【チャコールグレーセーター×シャツ】
【ライトグレーセーター×シャツ】
一見カジュアルなアイテムですがとても上品な印象が出せます。
色はお見合いにおいては黒やチャコールグレーや紺、明るめであればライトグレーの無地などがおすすめです。
4-6 足元を引き締めてくれる「レザーシューズ」
靴についてはお見合い用としては革靴が鉄板で必須です。
デザインはシンプルなストレートチップかウィングチップで、細身に見えて鼻先が長めであれば、足元のかっこいいイメージが演出出来ます。
【レザーシューズ】
レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」となります。
コゲチャは黒ほどはカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでオススメと言えます。
関連記事4-7 大人は細部にもこだわる!「レザーベルト」
ベルトもコーディネートによっては顔を出すことがあります。特にお見合いでシャツをインしてジャケットを羽織る場合はベルトが見えますので、その際には写真のようなレザーのバックルタイプが良いです。
【レザーベルト】
ベルトは幅が太過ぎるとジーパン用でウェスタンのような印象となってしまうので、幅は3.5cm(35mm)が目安となります。太いとカジュアル用となり、細いとビジネス用となります。
最も合わせやすくバランスが良いのは3.5cm幅となります。色は黒かコゲチャですが、靴に合わせてください。特にスーツの際には靴とベルトの革の色を合わせるというのはセオリーです。ジャケパンでも色を合わせると統一感が出ます。
また、ジャケパンのようなややカジュアルな印象を出すなら、メッシュ状になっているレザーメッシュベルトなどもいいでしょう。
【レザーメッシュベルト】
4-8 手提げの「レザーバッグ」で大人の気品を漂わす
男性はバッグをあまり持とうとしない方もいますが、財布や携帯電話、カギなどがジャケットのポケットなどに入っていると見た目にだらしない印象を与えてしまいますから、バッグは持つことをオススメします。
お見合いでの服装はスーツやジャケットスタイルになりますから、そこにふさわしいとされるバッグは手提げのレザー素材のバッグとなります。
【レザーバッグ】
最近は機能性に優れたリュックやショルダーバッグも種類が豊富で、スーツスタイルでリュックを背負っている方も多くなりました。しかしビジネスアイテムであるジャケットに、アウトドアアイテムであるリュックは合いません。女性にもなかなか理解されにくいのでおすすめはしません。
4-9 スーツの際の「ネクタイ」は明るめカラーで柔らかさ演出
スーツの際にはネクタイは必須。
選ぶ際には色、柄に着目してください。
ネクタイのタイプ分け
「色」:「濃い色」「明るい色」「差し色」の3タイプ
「柄」:「無地」「小紋」「ストライプ」の3種類
これらを掛け合わせると『3種類の色×3種類の柄=9種類』の組み合わせが出来ますので、一度自分のもっているものが、どの種類が多いかを把握しておくとお見合いでどれを使おうかの判断がしやすくなります!
上の段は「無地」、中段は「小紋柄」、下の段は「ストライプ」のネクタイです。それぞれ、左から右へ順に「濃い色」、「淡い色」、「差し色」となっています。
ネイビー、焦げ茶などの濃い色はかっちりとした印象になります。また、ベージュやシルバー(ライトグレー)、水色などの明るい色は柔らかい印象になります。ラベンダーやパープル、ピンクなどの差し色はよりおしゃれ感が出て華やかな印象になります
無地や小紋柄はベーシックで落ち着いた、ビジネスシーンにおいて万能な柄と言われています。一方でストライプは色数が多いことから、やや柔らかい印象を演出できるでしょう。
どうしようかと迷われている場合はお見合いでのネクタイは、明るめカラーを取り入れて柔らかい印象となるのを演出するのがオススメです。
5.春のお見合い用の服を揃えるおすすめショップ3選
春のお見合い用のコーディネートが可能なショップをお伝えします。
大人の男性らしく、でも春らしい印象を出すために必要な要素が含まれたアイテムがある可能性が高いところです。
いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。
5-1 「トゥモローランド」で流行の婚活ファッションを選ぼう!
セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、お見合い向けのコーディネートにも適した可能性が高いです。中でもトゥモローランドはレディスも幅広い年齢層に人気があり、女性ウケも良いブランドでありますから押さえておくと良いでしょう。
セレクトショップは店舗によって商品構成がことなりますので、お見合い用としては、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
5-2 「イセタンメンズ」はお見合い用アイテムがすべて揃います!
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富でお見合い用の全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く当然大人っぽいアイテムが豊富であります。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
5-3 自分で選べない男性はプロに任せよう!「ライフブランディング」
お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
婚活やお見合い用の洋服を求めて来店する方もとても多いです。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選ぶ点です。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
春にお見合いを控えている方は是非とも参考にしてください。
お見合いにおいて、春らしさを含みながら、いかにしてきちんと感を出すのかという方法をお伝えしました。これらを取り入れていただければ、お見合いの時に服装で振り落されてしまうようなことは起こりません。
是非ともこれで次回のデートに繋げていってください!