カットソー(Tシャツ)の体型に合ったサイズ感をプロが解説!選び方&コーデ例

ご自身で選ぶカットソーのサイズが、体型に合っているかどうか分からない、ということありませんか?
客観的に自分で適切なサイズ感を知ることは難しいかもしれませんね。

カットソーはカジュアルの定番インナーではありますが、それが自分に合っているのか?本当に正しいサイズ感で着ているのかを分かっている人は少ないかもしれません。

体型に合ったカットソーを着ることで、見た目は大きく変わってきます。
カジュアルだとしても、とてもお洒落に見えますよね。

今回は、これまで1万人以上の服装に悩む男性にファッションコーディネートをお手伝いしてきた男性専門パーソナルスタイリストの私たちが、あなたに合うカットソーのサイズ感についてご紹介します。

これを読んで、カットソーをさらっとかっこよく着こなしちゃいましょう!

目次

1.カットソーのサイズ感は細身に見えるジャストサイズで

カットソーのサイズ感のおすすめは、細身に見えるジャストサイズで着ることです。

長袖カットソー

そもそもカットソーとは、英語のcut and sew(sewn)です。切って、縫うのことなので、ありとあらゆる洋服がカットソーと言えますが、アパレルでのアイテムの定義でいうと、Tシャツや長袖Tシャツのようなアイテムをカットソーと言うことが一般的です。

平織りなどの布帛(織り物)のシャツや、セーター以外のニット素材(編み物)の生地を裁断、縫製して作られる服を言います。

カットソーは最近では若い方を中心に、オーバーサイズでゆったり着るようなサイズ感もありますが、まずはジャストサイズで着ることが重要です。

ルーズなシルエットになると、野暮ったい見え方になり、だらしなく見えてしまう危険があります。

また、男性は比較的「快適さ」を求めるため、ゆとりがあるサイズ感で選ぶ方が多いのですが、見た目には野暮ったい印象となります。もちろんタイト過ぎる見え方も良くないので、最低限のゆとりがありながらも余計なゆとりがないというジャストサイズで着ることがイメージアップのポイントとなります。

ただ皆さん、ジャストサイズはわかっていても、その定義、程度がわからないと思います。

では何をすればあなたにとってジャストサイズと言えるのか?をご紹介していきましょう。

2.カットソーのサイズ感は身幅、着丈、肩幅でジャストサイズに

カットソーのサイズ感は、身幅着丈肩幅で決まってきます。その3点を重要ポイントとしてジャストサイズで着てください。

2-1 身幅は細身に見えるゆとり量でジャストサイズに

身幅は細身に見えるようなゆとり量にすると、ジャストサイズで着ていることになります。
身幅とはバスト(チェスト、胸回り)およびウェスト(お腹回り)となります。

・胸回り(バスト、チェスト):バストトップのやや上、胸の一番幅の広い位置の周囲
・お腹回り(ウェスト)  :おへそ付近つまりお腹回り

ここをジャストサイズにするには、

胸回り(バスト)   :実寸+10~15cm程度
お腹回り(ウェスト) :実寸+5~10cm程度

長袖カットソー

これくらいの見え方になると、スッキリ見えますね。

2-2 着丈は長過ぎないようにジャストサイズで

次に着丈、つまり長さです。シャツの裾をパンツから出して着るカットソーの場合、着丈の長さによって見え方が変わります。

シロボーダーセーター

ジャストサイズの着丈の方がスッキリして見えると思います。お尻が隠れない位の長さです。長過ぎず短すぎずのバランス感。

お尻がすっぽり隠れてしまうようなら、着丈が長すぎます。着丈を自分でチェックする場合は、横を向いて鏡で見ると確認出来ます。

2-3 ゆったりとしたシルエットでリラックスな印象に

ジャストサイズを押さえた後に、よりカジュアルな印象になるゆったりとしたシルエットのカットソーを持っておくとセーターのバリエーションが広がります。そういったタイプは、リラックスしたような印象になり、よりカジュアルになります。

(参照:ZOZO TOWN 「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」)

カットソーは春や秋に着ることが主ですが、そういう時期にカットソー1枚でもOKとい印象を作れます。

3.かっこいいカットソーを選ぶ際のポイントは、「色柄、素材、ネック」にある

かっこよくカットソーを着るためのポイントは、色柄、素材、ネック型にあります。
これらを押さえて選べば、イメージアップ間違いなしです。

3-1 「色・柄」はベーシックでシンプルなもので上品な印象に

カットソーの「色柄」は、無地調やベーシックなものを選ぶと上品な印象となり、合わせもしやすくなります。
そして時に色合いが欲しい場合は差し色を入れてアクセントを付けます。

の色は明るい色濃い色差し色に分けて考えるとコーディネートがしやすくなります。

<カットソーの色>
・明るい色: 白、ライトグレーなど
・濃い色 : 黒、チャコーグレーなど
・差し色 : ピンクラベンダーサックスパープルなど

この使い分けで印象がガラっと変わってきます。

ジャケット×Tシャツ×ジーンズ
定番の白やライトグレーなどの明るい色は、やわらかい印象になります。

黒やチャコールグレーなどの濃い色のカットソーは、かっちりとしたシャープな印象になります。

カモフラTシャツ

ピンクやラベンダーなどの差し色は、よりカジュアルな印象になります。
しかし差し色は見る人の好みが分かれやすいので、万人ウケするのはベーシックな明るい色、濃い色と言えます。

「色を変えるだけ」で簡単に印象を変えることが出来ます。
したがって、「無地」で落ち着いた印象を作りながら、色で変化を出していくことが大人っぽい着こなしのポイントです。

3-2 「素材感」は天然繊維で厚みを持たせて下着っぽくならないように

「素材」は綿100%がオススメです。綿100%のカットソーは爽やかで落ち着いた印象になります。

スポーツにユニフォームや、量販店の下着に使われるようなカットソーの素材は、汗を早く乾かすために、ポリエステルなどの合成繊維が入っているので、少し光沢があり、スポーティな印象になるため、ユニフォームにとても相性が良い素材となります。
ですので、綿100%で上品な印象を出しましょう。

また、生地の「厚み」も考慮しましょう。やや厚手に感じる生地の厚みがオススメです。
薄手で透け感が強いと下着っぽい印象になります。

3-3 おすすめのネックは「クルーネック(丸首)」「Vネック」

大人っぽく上品に着こなすためのネック(襟ぐり)で最もおすすめなのがクルーネック(丸首)Vネックです。

クルーネック(丸首)
長袖カットソー

Vネック
Vネック

定番的なネックで言うとクルーネック(丸首)が代表格と言えますが、
クルーネックは襟ぐりを深めにして、少しだけ首元の肌の露出を作るとスッキリ見えて野暮ったさが軽減出来るのでオススメであります。

またVネックは首元の直線的なラインがシャープな印象となり、野暮ったさを軽減出来ます。
ただし開きが強いと肌の露出が気になるという方は、浅めのVネックを探してみるのが良いでしょう。

柔らかい印象にしたい場合はクルーネック、きりっとカッコよく決めたい時にはVネックがおすすめとも言えます。

ネックラインが詰まって見えるのもカチッと感が出て良いのでおすすめですが、若干息苦しく見えるのが気になる方は襟ぐり深めをおすすめします。

4.カットソーとコーディネートするおすすめアイテム

カットソーと合わせるために持っていて間違いない便利なアイテムをご紹介します。

4-1 パンツは細身にして全身でスッキリとさせよう

パンツは細身で、素材は綿ベースのチノパンがパンツの定番となります。
色は明るい色であればベージュやライトグレーが一般的。

サックスブルーTシャツ×ベージュチノパン

ピンクTシャツ×カーキチノパン

濃色であればチャコールやカーキ、黒といったところです。
ジャケットなど上半身と色の濃淡を分けると全体バランス感が良く合わせもしやすくなります。

さらに、前述したようにポリウレタンなどストレッチが入っていれば(1~5%程度)細身でも動きが取りやすく使い勝手が良いでしょう。

チノパン伸ばし
詳しいチノパンの選び方はこちらをご参照ください。

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4-2 上品「ジーンズ」との組み合わせ方

長袖カットソー

ジーンズと合わせるのであれば、濃いインディゴブルー(藍染め)で、色褪せやダメージなどが入っていないプレーンな生地のチノパン同様細身のジーンズが大人っぽさを出すには良いでしょう。

ライトカラーやダメージジーンズはだらしなく見えてしまうことがあり、合わせも非常に難しいのであまりおすすめではありません。

また細身にする際に、ジーンズもストレッチが入った生地が使われたものもありますのでチェックしましょう。

4-3 靴は焦げ茶の革靴かレザースニーカーが合わせやすい

靴については革靴が鉄板で必須です。またカジュアルな印象を出す場合はレザースニーカーがオススメです。

革靴(レザーシューズ)
レザーシューズ

レザースニーカー
レザースニーカー

革靴の形はシンプルなストレートチップかウィングチップで、細身に見えて鼻先が長めであれば、足元のかっこいいイメージが演出出来ます。

レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」となります。

コゲチャは黒ほどカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでオススメと言えます。

詳しいシューズの選び方はこちらをご参照ください。

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4-4 テーラードジャケットを羽織れば上品な印象に

カットソーの上に「ジャケット」を羽織ることも出来ます。

ジャケットはあまりカジュアル感が出ないように、カチッと見せる意味でもテーラード型で、おすすめはウール100%がベストと言えます。また、素材を綿にすると柔らかい、カジュアルな印象になります。

ウールのジャケット
ネイビージャケット×ボーダーTシャツ×ジーンズ×スニーカー

綿のジャケット
綿ジャケット

ジャケット色はやはり一般的にはネイビー系やグレー系、黒の無地となるでしょう。
合わせもしやすく、コーディネートに困らないところも鉄板として用いられる要因です。

バリエーションとしては、ピンストライプや窓枠のように見えるウィンドウペーンのような柄を取り入れてカジュアル感を演出しても良いと思います。

ピンストライプ

ウィンドウペーン
ウインドウペンアップ ウィンドウペーンジャケット

動きやすさとよりカジュアルな印象という点では、ジャージやニット素材のジャケットも良いでしょう。

詳しいジャケットの選び方はこちらをご参照ください。

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4-5 春先、秋口はカーディガンやパーカーでライトなカジュアルに

春先や秋口に、カットソー1枚だとちょっと寒そうだけど、ブルゾンやジャケットほど厚ぼったい、と悩むことありませんか?

そのような時には薄手のカーディガンや、パーカーのような薄手アウターを持っておくと便利です。

カーディガン×水色Tシャツ

パーカー×ジーンズ

このような薄手であれば、日中暑ければカットソー1枚で、コンパクトに折りたたんでバッグに入れておくことも可能です。そして夕方以降などで気温が下がって肌寒さを感じたらサッと羽織ることが出来ます。

共にこのように薄手で細身にすることで、野暮ったくなく上品にコーディネートすることが出来ます。
ジャケットやブルゾンよりはさらにカジュアル感も出ますから、見た目にも固くならないライトな印象です。

5.ジャストサイズのカットソーを買うためのおすすめショップ3選

カットソーや合わせるアイテムを揃えるのにオススメなショップをお伝えします。
いずれのショップで購入されるにしても、必ず試着して、出来れば全身コーディネートしてお店の全身鏡で見ながら配色バランスやサイズ感などをチェックしてください。

5-1 「トゥモローランド」で流行、定番共に揃います

セレクトショップは量販店よりも少し価格は上がってきますが、自社製造あるいは海外からのインポート(輸入)商品などもあり、カットソーのコーディネートにも適しています。中でもトゥモローランドは幅広い年齢層に人気があり、女性ウケも良いブランドでありますから押さえておくと良いでしょう。

セレクトショップは店舗によって商品構成が異なりますので、エンジニアのオフィスカジュアル用としては、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。

5-2 じっくり選びたい派なら「イセタンメンズ」

東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富で、カットソーを使った全身コーディネートも可能です。
ブランド数も多く当然大人っぽいアイテムが豊富であります。

ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。

5-3 自分で選べない男性はプロに任せよう!「ライフブランディング」

>>ライフブランディングのサイトはこちら<<

お店に行ったけれど、自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。

男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。

ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選ぶ点です。

服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。まずはお気軽にお試しください。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

カットソーを選ぶ際のサイズ感についてポイントなどをお伝えしました。

あなたにとってのジャストサイズで着ることで、印象は大きく変わってきます。

カットソーのサイズ感に悩んでいる方は是非とも参考にしてください。

記事を読んでも、自分で出来ない方はプロに相談

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・自分に合う服装が分からない
・せっかく買ったのに全然着ていない洋服がある
・どのお店で何を買っていいか分からない
・服装がいつもワンパターンな気がする・・・
・女性に好印象の服装が知りたい

ライフブランディングは、17年以上に渡って1万人以上の男性の服装のサポートをしてきた、男性専門ファッションコーディネートサービスのパイオニアです。
婚活やビジネス、デートなどの大切なシーンに合わせて、最もあなたにふさわしい服装のご提案から、アイテムのご用意までを代行します。