
「パーソナルスタイリストとして人を魅力的に輝かせることができたら・・・」
もしくは、
「自分で服を選ぶのが面倒。いつも同じ服装ばかりなので、プロにお願いできたら・・・」
そんな風に、パーソナルスタイリストになることを目指されたり、はたまた、パーソナルスタイリストのサービスを受けることに興味を持たれている方もいるでしょう。
今回は、そんな方々に向けて、「パーソナルスタイリスト」の特徴やサービス、パーソナルスタイリストに必要とされる経験や、パーソナルスタイリストのサービスを受けるのに向いている方などをまとめてご説明したいと思います。
私たちは、10年以上に渡って男性専門のパーソナルスタイリストサービスを提供し、これまでに1万人以上の
男性のファッションコーディネートのお手伝いをして参りました。
最近では、ネットで「パーソナルスタイリスト」と検索すると、膨大な数のサイトがヒットするようになりましたが、その定義は様々存在し、明確なものがあるとは言い切れないでしょう。
実際に、長年、パーソナルスタイリストサービスを提供してきた私たちの経験をもとに、パーソナルスタイリストについての情報を整理しながら、皆さまにお役立て頂けるように分かりやすくまとめていきます。
目次
1.パーソナルスタイリストとは一般個人をファッションで輝かせる人
パーソナルスタイリストとは、一言で言うと、「一般個人向けにスタイリングサービスを提供する人」のことです。
「スタイリスト」と聞くと、テレビや雑誌などのメディアに出ている著名人やモデルを、ファッションコーディネートによって効果的に演出をする人のことを想像する方も多いでしょう。
しかし、最近では、一般の方を対象に、その方をより一層魅力的に輝かせる洋服選びやコーディネート、着こなしのアドバイスを行うスタイリストも増えてきています。
世の中にさまざまな物や情報があふれ、洋服を買う場所も、小売店だけではなく、ネットショップなど多岐に渡り、どこで何を購入すれば、今の自分にピッタリ合うものが選べるのか悩んでしまう方も少なくないはず。
また、人々のライフスタイルも多様化しているため、本当に自分に合った服装を提案してもらいたいというニーズが高まってきていることも背景にあると考えられます。
自分でする買い物では、何だかいつも一緒で、もっと印象を変えてみたいというニーズも、もちろんあるでしょう。
変わり映えしないいつもの着こなしに変化をもたらしたい場合や、大切な場面で誰かからの印象をアップしたいけれど、自分でするのは難しく、最短で最適なコーディネートを手に入れたい場合などには、パーソナルスタイリストに依頼してみるのも一つの手かもしれません。
2.パーソナルスタイリストのサービスの流れと金額
パーソナルスタイリストが提供しているサービスの具体的な内容については、そのパーソナルスタイリストによって様々なため、そのサービスを理解したり、他のパーソナルスタイリストサービスと比較検討することを難しく感じるかもしれません。
そんな時には、サービスの提供方法によって以下の2つに分類しながら考えると分かりやすいでしょう。
① 同行ショッピング型
② サロン型
「同行ショッピング型?サロン型?何のこと?」と思われたかもしれませんが、それぞれについて、以下で詳しく説明しましょう。
2-1 「同行ショッピング型」のパーソナルスタイリストサービス
「同行ショッピング型」のサービスは、専用のサロンは持たずに、カフェなどの公共スペースでヒアリングなどを行い、その後、スタイリストと一緒に買い物に同行しながら洋服を選んでもらうのが特徴です。
現在存在するパーソナルスタイリストサービスのほとんどが、この形態となっています。
色々なお店やブランドを見て回ることができたり、アドバイスを受けながら、買い物をしている時間を楽しむことができるのがメリットです。今後、自分で買い物をする際の買い物のプロセスについて、参考にできることも多いでしょう。買い物好きな女性にとってみれば、とても楽しい時間を過ごせるサービスでしょう。
ただし、特に男性の場合は、一緒にお店を回りながらアドバイスを受けることを恥ずかしく思う方も少なくありません。
女性は「ショッピングが趣味」という方もいるくらい、買い物を楽しく感じる方が少なくありませんので、どちらかと言うと、女性に向いたサービスと言えるかもしれません。
男性が同行ショッピング型のサービスを選ぶ際には、この点に注意が必要でしょう。
<「同行ショッピング型」のサービスの流れと金額例>
① ホームページの問い合わせフォームや電話で予約する
② 指定された場所に待ち合わせ後、カフェやレンタルオフィスでヒアリング・方向性のすり合わせ
③ 実際に一緒にお店を回りながら試着・コーディネート・購入
※回るお店は、銀座、新宿、渋谷あたりが多いようです。
金額:①~③で大体3時間から5時間程度。金額は1時間あたり1万円~2万円位のようです。延長料金がかかるケースも多いので、事前に確認しましょう。洋服代は別途必要です。洋服は、セレクトショップやデパートを一緒に回りながら選んでいきます。
2-2 「サロン型」のパーソナルスタイリストサービス
「サロン型」のサービスは、パーソナルスタイリストが持っている専用のサロンにお客さまにお越し頂いて、そこでヒアリングや採寸を行い、その内容をもとに、後日スタイリストが最適なアイテムを用意するのが特徴です。
お客様は、買い物には同行する必要が無く、スタイリストによって用意されたアイテムの中から気に入った物を購入することができます。
買い物が苦手だったり、あまり好きではないけれど、外見には気を使いたいという、ファッションについて多少なりとも悩みを持たれている方に最適です。時間をかけずに、結果だけを最短ルートで得たいという方に向いています。
私たちの経験から、特に男性の方にこのような傾向が強いと感じています。男性の多くの方が、ビジネスやご自身の趣味には興味関心が強くても、あまりファッションには関心が無いため、自分の苦手なところはプロにお願いしたいと思われることが多いようです。
<「サロン型」のサービスの流れと金額例>
① ホームページの問い合わせフォームや電話で来店予約
(この時、まずは電話での無料相談を受けられる場合が多いです)
② 専用サロンで、コンサルティング・採寸・サンプルを使ったコーディネート提案
③ 必要なアイテムのピックアップと見積作成
④ 希望者には、後日、スタイリストが必要なアイテムを用意。用意されたものの中から気に入ったものを購入することができる。(オーダーメイドを依頼した場合のみ、事前決済になるケースが多いようです)
金額:①~③で約90分、5000円から2万円位かかるケースが多いですが、時間が延びても、延長料金がかからない所もありますので事前に確認をしてみましょう。④を希望した場合、別途洋服代金とサービスフィーがかかります。洋服は、セレクトショップやデパートで用意することが多いようですが、事前に予算感のすり合わせを細かくやってくれる場合がほとんどなので安心でしょう。
3.パーソナルスタイリストサービスを使うのはこんな方
では、実際にパーソナルスタイリストのサービスを利用する方にはどのような方が多いのでしょうか。
大きく、以下の3パターンに分類されると考えています。
3-1 新たなファッションを楽しみたい女性
前述した通り、女性はファッションへの興味が強い方が多いため、「自分ではいつも変わり映えしないファッシ
ョンをプロの視点で一新してみたい」「もっと新しい自分を発見したい!」という思いから、パーソナルスタイ
リストのサービスを利用される方も少なくありません。
ファッションが元々好きだからこそ、もっと楽しみたいという、女性特有の利用の仕方と言えるでしょう。
3-2 洋服選びがあまり得意ではない方
ファッションにはそこまで強い興味があるわけではなく、買い物に行ってもどこで何を買えばいいのか悩んでしまうことが多いという「洋服選びがあまり得意ではない方」の中にも利用される方は多いです。
仕事で毎日忙しく、限られた休日も自分の趣味や勉強などに使いたいので、洋服の買い物は何となく後回し。ファッションに興味が無いわけでもないけれど、自分にとっては優先順位が低いので、プロにお願いして自分は自分の得意なことや、やりたいことに集中したいといったケースが例として挙げられます。
しかし、ビジネスやプライベートで、誰かからの印象をアップさせたい大切な場面が出てきてしまったので、そんな、ここぞという場面で、失敗しない着こなしを手に入れたいということが多いようです。
3-3 女性からのイメージをアップさせたい男性
誰かから印象をアップさせたい大切な場面が、特に、プライベートにおける女性からのイメージをアップさせたいケースという男性も、パーソナルスタイリストサービスをよく利用されます。
例えば、デートや婚活などです。
女性は男性に比べると、メイクや服装などに興味関心の高い方が多く、常に相手からどう見られるかということを意識している傾向が高いです。その日に着る服装なども、その日に会う相手や行く場所に合わせて変えることが習慣化している方も多いでしょう。そのため、相手の外見についても比較的シビアな目を持っています。
一方で、男性は、自分の着心地や動きやすさなどを重視して服装を選ぶ傾向があるため、いざ、女性に好印
象を持ってもらえるような服装にしたいと思っても、なかなか自分では難しいということもあるようです。
そんな時には、プロにお願いをして、女性に好印象を与えやすい服装を提案してもらう方法を検討される方も少なくありません。
4.活躍するためにパーソナルスタイリストに必要とされる条件
4章では、パーソナルスタイリストとして多くのお客様に喜んで頂くサービスを提供するために必要とされるであろう条件についてまとめてみます。
我々が10年以上に渡ってパーソナルスタイリストサービスを提供していた中で、「〇〇という理由で安心してお任せできました」という実際のお客様からのお声などを元にしながら、大きく4つに分けて説明していきたいと思います。
4-1 ファッション業界でお客様への接客経験がある
まず一つ目が、「ファッション業界において、実際にお客様への接客経験がある」ということです。
パーソナルスタイリストを仕事にしている人の経歴に多いのは以下です。
①ファッション業界で販売スタッフ、バイヤーなどとして店頭で接客をする経験があった方
②ファッション業界の中でも、雑誌のスタイリスト、デザイナーなどの経験者で接客の経験は無い方
③ファッション業界での経験は無く、元々マナー講師やセミナー講師、主婦だった方
パーソナルスタイリストになるために必ず持っていなければならない公的な資格は存在しないため、各パーソナルスタイリストのスキルは、資格以外の経歴で確認せざるを得ません。
上記の3種類の経験者のうち、①の方は、ファッションについての専門性が高いだけではなく、お客様の要望にお応えする機会が多かったため、お客様の立場に立って最適なコーディネート提案をしようとする意識が高い傾向にあるでしょう。
実際に洋服の買い物をしようとする方が、持つであろう悩みやストレスも想像することも、全くお客様に接した経験の無い方よりもしやすいはずです。
4-2 お客様のニーズに合ったコーディネート実績が豊富
ある程度実績のあるパーソナルスタイリストであれば、HPに今までのコーディネート事例を何例か掲載している可能性が高いです。
このコーディネート事例には、そのパーソナルスタイリストの個性や特徴が最も出やすいため、掲載する際には注意が必要です。
まず、コーディネート事例の数は多い方が実績豊富と言えます。目安として10以上の事例をHPに掲載できるといいでしょう。お客様への安心材料となります。
コーディネート事例のテイストやイメージも重要です。事例にはそのスタイリストの得意なテイストが出てきます。対象顧客が女性か男性かで望ましい特徴が異なりますので、以下にまとめます。
4-2-1 女性対象なら個性的なテイストもあり!
対象顧客が女性なら、テイストが派手であったり個性的であれば、喜ばれる可能性も高くなるでしょう。
パーソナルスタイリストはファッション好きな人が多く、ベーシックな物よりもオシャレに見える物を好む傾向があるため、コーディネート事例もオシャレになり過ぎる傾向にありますが、モデルや芸能人ではない一般個人の方は抵抗を覚える場合もあります。
しかし、女性はいつもの変わり映えしないファッションに、変化をもたらしたいと思ってパーソナルスタイリストに依頼するケースが少なくないため、あまりベーシックになり過ぎない方が好まれることもあります。
4-2-2 男性向けならベーシックなテイストを心がけよう!
対象顧客が男性の場合は、ベーシックで落ち着いたコーディネートの方が好まれる傾向にあります。
あまりファッションに興味関心が強くない方が多いため、華やか過ぎるファッションに気おくれしてしまう方も少なくありません。大人っぽく年相応、落ち着いたベーシックなスタイルでさりげなくお洒落を演出したいと思われて、パーソナルスタイリストに依頼される方が多いので、ベーシックなスタイルも事例に含んでおいた方が、より万人から依頼をしてみたいと思ってもらえるはずです。
自分が好きな服をお客様に提案するというよりも、お客様の要望にあったコーディネート提案をするのが、パーソナルスタイリストの役目と考えます。
4-3 女性専門か、男性専門かなど専門性がある
パーソナルスタイリストのサービスには、男女ともに対象としたサービスと、女性専門、男性専門と性別で対象顧客を限定しているサービスがありますが、後者の方がよりお客様のニーズに応えやすいでしょう。
2章、3章でもお伝えした通り、男女でファッションに対する興味関心が異なります。女性はファッションを楽しいものと捉え、相手や場所に合わせて変えていくことも得意な傾向にあるのに対して、男性は服装を機能性重視で選ぶ傾向にあり、あまり興味もなく、買い物も面倒と感じられる方が少なくありません。
さらに、メンズファッションとレディースファッションでも違いは大きく、デパートやセレクトショップでは、バイヤーや販売スタッフが、メンズとレディースの担当で完全に分かれている所がほとんどです。
例えば、レディースファッションはデザインや色・柄が豊富にあるのに対して、メンズの洋服はデザインがベーシックな物が多く、流行もそれ程ないため、選ぶ際にサイズや素材など専門性がより求められるといった違いがあります。
従って、パーソナルスタイリストでも、女性向けや男性向けなどのサービスの方が専門性の高いサービスを提供できると考えます。
5.おすすめのパーソナルスタイリストサービス
5章では、男女別におすすめのパーソナルスタイリストサービスをご紹介します。長年の経験から必ずやお客様にとって満足度の高いサービスを提供できるであろうサービスを厳選して、自信を持ってご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
5-1 女性にはファッションの伊勢丹のストアアテンドサービス
伊勢丹ストアアテンドサービス
まず、女性の方におすすめなのが、伊勢丹新宿店のストアアテンドサービスです。
ストアアテンダントと呼ばれる専任スタッフが、婦人・リビング・食品などを担当する各フロアアテンダントや、専門知識を持つ各階のスペシャリストとともに、複数フロアにわたるお買物に同行し案内をしてくれます。
約2時間のサービスで、「季節に合わせたトータルコーディネート」などのそれぞれのお客様のご要望に応えてもらえます。事前にお電話でヒアリングをしてもらい、当日までにある程度リサーチをしておいてもらえます。
「ファッションの伊勢丹」と呼ばれるように、オシャレで流行りのあらゆるファッションアイテムが揃う館内で、様々なブランドの様々なアイテムの中から最適なものを選んでもらえるでしょう。
外に出てお店を回る必要もなく、同じ館内で済むので、天候にも左右されず効率的にハイセンスな買い物ができるところもメリットです。
サービス自体の費用は無料で、実際に購入したアイテムの金額だけかかるようです。金額的にも敷居が高くないので、まずはここからチャレンジしてみて、ご自身に合っているテイストやブランドなどの大体のイメージをつかんでから、他のパーソナルスタイリストサービスも念頭に置いて、希望のテイストに合ったサービスを探して依頼をしてみてもいいのではないでしょうか。
5-2 とにかくラクにカッコよく!男性専門ならライフブランディング
男性専門のパーソナルスタイリストサービスをお探しであれば、ぜひ、私達ライフブランディングへお任せください。
自分では何をどこで選んで買えばいいか分からない、プライベートやビジネスでの大切な場面で失敗しない服装が知りたいといったご要望をお持ちの男性に多くご利用頂き、創業11年目を迎える男性専門パーソナルスタイリストサービスのパイオニア的存在として、これまでに1万人以上の男性コーディネート実績があります。
婚活やデートで女性からの印象をアップさせたいというお声は非常に多く、特に、その分野には自信を持っております。
代表の私は伊勢丹メンズ館の元バイヤー、スタッフもメンズファッション業界での経験豊富な専門家集団です。私たちはファッションをセンスではなく、誰にも分かりやすく論理的に解説をすることを心がけております。
そのため、30代以上のビジネスマンの方々から「ファッションにはあまり詳しくなくて不安だったけれど、とても分かりやすくてためになった」というありがたいお声をよく頂戴します。
また、サロン一ヶ所でカジュアル・ビジネススタイルから鞄・靴・ベルトなどの雑貨まで揃うので「とてもラクに印象アップできた」というお声も頂きます。
これまでに、ガイアの夜明けや日経ビジネスなど、多くのビジネスパーソンにとって馴染みのある様々なメディアにも多数取り上げて頂きました。
女性に好印象の服装を最短で手に入れたいという時などには、ホームページの問合せフォーム、もしくはフリーダイヤル0120-470-460へ、ぜひお気軽にお問合せくださいね。
ファッションの力を活かして、あなたの大切な場面でのイメージアップにを全力でお手伝いさせて頂きます!
6.まとめ
「パーソナルスタイリスト」の特徴やサービスについてまとめてきましたが、理解をより深めて頂くことはできましたでしょうか。
今後パーソナルスタイリストとして活躍したいと考えられている方と、パーソナルスタイリストの提供するサービスを受けることに興味を持っている方にお役立ていただけるように、様々に存在するパーソナルスタイリストを整理して説明してみたつもりです。
それぞれのサービスの特徴を分ける大きなポイントとしては「サロン型か同行ショッピング型か」、「女性、または男性専門か、男女とも対象としているか」「提供者のスタイリストがファッション業界における接客経験があるかどうか」の3つでしょう。
これに、各スタイリストのコーディネートのテイストやイメージが加わってきます。
サービスを提供される側も、利用される側も、これらのことを念頭に置きながら、今後のご自身にとって最善の選択をして頂ければと思います。
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