メンズファッションの基本

クールビズの着こなしポイント

ライフブランディングの吉田泰則です。
最近やはりクールビズについての取材やお客さまの相談を多く頂きます。
そのため、「クールビズの期間の着こなしのポイント」を何回かに分けて伝えさせて頂きますね。

まず、「自分の服装が相手にどう思われるかを考える」ということです。
この時期のスタイルは、ジャケットやネクタイを身につけないことが多く、ただでさえカジュアル感が出やすいです。
今までは、とりあえずスーツにネクタイをしていればいいかと思っていた方も多いとは思います（笑）

多くの企業も「出勤はスーツにネクタイ」というルールのみがあり、スーツを着ていれば文句を言わない風土ができあがっていたのではないかと思います。

そこで、いきなり社会の流れが「クールビズ」という方向になり、地球温暖化防止のために室内温度を上げるので、ジャケットとネクタイをはずして働きましょうという号令が出てしまうと困ってしまいますよね。

今までは、ビジネスの相手のことを考えなくても、スーツを着ていれば誰も何も言わなかったところから、急にジャケットとネクタイという強力な武器をとられてしまったのです（笑）

僕はこのクールビズという流れを「自分の服装が相手にどう思われるのか」という大切な考え方のきっかけにすべきだと思います。

「ファッションはコミュニケーションツール」ということが、クールビズの際のビジネススタイルでも基本になってくると思います。

いきなり精神論ですが（笑）、僕はいきなりポロシャツがどうのとか、ネクタイをはずすとかのことよりも、もっと基本的な考えに戻るいい機会ではないかと思っています。
そして、まずは本質部分をしっかりと理解することが洋服を着る前に必要だと思います。

もちろん、考え方の後には選び方もありますので、サロンにお越しの際に色々と伝えますね！