クールビズ
クールビズの考え方
クールビズと言われて連想する服装とはどんなスタイルでしょうか。
ノーネクタイにシャツとスラックスのスタイルが一般的かもしれません。
最近では軽量感や清涼感のある素材のジャケットなども出てきており、一概にはクールビズスタイルを定義することができなくなっています。
これではビジネスマンの頭を悩ませる一方です。
そこで、まずは本質を押さえることから始めましょう。
クールビズ期間のスタイルを考える際には、「ファッションはコミュニケーションツール」と捉えることが最も大切なポイントです。それはつまり、「自分の服装が相手にどう思われるかを考える」ということです。
また、「スーツスタイルの基本的なルール」というものが存在します。
この2つを考えながらコーディネートしていくことが大切です。
スーツスタイルに欠かせないアイテム、ドレスシャツを例に一つルールを説明しましょう。
ドレスシャツは元々下着の役割をしていました。そのため、昔のヨーロッパではシャツ姿で人前に立つことは非礼とされていたのです。
(詳しくは、ドレスシャツの歴史へ)
その理論からすると本来シャツ姿で人前に出るのはNGです。
また、人前で肌を見せることも好ましくないとされていました。
従って、クールビズであったとしても、半袖シャツではなく長袖シャツを着用し、暑いときには袖をまくる方が好ましいのです。
しかし、そんなことは考えたこともなく、スーツ・シャツ・ネクタイ・ベルト・シューズ・バッグとお決まりのアイテムを「仕事着」として毎日何気なく着ている人がほとんどではないでしょうか。
それが社会のルールとして浸透してしまっているのですから、仕方がありません。
ビジネスで会う相手のことなど考えなくとも、スーツさえ着ていれば問題なかったのです。
そこにいきなり、温暖化防止・節電の観点から「クールビズ」が始まり、ジャケット・ネクタイという強力な武器がなくなってしまっては、大混乱です。
ただし、ファッションについて考え直す、いいきっかけにもなると思います。
これから数回に分けて、堅苦しくならないように僕なりのクールビズのポイントを解説していこうと思います。
これを機に「涼しくてラク」から、「ビジネスで会う相手に失礼にあたらない」という観点にシフトチェンジしてみませんか?
どんなことでも、
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