シューズ
グッドイヤーウェルト製法 靴の製法について1
ライフブランディングの吉田泰則です。
シューズの製法について、何回かにわけて記載をしていこうと思います。
靴は大きく分けて「アッパー(上部)」と「ボトム(底部)」で構成されています。靴の製法とは、このアッパーとボトムをつなぎ合わせる「底付け」の方法を指します。
まずは、「グッドイヤーウェルト製法(機械式)」についてです。
名称は、1875年頃に靴の機械を考案したチャールズ・グッドイヤーが由来となっています。
二重の底縫いが特徴です。甲と中底を最初に縫って、次にそれを本底に縫いつけます。
底の隙間のコルク等の詰め物が他の製法に比べて多いため、履いているうちにより馴染んできます。履いているときに、このコルク等の詰め物が沈みこみ、自分の足型に近くなってくるために、履きやすさが段々増してきます。
また、見た目は重厚で実際にも少し重さのあるシューズが多いです。
グッドイヤー製法を見分けるには、「コバ(底面の縁が外側に出ている部分)」を確認します。このコバが張り出して、縫い糸が見えるものがグッドイヤー式です。
ただ、最近は他の製法でも糸目だけを真似たものなどもありますので、分からない時は聞いてみて下さいね。
クラシックなスーツに合うのは、やはりこのグッドイヤーウェルト式の靴だと思います。僕も、クラシックなスーツを着る時にはこの製法の靴をよく履きます。
最初は少し固くてきつく感じるシューズもこの製法の場合には、段々自分の足に馴染んできます。
この長く履きながら、自分に馴染んでくる感覚もいいものですよ。
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