靴下・肌着
靴下の歴史
ライフブランディングの吉田泰則です。
メンズファッションコーディネートの基本について説明していきます。
今回は、「靴下の歴史」について書いていきます。
現在では、靴下といえば皆さんすぐにイメージが出来ると思いますが、元々は用途も違い、使い方も違っていました。
正しい靴下の知識を身につけるために、まずはその歴史から説明します。
靴下は編物の歴史とほぼ一緒です。手編みの技術がいつ頃誕生したのかは不明なのですが、紀元前2~3世紀にアラビアの砂漠にすむ遊牧民族が靴下をつくっていたという記録があります。
そして手編みの技術は古代エジプトに伝わって、さらに貿易商によってスペインへ渡り、ヨーロッパ各地へ広がっていきました。
14世紀末にはパリで貴族用の長い靴下がつくられるようになりました。靴下の丈は、中世から近代初頭までは、貴族が身につけていたキュロットに合わせるようにタイツ式の長い靴下が使われていました。
それが、1810年代にズボンが登場したことによって、靴下の丈が短くなり、ソックスが生まれました。また、口ゴム付きの靴下が登場するのは、1900年代に入ってからのことで、それまでは靴下といえばガーターで吊るのが当たり前でした。
この時代位からが、現在の靴下に近い形になっています。つまり、靴下が現在の形に近くなってから、まだ100年くらいしか経っていないのです。
メンズファッションのアイテムは、その歴史をたどることで、アイテムの使い方が見えてきます。
次回以降で、その靴下の歴史が選び方などにどのような影響を与えたのかについて説明しようと思います!
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