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紳士靴の内羽根式と外羽根式について
ライフブランディングの吉田泰則です。
今回は「内羽根式」と「外羽根式」について説明します。
内羽式式とは、羽根(鳩目の付く部分)が甲の部分と一体化している型です。
バルモラル(balmoral)やオックスフォード(oxford)と呼ばれます。
元々はスコットランドのバルモラル城に由来した名称で、ビクトリア女王の夫のアルバート公によって1853年に考案されたと言われています。
外羽根式とは、羽根(鳩目の付く部分)が甲より前の部分に乗っかっている型です。
こちらは、ブルーチャー(blucher)やダービー(derby)と呼ばれます。
プロシャ軍のブリュッヘル将軍によって1810年頃に考案されたと言われ、その名前を英語読みしたところからきています。
またダービーとは、鳩目部分の形状が競馬のゲートに似ていることが由来と言われています。
では、どのように選べばいいのかを僕なりに解説していきます。
内羽根式は冠婚葬祭などフォーマルなシーンに着ていくコーディネートに合わせます。
また、クラシックなスーツのコーディネートには内羽根式を選びます。
外羽根式は、よりカジュアルなシーンに着ていくコーディネートに合わせます。僕の場合はジャケット・パンツスタイルなどには外羽根式を選ぶことが多いです。
ちょっとした違いが大きく関係してくるというのは、メンズファッションコーディネートの特徴の一つですね。
形が似ているアイテムが多いので、細部にこだわっていく。これは女性のファッションにはなかなかないものです。
「男性はこだわり」「女性はトレンド」これが僕が思う洋服の買い方の特徴です。
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