メンズファッションの基本

男性のクールビズ～ノーネクタイの着こなし～

クールビズスタイルの大きな特徴として次の2つが挙げられます。

・スーツスタイルでネクタイだけを外す
（ノーネクタイ）
・シャツとスラックスのスタイル
（ジャケットは着ない）

場合によっては、ポロシャツやチノパン、デニムまでOKとしている会社もあります。まずは自分の会社がどこまでを許容範囲としているかを確認しましょう。

さて、ここではクールビズスタイルで最も多い、今までのスーツスタイルからネクタイだけを外すスタイルについて気をつけるポイントを説明します。

今まで毎日着ていたスーツ・シャツ・ベルト・シューズからネクタイだけを取り去ってしまった場合、下手をすると、飲み会終わりのおじさんのようなだらしない印象になってしまいます。

皆さんシャツを買う時にご自身の体よりも大きめのサイズを購入されることが多いので、まずはジャストフィットなサイズのものを購入することだけでも、だらしない印象はかなり軽減されます。

当サロンにお越しになるお客さまも、「今まで自分にぴったりなサイズだと思って着ていたシャツが、実はオーバーサイズだった」という方が少なくありません。

サイズがクリアされれば、次は少しデザインにも気を配ってあげましょう。
ネクタイが無くなると、必然的に、シャツのボタンや襟元、前たて部分が相手の目に触れることが多くなります。

ボタンの付糸やボタン穴の糸にネイビーなどの色を使ったものや、ボタンが襟元に２つボタンの付いたドゥエボットーニと呼ばれるシャツは襟が高いので襟を開いたときにきれいに見えておすすめです。