「暑い夏に最適なメンズの服装を知りたいけどわからないな」
「夏は梅雨時期の6月もあれば暑さの厳しい8月もあるので、それぞれの時期何を着れば好印象になるだろう」
とにかく暑い時期こそ夏のイメージだと感じる方も多いでしょうが、梅雨時期は一日を通して雨が降ることで肌寒さを感じる日もありますし、1日を通して30℃を超える日もあるため、実際にどのような服装をすれば好印象に見て貰えるのか分からない男性は多いです。
一般的な季節の区切り方として、夏は「6月、7月、8月」を表しますが、梅雨時期の6月、夏に切り替わる7月、一日を通して暑い真夏の8月というように、同じ夏でも月によって着るアイテムが変わります。
そのため、夏を快適かつ大人っぽい着こなしをするための重要なポイントは「月毎に着るべき服装がどのようなものか」しっかりと把握することで、安心して服選びができて快適に過ごすことができます。
また、周りから好印象に見てもらうためには、お出掛けする場所や場面によって、上半身に着る「半袖のトップス」の種類にしっかりと気を配ることが重要です。
この記事は男性専門のプロのパーソナルスタイリストが、参考となるコーディネート画像を交えながら夏のメンズ服装を分り易く解説します。
この記事を読み終えた後には、周りから好印象に見て貰える夏のメンズ服装が何かを知ることが出来て、実際にお店で選べて、素敵な夏ファッションを身につけられることをお約束します!
目次
1.夏にメンズ服装おすすめ5選
夏のメンズ服装選びをする上で、「何月に着る服装なのか」が重要なポイントになります。
そして、月ごとに上半身に着るアイテムをしっかりと使い分けられるようになると、周りから好印象かつ大人っぽく見てもらえることを覚えておきましょう。
それでは早速、代表的なコーディネート画像をご覧いただき参考にしてみてください。
【1日中雨が降る梅雨6月の代表的なコーディネート】
【夏の日差しが強い7月の代表的なコーディネート】
【本格的な真夏8月の代表的なコーディネート】
いずれも夏に着るメンズ服装です。
夏とはいえ、6月・7月・8月の中でも気温変化が生じるため、「何月に着るコーディネート」なのかによって上半身に薄手の羽織り物・半袖のトップスにするか選択する必要があります。
2.夏に最適なメンズ服装は「半袖のトップス」選びが重要
夏に最適なメンズ服装は、「単体で着る半袖トップス」選びが重要です。
6月の梅雨時期は太陽が出ずに肌寒さを感じる日もあることから、「薄手の羽織物」も準備しておくと良いでしょう。
服装選びをする上で気温は重要なポイントになりますので、2021年の東京の気温を参考にお伝えしましょう。
(参照:goo天気)
アイテム:薄手のカーディガン、薄手の長袖シャツ
アイテム:ポロシャツ、半袖シャツ、Tシャツ、サマーニット
3.夏におすすめ!月別メンズ服装コーディネート20選
3-1 6月のメンズコーディネート
6月は梅雨の時期でもあり、太陽が出ない日は気温が15℃前後を推移する日もあります。
基本的には半袖1枚でも過ごせることが多いですが、1日を通して肌寒く感じる日もあることから、簡単に脱ぎ着できる薄手の羽織り物持っておくのがポイントです。
【サマージャケットを利用したコーディネート】肌寒さを感じる6月のカッチリさせたいシーンでは、通気性の良い薄手素材のジャケットを選びましょう。
綿素材かつ裏地の付いていない薄手のジャケットは、ほどよいカッチリ感と適度な柔らかさを合わせ持ったアイテムです。
【カーディガンを利用したコーディネート】(参照:中川政七商店)
6月の肌寒さを感じる日はTシャツの上から簡単に脱ぎ着できる薄手のカーディガンが使いやすいでしょう。
襟付きシャツやジャケットに比べて、襟が無くて柔らかい印象のカーディガンはアクティブシーンで使い勝手の良いアイテムです。
【薄手のパーカーを利用したコーディネート】フードの付いたパーカーは数ある羽織物の中でもカジュアル感の強いアイテムです。
フロントはジッパーで開閉するデザインが多いことから、パーカーは簡単に脱ぎ着が出来るアイテムですのでアクティブシーンに最適です。
【ナイロンブルゾンを利用したコーディネート】
(参照:WEAR)
一日を通して雨が降り続けることの多い6月は、薄手のナイロンブルゾン(ナイロンジャケット)が良いでしょう。
機能的な面ではもちろん、最近はファッション性も兼ね備えたアイテムもセレクトショップなどで幅広く展開されています。
派手な色柄は避けて、ネイビーや黒などの暗い色を選ぶとプライベートシーンでもコーディネートしやすいでしょう。
【長袖カットソーを利用したコーディネート】
カットソーはシルエットに注意して細身を選ぶと大人っぽく着こなすことが出来ます。
春らしく明るい色や細いボーダー柄を選ぶことで、より柔らかい印象になります。
3-2 7月のメンズコーディネート
梅雨時期から夏に向けて、本格的な暑さを感じ始めるのが7月です。
基本的には半袖で過ごせる日が大半になりますが、朝晩に出掛ける人は薄手の長袖を用意するか腕まくりの出来る襟付きシャツなどを着て出かけると良いでしょう。
【麻シャツを利用したコーディネート】麻素材の襟付きシャツは、カッチリした印象を与えつつも素材特有の皺がカジュアルな印象も与えてくれるアイテムです。
サラッとした着心地が特徴で、肌にべとつかないので日本の7月の気候に適した素材です。
一日を通しての外出も、朝晩は長袖で着用して、日中は腕まくりをすることで暑さをしのぐことも出来ます。
【七分丈シャツを利用したコーディネート】手首が見えるスッキリとした印象の七分袖シャツは、長袖シャツのカッチリ具合と半袖シャツのカジュアル感を合わせ持ったアイテムです。
シャツの裾を外に出して着る場合は、着丈が長すぎず身幅のスッキリとしたサイズを意識して選ぶようにしましょう。
【ジレ(ベスト)を利用したコーディネート】(参照:wear)
Tシャツ一枚だと外出では物足りないと感じる方は、ジレ(ベスト)を1枚羽織るだけで夏でも大人っぽい印象になれます。
上下のコーディネートのバランスがI型シルエットになるように、ジレのサイズも太過ぎず、フロント釦を留めてきつくないサイズを選ぶと大人っぽく着こなすことが出来ます。
【ポロシャツを利用したコーディネート】暑さの強い日に都心部へ外出を予定している男性は、襟の付いたポロシャツを選ぶことで大人っぽく着こなすことが出来ます。
襟元の釦を留める箇所や襟裏に異素材や違う色柄のデザインを選ぶことで、カジュアル感をより印象付けることが出来ます。
【サマーセーターを利用したコーディネート】サラッとした肌触りのサマーセーターは、蒸し暑い7月の日本の気候でも大人っぽい印象になれる最適な半袖アイテムです。
襟元のデザインがVネックタイプを選ぶことで、よりスッキリとしたイメージを醸し出してくれます。
3-3 8月のメンズコーディネート
最高気温は30℃以上、最低気温も20度以上の8月は、1日を通して半袖のトップスで過ごすことになります。
行く場所や場面に応じて「襟有りの半袖トップス」か「襟無しの半袖トップス」を選ぶようにしましょう。
【半袖Tシャツを利用したコーディネート】真夏のプライベートシーンではTシャツを選ぶようにしましょう。
子供っぽくならず、コーディネート全体がスマートに見えるように細身サイズのTシャツを選ぶのが必須です。
【ボーダー柄カットソーを利用したコーディネート】半袖のトップスも柄が入ることでカジュアル感が増します。
細い線(ピッチ)で淡色の柄を選ぶと大人っぽく着こなすことが出来ます。
【ポロシャツを利用したコーディネート】襟の付いた半袖ポロシャツは真夏のカッチリシーンにおすすめのアイテムです。
爽やかなホワイトジーンズにモノトーンの黒や濃いグレーのポロシャツを合わせると、大人っぽく着こなすことが出来ます。
【ポロシャツを利用したコーディネート】
都心部へ出かける際、明るい色のポロシャツに暗い色のパンツを選ぶことで大人っぽく着こなせます。
上下の色の組合せに気を配るだけで見た目の印象も変わることを覚えておきましょう。
【半袖シャツを利用したコーディネート】
(参照:kink)
全身のコーディネートをワントーンでまとめた夏の上級者コーディネートです。
ほどよくゆとりを持たせた半袖シャツとパンツを合わせて余裕ある大人のラグジュアリー感を演出してます。
【ショートパンツを利用したコーディネート】(参照:洋服の選び方)
8月のリゾートシーンでは、短パンを活用するのもありです。
短パンはプライべート色が強いアイテムですので、襟付きシャツなどを合わせるて大人のリゾートコーディネートを完成させましょう。
4.夏におすすめするメンズファッションのマストアイテム9選
4-1 「ポロシャツ」は細身シルエットで爽やかに着こなそう
「ポロシャツ」は細身のシルエットを選んで爽やかに着こなしましょう。
暑さと湿気で汗が肌に張り付くのを嫌がり、ゆったりとしたシルエットを好む男性もいますが、野暮ったくなるので気を付けましょう。
【ポロシャツを使ったコーディネート】
ポロシャツの色を明るくしたり暗くするだけで見た目の印象は大きく変わります。
4-2 「Tシャツ(カットソー)」は爽やかな色合いで夏を彩ろう
「Tシャツ」は爽やかな色合いで夏を彩りましょう。
【Tシャツを使ったコーディネート画像】
カジュアルな印象に見えるTシャツスタイルも上下の色の組み合わせを変えるだけで、印象が変わります。
【羽織り物と合わせたコーディネート画像①】
【羽織り物と合わせたコーディネート画像②】
カジュアルな印象のカーディガンとTシャツの組み合わせは、プライベートでも使いやすいコーディネートです。
細身シルエットのパンツを選んだり、靴もレザースニーカーを選ぶことで全体のコーディネートが大人っぽくなります。
4-3 「半袖シャツ」は前釦の開閉で印象を変えることが出来る夏の万能アイテム
【半袖シャツを使ったコーディネート】
前ボタンを閉めて着るとスッキリした印象になります。
【半袖シャツを使ったコーディネート】
前ボタンを開けると開放的で柔らかくカジュアルな印象になります。
カジュアル感を演出する場合は、襟付きシャツの裾を外に出した着こなしがおすすめです。
そして、お尻が隠れない着丈のシャツを選ぶとスッキリと爽やかに着こなすことが出来ます。
4-4 「半袖ニット」は大人っぽく上品に夏を演出できるアイテム
夏に襟無しのトップスを好んで着る男性は、上品な印象に見えるサマーセーター(ニット)がおすすめです。
【サマーセーターを使ったコーディネート】
真夏に着る半袖セーターはTシャツにくらべて袖や裾に抑えが効いているので、スッキリと大人っぽく着れるのが特徴です。
【サマーセーターを使ったコーディネート】
同じアイテムを使っても、上下の色の組合せを変えるだけで印象はガラッと変わります。
スッキリ見えるネイビーのサマーセーターにホワイトジーンズのコーディネートは、8月のバカンス旅行でも都心部へのお出掛けシーンでも使い勝手抜群です。
Tシャツ同様、「胸まわり」「お腹まわり」「着丈」の3つを意識して選ぶのがポイントです。
4-5 「カーディガン」は夏場の室内で活躍するアイテム
「カーディガン」は朝晩用の羽織り物として便利なアイテムです。
梅雨時期は1日を通して太陽が隠れているため肌寒さを感じる日があるのと、空調の効いた室内で簡単に脱ぎ着が出来るため重宝します。
【カーディガンを使ったコーディネート】
肌寒い気温の時に襟付きシャツやカットソーの上から気軽に羽織れる「カーディガン」は、軽くて丸めてバックに忍ばせておくことも出来るので使い勝手が良いアイテムと言えます。
より詳しいカーディガンの選び方を知りたい方はこちら
関連記事4-6 「チノパン」は細みかつスマートシルエットで適度な若々しさを演出
「チノパン」はストレッチ素材の細身シルエットを選びましょう。
【チノパンを使ったコーディネート】
キレイめコーディネートからカジュアルコーディネートまで全般的に利用できるチノパンは、明るい色と暗い色を1本ずつ持っておくだけでコーディネートの奥行が広がります。
チノパンの中でも少し厚みのあるタイプを選ぶことで、気温差の大きい3月も安心してコーディネートすることが出来ます。
チノパンの選び方や着こなし方をより詳しく知りたい方はこちら
関連記事4-7 「ジーンズ」は細身のスッキリしたシルエットから選ぶと大人っぽい印象に
「ジーンズ」はストレッチの効いたスッキリシルエットを意識して選ぶようにしましょう。
【ジーンズのイメージ画像】
(参照:yahoo)
細身のシルエットの他に、ネイビーや黒などの暗い色を選びましょう。
明るいブルージーンズに、色落ち加工などのダメージジーンズは若々しすぎる印象になり、他のコーディネートとでチグハグな印象を与えるので控えましょう。
夏らしくカジュアル感を前面に演出したい場合は、インディゴブルーがおすすめです。
【インディゴブルーデニム】
色落ちされたデニムジーンズは、ともすれば子供っぽく見えるパンツの代表格にですので、細身のシルエットを意識して選ぶようにしましょう。
また、夏を爽やかに演出する場合は「ホワイトジーンズ」がおすすめです。
【ホワイトジーンズ】
白は膨張色ですので、細身のシルエットを意識して選ぶ必要があります。
ジーンズの選び方や着こなし方をより詳しく知りたい方はこちら
関連記事4-8 夏でも「シューズ」は革素材を選んで大人っぽさを出そう
夏場でも靴(シューズ)はレザー素材から選ぶと足元から大人っぽい印象になります。
レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」を選ぶと良いでしょう。
【レザーシューズ】レザーシューズコゲチャは黒ほどはカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。
明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでおすすめです。
【レザースニーカー】プライベートシーンではレザー素材のスニーカーもおすすめです。
カジュアルシーンでは動きやすさと足元の軽やかさも演出できるので良いでしょう。
レザーシューズの選び方や着こなし方をより詳しく知りたい方はこちら
関連記事4-9 「ベルト」はメッシュ素材でカジュアルかつ涼し気に
「ベルト」はメッシュ素材を選んでカジュアルかつ涼し気な印象で選びましょう。
【メッシュベルト①】
キレイめカジュアルで大人っぽい着こなしを演出する場合は、レザー素材で色は「クロ」や「コゲチャ」がおすすめです。
【メッシュベルト②】カジュアルかつ涼し気で夏らしい印象を醸し出したい場合には、ネイビーや濃いブルー系の色で、綿素材か合繊繊維の素材から選ぶとより強調することが出来るのでおすすめです。
5.夏に最適なメンズ服装を買うならこの店!おすすめ3選
5−1 「トゥモローランド」でオシャレに気を使ったコーディネート
セレクトショップは量販店よりも価格は上がりますが、海外からのインポート(輸入)商品から自社製造販売まで幅広く展開しており、流行も抑えていることからセンスは抜群です。
中でもトゥモローランドはハイセンスで季節にあわせた服装も多いので、安心して夏のメンズ服を選ぶことが出来るでしょう。
5−2 「伊勢丹メンズ館」で自分で選んでトータルで揃えよう
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。ブランド数も多く品揃えが豊富で世界中のファッションがここには集約されています。夏に着れるメンズアイテムも全身取りそろえることができます。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
5−3 「ライフブランディング」は自分で選ぶことが難しい方に最適
お店に行ったけれど、センスに自信なく自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで一万人以上の利用者がいます。
夏に着るメンズ服装のイメージがわからずに来店する方もとても多いです。
6.夏に最適なメンズ服装が揃うおすすめの通販ショップ【BEST3】
服装選びはサイズが重要なため、デートなど重要なシーンで着る場合は、お店で試着をして選ぶことをおすすめします。とはいうものの、「お店に行く時間がない!」「そもそもお店が近くには無い!」という方もいるでしょう。その場合はネットで購入するのも一つの手でしょう。
そんな方のために、おすすめの通販ショップ【BEST3】をご紹介します。
【BEST1】「マネキン買い」で失敗知らず!メンズファッションプラス
やりすぎない、失敗しない無難な男服をコンセプトに、ファッション初心者でも気軽に買える「マネキン買い」が可能。コーディネート写真でいいなと思ったアイテムが一式で購入できてしまうのでラク!
【BEST2】「大人っぽいきれいめアイテム」ならスプートニクス
こちらも大人っぽくキレイめなアイテムが揃います。アイテムの種類が豊富で、選びやすいのも特徴。
【BEST3】厳選アイテムで初心者も買い物しやすいDcollection
シンプルでベーシックなアイテムが厳選された通販ショップです。ファッション初心者向けにファッションが学べるメディアやコーディネート例も豊富にあるので、ファッションがあまり得意でない方にもやさしい通販サイトです。
7.まとめ
如何でしたでしょうか。
今回の記事では、暑い夏に好印象に映るメンズ服を特集しました。
夏を表す月は6月、7月、8月になりますが、夏を快適かつ大人っぽい着こなしをするためには「月毎に着るべき服装がどのようなものか」しっかりと把握することが重要です。
また、周りから好印象に見てもらうためには、お出掛けする場所や場面によって、上半身に着る「半袖のトップス」の種類にしっかりと気を配ることがポイントです。
これらのポイントを押さえることで、周りから好印象に見て貰える着こなしが出来ることをお約束します。