
「ただでさえ暑いのに、ポロシャツの下にインナーを着ると汗が止まらない」
「ポロシャツの下にインナーを着ると、線が目立ってみっともない」
夏場のビジネスカジュアルやプライベートで活用機会の多いポロシャツですが、実際にインナーを選ぼうにも何を基準にどの様に選べば良いかわからないですよね。
そもそもインナーを着た方が良いのか、着ない方が良いのかわからずに悩む男性が多いのも事実です。
このようなお悩みを解消するために、今まで1万人以上の男性のコーディネートのお手伝いをしてきた現役パーソナルスタイリストが、周りから違和感を感じさせないインナー選び方からコーディネートの仕方まで、写真を使いながらわかり易くお伝えします。
この記事を通じて、今まで洋服選びに自信が無かった方でも安心して選べるようになり、着こなすことが出来る様にサポートしていきます。
目次
1.ポロシャツにインナーは着るべきか
結論から申し上げますと、「ポロシャツの下にインナー(肌着)は着る」のがおすすめです。
インナーを着ていないと、高温多湿の日本では汗をかいた時にポロシャツが張り付くため、体のラインが目立ったり汗ばんだポロシャツを見た周りの人に、不快な思いをさせてしまいます。
人前に出る時に着る以上は、「自分がインナーを着たいか・着たくないか」ではなくて、「一緒に居合わせた人が、私の服装を見てどう感じるか」を軸に考えましょう。
また、ポロシャツの下にインナーを着ることで、体のラインが出にくくなるため安心して快適に着こなせるにようになります。
【ポロシャツスタイル(ビジネスシーン)】(参照:ORIHICA)
【ポロシャツスタイル(プライベートシーン)】
2.ポロシャツにインナーを着るメリット3選
2章では、ポロシャツの下にインナーを着ることで得られるメリットを3つに整理しましょう。
2-1 汗が目立ちにくい
ポロシャツの下にインナーを着ると汗が目立ちにくくなります。インナーが汗を吸収してくれるため、汗ジミを心配してお出掛けを控える…などといった不安を解消することが出来ます。
ポロシャツ単体で着ると、胸・背中・脇を中心に広範囲で汗がにじむのですが、インナーを着ることで周りへの不快感を解消できるでしょう。
2-2 体のラインが目立ちにくい・透けにくい
ポロシャツの下にインナーを着ることで体がラインが目立ちにくくなり、ボディーも透けにくくなります。高温多湿の日本では汗をかいた時にポロシャツが体に張り付き、体のラインが出てしまったり素肌が透けて見えやすくなります。
ビジネスシーンにおいて、訪問先の担当者や社内の同僚などに不快な思いをさせてしまう理由から、インナーを着るのが無難です。
プライベートシーンにおいても、ボディーに張り付いたポロシャツを見た彼女さんや友人が目のやり場に困る…そんな事態にならぬよう気をつけましょう。
2-3 衣類に優しい
ポロシャツの下にインナーを着ることで、衣類を保護し良いコンディションを保てます。
インナーには汗や皮脂の成分をポロシャツへ反映しにくくさせる効果があります。
汗と皮脂は、人の皮膚から分泌されますが、汗は汗腺から、皮脂は皮脂腺から分泌されており成分も異なります。
汗の成分は、水分:約99.5%、塩素:約0.3%、ミネラル分:約0.2%より構成されてます。
皮脂の成分は、そのほとんどが油分ですが、夏の皮脂はより脂肪酸を多く含みます。
特に夏は冬に比べて汗をかきますし、汗に混じった脂肪酸が衣類に付着した状態で放置しておくと、脂肪酸は酸化が進み黄変し、微生物の繁殖を促すことで悪臭を放ってしまいます。
3.ポロシャツに最適なインナー選びのポイント3選
続いて、この章ではポロシャツに最適なインナー選びのポイントについてお知らせします。
3-1 インナーの色選び
まず初めに、インナーの色はベーシックカラーの無地を選びましょう。
ベーシックカラーとは、定番の色・合わせやすい色のことを示しますが、インナーで選ぶなら黒・白・グレー・ベージュがおすすめです。
【ポロシャツのインナーにおすすめカラー(黒・白・グレー・ベージュ)】(参照:PR TIMES)
白:ビジネスシーンで定番のインナーと言えば「白」です。
白のインナーは失敗しにくい色ですが、生地の薄いポロシャツは透けて見える場合があるので気をつけましょう。
グレー・黒:暗い色のインナーは、乳首の透け対策として有効です。
薄い生地や白系のポロシャツを着る場合は、インナーが透けてしまうこともあるため、やや不向きです。
ベージュ:乳首の透け対策にもなり、全色柄のポロシャツにも合わせられるためおすすめの色と言えます。
ベージュのインナーは肌の色に近いため、白シャツや模様のあるポロシャツにも干渉しません。
3-2 インナーのネックデザイン
インナー(肌着)の代表的なネックデザインはクルーネック、Vネック、Uネック、タンクトップです。
ポロシャツのネック周りからインナーがのぞくと「下着が見えてしまっている感」が出るので要注意です。
【Uネックインナー】
ポロシャツにおすすめのインナーはUネックです。
インナーの中で一番襟元の深いため、釦を開けて着る場合も安心してコーディネート出来ます。
【Vネックインナー】Uネックほどではないですが、適度に襟元に深さがあるためVネックのインナーもおすすめです。
前釦を開けて着る場合は、鏡越しにインナーがのぞくかどうかを確認して合せるようにしましょう。
【クルーネックインナー】代表的なインナーと言えばクルーネックですが、ポロシャツの胸元から見えないことを前提で着る場合に釦をどこまで留めるかは重要なポイントとなります。
一番上までキッチリと留める着方だと問題ありませんが、上から2つ、3つ開けた着方をする場合には要注意です。
【タンクトップインナー】
暑い夏に快適なインナーを選ぶとしたらタンクトップです。
袖が無いため、肩線がポロシャツから悪目立ちしないか確認してから合わせるようにしましょう。
加えて、グレーやベージュカラーのポロシャツは脇汗が目立つ場合があるため注意してください。
3-3 インナーの袖長さ
基本は半袖のインナーを選ぶようにしましょう。
インナーはポロシャツやTシャツなどの半袖トップスに合わせることも想定されているため、袖は短めに設定されていることが多いです。
タンクトップ(脇汗が目立つ、形が目立つので)は避けた方が無難です。
冬に着る機会の多い長袖、七分袖などのインナーを夏に併用するのは避けましょう。
ポロシャツの袖からインナーがのぞくと見た目の印象もチグハグになります。
4.NGとされるインナー3選
4-1 ポロシャツの襟元・裾・袖から見えるインナー
普段着や仕事着用のポロシャツの襟元や袖口から、インナーが見えるのを不快に感じる方はいるので避けましょう。
(参照:ビッグカメラ.com)
ゴルフなどのスポーツシーンにおいて機能性インナーを着る機会は多いのですが、プライベートシーンでインナーが見えるのは見栄えが良くありませんので注意しましょう。
4-2 派手な色柄やロゴ入りのインナーは避けよう
派手な色柄やロゴ入りのインナーは避けましょう。
元々下着の位置づけであるインナーがポロシャツから透けて見えるのはNGです。
「透けにくい色」「ロゴやグラフィックのない無地」の肌着を選ぶようにしましょう。
4-3 光沢感の強いインナーは避けよう
光沢感の強いインナーは避けた方が無難です。
テカテカと光るインナーがポロシャツからのぞくと、野暮ったくなりおじさん感が一気に高くなります。
光沢が強く、機能性に優れた素材で代表的なのはポリエステルです。
暑い夏こそ高機能素材のインナーを着たくなりますが、ポリエステル100%のインナーを選ぶのではなく、綿などの天然素材を含んだ物を意識的に選ぶようにしましょう。
5.おすすめブランド3選
最後に、ポロシャツの下に着るインナーのおすすめブランドを厳選してお伝えします。
・UNIQLO
日本を代表するカジュアル衣料量販店です。
全国各地の路面店や駅ビルなどにショップがあるので、気軽に寄れて安く買えるのが嬉しい限りです。
機能面で特徴のある「ヒートテック」や「エアリズム」が有名ですし、用途によって使い分けが効く様々なインナーがおいてあるので、場面に応じて使い分けをすることが可能です。
価格帯は1,000円~3,000円と良心的なのも魅力的と言えるでしょう。
・紳士服の青山
スーツ量販店として有名な青山ですが、ビジネス用のインナーの種類も豊富です。
大都市圏のみならず郊外などにも店舗を構えているので、実際に店舗で選べるのがポイントです。
ポロシャツの下に着ても透けにくくて、首回りからのぞきにくい仕様のインナーも多数そろえており、価格帯も1,000円~3,000円と手ごろなのも嬉しい限りです。
・GUNZE
男性下着と言えば、グンゼを思い浮かべる方も多いぐらい有名なブランドです。
下着専門で扱っていることも有り、皆さんが気を付けるべき点(着ている様に見えない・下着がのぞかないなど)をしっかりとケアしてくれているアイテムが多く展開されているのもうれしい限りです。
高品質ラインのSEEKは¥3,000~¥6,000と下着としては割高ですが、日本製の上質素材を謳った着心地の良いアイテムを取り揃えています。
オンラインショップ以外にも主に百貨店などで取り扱われています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事ではポロシャツの下にインナーを着るべきか、選ぶとしたらどの様なインナーがおすすめかをお伝えしました。
前提として、プライベートシーンでもビジネスシーンでもポロシャツの下にはインナーを着るべきです。暑い夏の時期にインナーを着るデメリットよりも、メリットを感じる機会が多いことを実感いただけることでしょう。