
「冬にテーラードジャケットを格好良く着こなしたいけど、どうしたらいいのだろう」
寒い冬には防寒着として羽織れ、かつ大人っぽい雰囲気を作れるテーラードジャケットは多くの男性から愛されています。しかし、何を基準に選んで、どうやって合わせれば良いのかわからないお悩みに男性は多いです
でも安心してください。
実は冬のテーラードジャケットコーディネートでは、何と合わせるかがわかれば攻略出来ます。
具体的には、秋と比べてジャケット1枚では寒々しく見えてしまうので、「セーター」と「コート」をうまく合わせることが重要なポイントとなります。
ただ、寒い冬は重ね着をするとどうしても着膨れしてしまうもの。
そのため、テーラードジャケットをスマートに着こなす上で「素材」と「サイズ感」には気をつけなければいけません。
ここで、私たち男性専門のプロのスタイリストが、お困りの皆さんに代わって冬のテーラードジャケットの選び方と着こなし方を、コーディネート画像を使って分かりやすくお伝えしていきます。
この記事を読んで頂くことで、今年の冬はお洒落に暖かく、ジャケットを着こなしましょうね!
目次
1.冬のテーラージャケット選び方のポイント3選
コーディネート画像をご覧頂く前に、冬のテーラードジャケットを選ぶポイントをお伝えしたいと思います。
1-1 「素材」は冬らしいものを選ぶ
冬に着るテーラードジャケットは「素材」を意識して選びましょう。
代表的な素材を画像を使いながら簡単に解説します。
【ウールクリアカット素材】
生地の厚さによっては夏用のものもありますが、羊の毛を使ったウール素材のジャケットは冬にも活躍します。
クリアカットのものはウールの毛羽立ちを無くし、艶やかに仕上げたものです。
冬らしさを前面に押し出すわけではないですが、取り入れやすさと使いやすさはとても良いです。
冬のテーラードジャケットで悩んだらまずはウールを持つことがおすすめです。
【サキソニー素材】
(参照:yahoo)
サキソニーは織られた生地を水に浸して揉む縮絨(フェルト化)して、生地表面の起毛させたものの表面の毛羽をとるクリアカットを半分程度入れます。
完全にクリアカットしたものよりも、冬っぽさを出しつつも綺麗な雰囲気になるのでビジネスでも使えます。
【フランネル素材】
(参照:TASCLAP)
サキソニーと同じく織られた生地を水に浸して揉む縮絨(フェルト化)して、生地表面の起毛させたものになります。
毛羽立ちが伝わるので、暖かい印象になります。
シャツにもよく使われている素材なので、親しみがあると思います。
【ツィード素材】
(参照:TASCLAP)
厚手でざっくりとした風合いと自然な色合いが特徴的なツイードは、冬場のカジュアルジャケットスタイルに最適です。
落ち着いた色味でも、生地感のおかげで違いを出せるオシャレアイテムです。
注意点としては。肉厚になるため合わせるコートがきつくなるかもしれないので、試着はしっかりとしておきましょう。
【コーデュロイ素材】(参照:VoKKA)
生地表面に畝(うね)があり、凹凸感が出て、厚みのある生地になるので、暖かみとカジュアル感がでます。
主流ではないですが、畝の太さを変えることでビジネス・カジュアルいずれのシーンでも使い分けることが出来ます。
1-2 スッキリ・スマートに見える「サイズ感」にも意識
冬のテーラードジャケットはスッキリ・スマートに見えるサイズを選びましょう。
冬のジャケットの素材は生地が厚くなるので、サイズ感に注意しないとダボッとした印象になり野暮ったくなってしまいます。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】素材だけでなく、サイズ感に注意する・しないで見た目の印象がかなり変わることがお分かり頂けたと思います。
自分にジャストサイズのジャケットを選ぶ時に注意すべき箇所は大きく3つあります。
・肩:指が一本入るか入らないかのゆとりがあるのがジャストサイズ
・釦位置:ジャケットのボタンを留めた状態で、こぶし1つが入る位のゆとりがあるのがジャストサイズ
・着丈:ジャケットの裾部分が、お尻が隠れるか隠れないか位の位置になるのがジャストサイズ
テーラードジャケットのサイズ選びについて詳しく知りたい方はこちら
関連記事1-3 テーラードジャケットは暗めの色をベースに構成しよう
冬のテーラージャケットは暗めの色をベースにしましょう。
代表的な暗い色としてチャコールグレー、ネイビー、ブラック、ダークブラウンなどがあります。
【チャコール・ネイビー・ブラック】暗めの色は冬らしい落ち着いた雰囲気を醸し出します。
しかし、合わせるインナーやパンツも暗い色に統一すると重たい印象になるので、インナーかパンツには明るい色やオシャレ感の出る色を1色加えるだけでも軽い印象になります。
色合わせをより詳しく参考にしたい方はこちら
関連記事2.冬のテーラージャケットコーディネート14選
それでは実際に冬に着るテーラードジャケットのコーディネートをご覧頂きましょう。
【①:ネイビージャケット×白シャツ×カーキチノパン】冬のテーラードジャケットで一番ベーシックなウール素材のジャケットを使ったコーディネート。
ウールなので、暖かみを感じさせながらも、かっちりとした大人の雰囲気を感じさせます。
ここから、セーターを入れたりコートを足すことができるので、冬の基準の服装にできます。
【②:サキソニージャケット×セーター】(参照:wear)
サキソニーはフランネルよりも、毛羽立ちを抑えて光沢感が出てくる素材です。
光沢感が出るとビジネスのようなかっちり感が出てくるので、セーターを合わせることで柔らかさを出し中和させています。
また、スニーカーを合わせてカジュアル感をプラスして普段着に落とし込んでいます。
【③:サキソニージャケット×タートルネック】(参照:wear)
サキソニー素材のジャケットと革靴とハイネックのセーターを合わせた上品な組み合わせ。
冬場のジャケットスタイルにはハイネックやタートルを合わせると一気にオシャレになるので試してみてください。
【④:ツィードジャケット×セーター×シャツ】(参照:kikonasy)
目の粗いザックリしたツィード素材のジャケットはカジュアルな印象になるのでプライベートシーンで使い勝手がよいです。カジュアルになるジャケットでも中に襟のあるシャツを足すことで、かっちりとした大人っぽい雰囲気はキープされています。
【⑤:ツィードジャケット×セーターコーディネート】(参照:wear)
ジャケットの色に合わせたセーターを使ったコーディネート。
全体的に暗くなっているので、白シャツを重ね着したりパンツの裾を折ることで各所にアクセントを出して軽くしていますね。
【⑥:ツィードジャケット×ジレ】(参照:wear)
ツイードのジャケットとジレを使ってオシャレ感のある冬のジャケットスタイル。
マフラーで防寒をするのもありですが、ジレを使うことで他の人と違ったオシャレを楽しむことができます。
【⑦:コーデュロイセットアップ】生地に特徴のあるコーデュロイ素材のジャケットは畝の太さでイメージが変わります。
細畝のコーデュロイはスッキリ見えるので、セットアップにしても派手になりすぎずに暖かい印象になります。
【⑧:コーデュロイジャケット×ブーツ】夏にも着れる明るめのジーンズにもコーデュロイジャケットとブーツを足せば冬のオシャレスタイルに。
全体的に明るい色が多くなったときには素材感で季節感を出すコーディネートは覚えておきたいですね。
【⑨:コットンジャケット×セーター】通気性の良いコットン素材ジャケットもセーターと合わせれば冬場も着ることが出来ます。
綿はウール素材よりも柔らかくカジュアルな印象になるので、ランチや気軽なデートで使いやすいです。
【⑩:ステンカラーコート×テーラードジャケット】大振りのカッチリした襟のステンカラーコートは冬に着るテーラードジャケットとバツグンの組み合せになります。
ビジネスにも使われますが、サイズ感をすっきりとさせればカジュアルシーンでも問題なく使うことができます。
【⑪:チェスターコート×テーラードジャケット】ステンカラーコートに比べて首元から胸元にかけて開いたチェスターコートは、よりカジュアルな印象に映ります。
ボタンを締めてもVゾーンが目立つのでインナーで違いを出せるオシャレさん御用達のコートです。
【⑫:ロングPコート×マフラー】(参照:HANABISHI)
目の詰まったウールメルトン素材のロングPコートは、左右どちらでも上前を変えることがデザインになっており、左右に留められる釦が多く付いていることからカジュアルな印象に映ります。
Pコートは着丈が短いものが多いですが、ジャケットが隠れるくらいの長めの丈のものを使うと大人っぽくなります。
コートがカジュアルになっている分を黒のマフラーや革靴で落ち着かせている大人の冬スタイルです。
【⑬:トレンチコート×セーター】(参照:TASCLAP)
ショルダー位置にエポレットの付いたトレンチコートは、ウエスト位置のベルトを使って腰回りを絞ることの出来るので大人っぽく着こなすことができます。
ビジネス感が強くなるので、明るい色のセーターを入れてカジュアル感を足すと綺麗にカジュアル感が出ますね。
【⑭:ダッフルコート×テーラードジャケット】大降りのフードが付いたコートはテーラードジャケットに合うコートの中で一番カジュアルなアイテムです。
ビジネスシーンで使う場合、営業マンは相手先の服装規定などよく把握したうえで利用すると良いでしょう。
ダッフルコートは固くてジャケットを中に着るとゴワゴワすることもあるので、テーラードジャケットに合わせるときには試着をしっかりしておきましょう。
3.冬に着るテーラードジャケットを使ったコーディネートのポイント
では、実際に冬に着るテーラードジャケットを使ったコーディネートのポイントをお伝えします。
3-1 冬のテーラージャケットのインナーには薄手の「ウールセーター」で上品に着こなそう
気温がグッと下がる冬の時期はテーラードジャケット一枚では体感的に寒いので、薄手のセーターを利用すると防寒対策にもなり便利です。
【ジャケット×シャツ×セーター】保温性の高いウールセーターは着て暖かく、見た目の印象も温かみを感じさせるのでおすすめです。
インナーに襟付きシャツを着る場合は、Vネックタイプを選ぶと綺麗にシャツ襟がひらき直線のラインになるので大人っぽく着こなすことが出来ます。
もちろん、丸首タイプのクルーネックもシャツと合わせることができますが、単体で着ると曲線が柔らかさがでてカジュアル感が増します。
セーターの色はコーディネートの全体の色に合わせて淡い色(ライトグレー、ブルー)や指し色(パープル、オレンジ)など、を加えるとアクセントが効いてオシャレな印象になります。
【淡いセーター】
【差し色セーター】画像のように、セーターの色を変えるだけで印象が大きく変わるので、同じ形で数パターン持っておくと安心です。
また、セーターの柄は着回しのしやすい「無地」がおすすめです。
一歩先に行きたいという方は色柄でオシャレ感を演出することもありです。
ただし、ストライプや格子柄のテーラードジャケットに、柄の入ったセーターを合わせると騒がしい印象になるので避けておきましょう。
3-2 冬の外出時はテーラージャケットの上に羽織れる「ウールコート」で温かみを醸し出そう
冬の外出時にはテーラードジャケットの上に暖かい「ウールコート」を羽織りましょう。
【コート×ジャケットコーディネート】表面積の大きいコートは見た目の印象に一番目立つアイテムであることから、デザイン同様、サイズ感も注意して選ぶ様にしましょう。
サイズ感を意識して選ぶ場合は、「着丈」「肩回り」「お腹回り」をチェックしましょう。
コートのサイズ感についてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
関連記事4.冬のテーラージャケットコーディネートで使う8アイテム
4-1 冬に着る「ジャケット」は「素材」「サイズ」「色」の順に見定めよう
一章で簡単に紹介しましたが、改めて冬のテーラードジャケットについて詳しく解説をします。
冬の着るテーラードジャケットのポイントは、「素材」「サイズ」「色」の順に見定めることです。
まず、素材は寒い冬に耐えうる厚みの有るものがおすすめです。
ビジネスシーンならスッキリ見える「サキソニー」、カジュアルシーンなら柔らかい印象に映る「ツィード」がおすすめです。
【サキソニージャケット】
【ツイードジャケット】(参:F.log)
冬でも薄手素材のジャケット1枚で外出してしまう暑がりの皆さん、周りを見渡した時に、自分の格好が違和感を与えてないか注意をはらってみてください。
サイズは、冬場はインナーで重ね着をするために大きいサイズを選びがちですが、見た目の印章が大きく変わってしまうのでしっかりとジャストサイズを意識して選びましょう。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】冬は重ね着をすることが多くサイズ感が難しいので、実際に使おうと思っているアイテムを着て買い物にいくとミスは少なくなります。
周りから野暮ったい印象に見られないよう、スッキリとスマートにジャケットを着こなしましょう。
最後に、色はネイビーや濃いグレーなどのベーシックカラーで無地をベースに選びましょう。
【濃いグレー・ネイビージャケット】冬場は表面積の大きいジャケットに暗い色を使ったコーディネートをすると、全体感が落ち着きます。
格子柄や縦縞のストライプ柄を選ぶ際も、ベースカラーを暗い色にすると周りから浮くことも無いでしょう。
より詳しくジャケットの選び方を知りたい方はこちら
関連記事4-2 冬に着る「シャツ」は「素材」で違いを出そう
冬に着るシャツは「素材」で他のシーズンとの違いを出してみましょう。
【フランネルシャツ】(参照:LV333)
厚みのあるフランネル素材のシャツは着て暖かく、見た目の印象も温かみを感じさせます。
生地に厚みが出る分、サイズ感には注意して選ぶ必要が有ります。
野暮ったくならない様に、体の線に合った細身サイズを選ぶとスッキリ見えるのでよいでしょう。
シャツの基本的な選び方と着こなし方を知りたい方はこちらの記事を参照してください。
関連記事4-3 冬に着る「セーター」は薄手を選んでスマート感UP
冬のジャケットスタイルに合わせるセーターは薄手で細身のシルエットが肝です。
【セーター】薄手のセーターは肌寒い冬のジャケパンスタイルの必須アイテムです。
厚手のセーターの場合、ジャケットを着る時にかさ張り、見た目が窮屈そうな印象になる危険性があります。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】
ジャケットを上に羽織るのであれば、サイズを間違えてしまうと着ぶくれをしてしまうし、着にくくもなります。
画像の矢印のある「バスト」「ウエスト」「着丈」を意識してサイズを選んでください。
より詳しいセーターの着こなしコーディネートをご覧になりたい方はこちらを参照して下さい。
関連記事4-4 冬に着る「コート」はデザインと細身シルエットにこだわろう
冬のジャケットの上に着るコートは、「デザイン」「細身シルエット」にこだわりましょう。
デザインは最もジャケットにあわせやすい、「ステンカラーコート」「チェスターコート」が最初におすすめです。
ジャケットのかっちりとした印象とマッチするため使い勝手がとても良いです。
サイズは、着ぶくれをせずに、大きくなりすぎない程度の細身のシルエットにしましょう。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】表面積の多くを占めるコートは、細身シルエットを選んでスマート感を演出させましょう。
ジャケットの裾がコートからはみ出てしまうとみっともないので、裾がはみ出ない長さのコートを選ぶことが重要です。
コートの色は暗めのネイビー・クロ・チャコールグレーなどのベーシックカラーが大人っぽい印象になり着回しもしやすいでしょう。
コートについてより詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
関連記事4-5 冬に穿く「スラックス」は素材とシルエットにこだわろう
冬に穿くスラックスはシルエットにこだわるとスマート感を演出できます。
【スラックス】ユッタリしたシルエットは必要以上にダブつき、カジュアル感が出てしまうのでサイズ感に注意をはらいましょう。
【スラックスサイズポイント】サイズ感に注意を払う箇所は「モモ」「ヒップ」「ウエスト」です。
もし、ヒップとウエストのどちらかしかちょうどいいサイズのものがなければ、ウエストは数センチであれば直しが出来るので、ヒップのサイズがちょうどいい物を選びましょう。
スラックスの色選びは上着と対象の色で無地を選びましょう。
上着が暗ければ、スラックスは明るい色を。上着が明るければ、スラックスは暗い色といった感じです。
柄物を選ぶ場合はお洒落感やカジュアル感がでますが、着る場面にそぐわないシチュエーションもあり得るので注意が必要です。
ビジネスシーンであればベースカラーは濃いグレーや黒、ネイビー。
単色の線で幅がせまく細かい柄を選ぶと大人っぽい印象に着こなすことが出来ます。
スラックスのより詳しい選び方はこちらを参照して下さい。
関連記事4-6 冬に穿く「チノパン」も生地の厚みとシルエットを意識して選ぼう
冬に穿くチノパンもスラックス同様に細身のサイズを意識して選び、素材にこだわりましょう。
【チノパン】素材は寒さにも耐えられる厚みのある生地を選びましょう。
皆さんがプライベートでよく穿くジーンズ(デニム素材)とビジカジシーンで使う綿スラックス(ツイル素材)の中間くらいの素材で「カツラギ」があり、秋冬シーズンにおすすめです。
色はスラックス同様に、明るい色・暗い色のチノパンを手元に持っておくと着回しする上で便利です。
【明るい色・暗い色】明るい色は柔らかい印象になり、暗い色は落ち着いたイメージになります。
冬のテーラードジャケットやセーターの色に合わせて、パンツの色を調整するとよいでしょう。
サイズはスッキリさせることが冬のテーラードジャケットコーデを綺麗に見せる絶対条件です。
そのためにも、生地の組織は綿とポリウレタンの入ったものがおすすめです。
ポリウレタンという素材は、伸びるので細身にしても穿き心地は変わらずに穿けます。
目安として2~5%くらいポリウレタンが含まれているものが着心地もよく型崩れもしにくのでおすすめです。
【ポリウレタン入りのチノパン】綿とポリウレタンの入った伸縮性のある素材であれば、指で軽く一つまみ出来る位がジャストサイズとなります。
チノパンを詳しい選び方はこちらを参照してください。
関連記事4-7 冬に履く「靴」はレザーシューズかレザースニーカーがベストマッチ
冬にテーラードジャケットと合わせる靴は、落ち着いた印象を醸し出すレザー素材のシューズ、スニーカーがベストマッチです。
【レザーシューズ】
【レザースニーカー】
ビジネスシーンでは黒かコゲチャのストレートチップが鉄板です。
また、プライベートではコゲチャのレザーシューズ、レザースニーカーを持っておくと柔らかくも大人っぽい印象になります。
使うシーンに合わせて色を変えてみてください。
レザーシューズの選び方についてはこちらの記事を参考にして下さい。
関連記事4-8 冬に装着する「ベルト」もレザータイプで統一感を出そう
冬のテーラードジャケットコーディネートでは、レザーベルトと革靴の色を合わせると統一感が出てコーディネートが引き締まります。
【レザーベルト】 ベルトがコーディネートに合っていないとせっかくのコーディネートが、野暮ったい印象になるので要注意です。
【レザーメッシュベルト】少しカジュアル感を出すのであれば、レザー素材の編み込まれたレザーメッシュベルトもおすすめです。
柔らかさがうまれて、カジュアルシーンのジャケットスタイルによく合います。
ベルトの選び方については、以下の記事で詳しく説明しています。
関連記事5.冬にテーラードジャケットを着こなす際の注意点
この章では冬にテーラードジャケットを着る上で注意すべき点をお伝えします。
もしご自身に当てはまる点がある場合はこの機会に直してくださいね。
5-1 ジャケットの素材が薄すぎるのはNG
冬に着るテーラードジャケットは、生地が薄すぎと季節感がチグハグするのでNGです。
【夏素材ジャケット】たとえば、薄手の綿素材や麻素材などの春夏素材は、寒い冬ではチグハグな印象を周りに与えてしまいます。
ビジネスシーンでは、適度に厚みがありスッキリとした印象のサキソニー素材のジャケットを選び、カジュアルシーンでは、ゴワっとした厚みのあるしっかりしたツィード素材のジャケットというように、素材によって、周りに与える印象が変わることを覚えておきましょう。
5-2 合わせるパンツは生地の厚みに注意
上下アイテムの生地の厚みが極端に違うと、やはりチグハグな印象になってしまいます。
厚みのある冬のテーラードジャケットに薄手のスラックスや綿パンを合わせてしまうと、周りに違和感を与えてしまいます。
ビジネスシーンではウール・サキソニーのスラックスや、カジュアルシーンではウールツィード素材や厚手綿のカツラギ・コーデュロイ素材などがおすすめです。
5-3 ジャケットの中に着るインナーが厚すぎる
防寒対策にとジャケットのインナーに厚すぎるセーターやシャツを着込むのもやめましょう。
【厚いセーター】
真冬用の紡毛セーターや、ちょっとした防寒着にもなるシャツをインナーとして着ると、肩周りや袖周りがきつくてジャケットが着れなくなってしまいます。
無理してジャケットを着ると、ジャケットもパツンパツンになり窮屈そうで、見た目のシルエットも崩れてしまうので気をつけて下さい。
6. 冬のテーラードジャケットを揃えるならおすすめショップ3選
6–1 大手セレクトショップ(トゥモローランド)
トゥモローランドは幅広い年齢性別の男性に人気があり、また、女性ウケも良いブランドで冬のテーラードジャケットを選ぶのなら押さえておくとべきお店です。
セレクトショップは店舗によって商品構成がことなりますので、テーラードジャケットは、カジュアルとスーツが両方置かれているような店舗であれば探しやすいでしょう。
6-2 男性専門デパート(イセタンメンズ)
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。そのため品揃えが豊富で、冬のテーラードジャケットはもちろん、ON・OFFシーンの全身コーディネートも可能です。
ショッピングが好きな方は数多くのブランドから自分に合ったジャケットを選ぶことが出来るでしょう。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
6-3 コーディネートサービス(ライフブランディング)
お店に行ったけれど、自分ではなかなか選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性におすすめのサービスです。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
冬用のテーラードジャケットを求めて来店する方も多いです。
通常のショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選びます。
冬のジャケット選びに悩まれた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイヤル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
7.冬のテーラードジャケットを揃えるならおすすめの通販ショップ【BEST3】
服装選びはサイズが重要なため、重要な商談などのシーンで着る場合は、お店で試着をして選ぶことをおすすめします。
でも、「お店に行く時間がない!」「そもそもお店が近くには無い!」という方もいるでしょう。その場合はネットで購入するのも一つの手です。
そんな方のために、おすすめの通販ショップBEST3をご紹介します。
【BEST1】 価格・機能性も重視しつつ、そこそこオシャレに!ならAOKI
言わずと知れた、大手スーツ量販店ですが、ベーシックでありながらもトレンドを取り入れたテーラードジャケットを手に入れることができます。幅広い年齢層の方をターゲットとしています。
価格や機能性も重視しながら、そこそこお洒落に冬のジャケットを手にいれたい方にはおすすめです。
【BEST2】 若手向けベーシックアイテムならオリヒカ
AOKIグループの若年層向けスーツ量販店。20代~30代の若手ビジネスマンが手に取りやすいベーシックかつ若々しいデザインでありながら手頃な価格帯です。
手始めにビジネスシーンで着る冬用テーラードジャケットを手に入れたい方に最適なお店といえます。
【BEST3】 若手向けオシャレアイテムならスーツカンパニー
青山商事が運営する若年層向けのスーツ量販店。こちらも20代~30代の方をターゲットとしています。
ベーシックでありながらも程よくトレンドも取り入れたオシャレなデザイン性が特徴の一つでもあります。
冬のテーラードジャケットから合わせるアイテムまで、他の人と少し差をつけたい方などにおすすめです。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬に着るテーラードジャケットは「セーター」と「コート」を上手く合わせることが好印象に繋がるコツです。
着ぶくれをせず、大きくなりすぎない程度のアイテムを選んでみてください。
また、重ね着をすると言ってもテーラードジャケット自体もシルエットがボテッとしない様にスッキリとしたサイズ感を選んでください。
今回のコーディネート画像や合わせるアイテムのポイントに注意しながら、今年の冬はテーラードジャケットでON・OFF共にしっかりと着こなしてくださいね!