「気温30度の暑い時期に最適な服装は何だろう?」
天気予報で30度と聞くと、誰しも暑いと思うでしょうが、上半身にTシャツだけだと子供っぽく見えるし、だからと言ってどんな服装を選べば良いのか分からない男性は多いです。
気温30度を計測するのは、東京だと7月から9月中旬、九州や沖縄だと5月から10月中旬にかけての夏の時期です。
この季節で服装選びを失敗しないためにも、「気温30度」を「最高気温・平均気温・最低気温」に分けて考えることで、安心して服選びができて快適に過ごすことができます。
例えば、
「最高30度」は、東京だと8月の真夏時期なので、半袖のTシャツや襟付きシャツを中心にすごします。
「平均30度」は、いわゆる亜熱帯地域の真夏の季節なので、一日を通して半袖で過ごす気温です。日焼け対策の一環に薄手の長袖羽織物を着る方もいます。
「最低30度」は、日本でも数年に1度あるかないかの気温ですので、服装以外にも帽子をかぶるなどの熱中症対策が必須です。
このように、「気温30度」を「最高気温・平均気温・最低気温」のどこでみるかによって、真夏の暑い時期に熱中症対策に気を配りながら、服装に不安を覚えることなく快適かつ安全に過ごすことができるでしょう。
この記事では男性専門のプロのスタイリストが、参考となるコーディネート画像を交えながら分かりやすく解説しますので、気温30度の服装をマスターして頂き、真夏のコーディネートを参考にしてみてください。
目次
1.「最高気温・平均気温・最低気温」それぞれの30度でメンズ服装を変えよう
「気温30度」の服装を選ぶ際は、その気温が「最高」「平均」「最低」のどこを示しているかを把握することがポイントになります。
「最高気温30度」は、東京の場合、真夏8月の時期なので半袖を中心にしたコーディネートになります。
【東京】
レストランやカフェなどの室内では空調をしっかりと効いていることが多いので、冷え性の方は薄手の羽織物を持って動かれると良いでしょう。
【ポロシャツ×チノパン】
【長袖麻シャツ】
「平均気温30度」は、主に赤道に近い亜熱帯地域の沖縄の真夏8月のとても暑い季節です。
【亜熱帯地域(沖縄)】
太陽による紫外線が近いことから、日焼け対策などを視野に入れたコーディネートを考える必要があります。
【Tシャツ×チノパン】
【最低気温30度」は、夜中から朝方にかけて涼しくなる時間帯も30度以上を記録することから、超熱帯夜とも呼ばれるとても暑い日を示します。
日本では計測する季節はほぼなく、過去の歴史で数度しかない気温です。
服装はもちろんですが、熱中症対策もかねたコーディネートを心がける必要があります。
このように、とても暑い30度の気温を「最高・平均・最低」気温に分けて考えることで、服装選びにも気を使いながら熱中症対策を予め対策を立てることができます。
次の章で「最高・平均・最低」気温別のコーディネートをアイテムごとに区分けしてご紹介していきます。
2.「最高気温30度」おすすめアイテム別メンズコーディネート
「最高気温30度」は、東京だと7月から9月にかけての時期なので、半袖のTシャツや襟付きシャツを中心としたコーディネートになります。
朝晩に限り、薄手の羽織物を準備して外出する男性もいます。
2−1「ポロシャツ」は細身シルエットを選んで爽やかに
「ポロシャツ」は細身シルエットを選んで爽やかに着こなしましょう。
【ポロシャツ】
ポロシャツは裾をパンツの外に出すことを想定している物が多く、着丈の長さが短めの物が多いです。
【ポロシャツ:丈の長さ比較写真】
お尻が隠れるくらいの着丈は野暮ったい印象になるので、お尻の付け根より上の着丈を選ぶとスッキリした印象になります。
襟付きシャツの様に見頃のボタンを留めるかどうか考える必要もないので、襟付きシャツよりコーディネートを簡単に感じる男性が多いでしょう。
2-2「ストライプシャツ」は細い縦線を選んで涼し気に
「ストライプシャツ」は細いピッチ(縦線)を選ぶと涼し気に着こなせます。
【ストライプシャツ】
【ストライプシャツコーディネート】
太い縦線に比べて細い縦線を選ぶことでスマートな印象に映ることで、涼し気な印象に見せることが出来ます。
30度を超える暑い夏の日でも長袖シャツを着る機会のある方は、接触冷感機能を持ったポリエステルと通気性の良い綿の混紡素材のシャツがおすすめです。
2-3「ジーンズ」は細身シルエットを意識して選ぼう
ジーンズはコーディネートしやすい細身のシルエットを意識して選びましょう。
【細身シルエット(濃紺ジーンズ)】
【細身シルエット(色落ちジーンズ)】
夏は程よく色落ちしたジーンズでカジュアル感を出すのもおすすめですし、濃紺・ノーダメージジーンズで大人っぽくコーディネートするのもおすすめです。
ジーパンは郊外デートや、バーベキューなどのよりカジュアルな服装になるアウトドアシーンで活躍します。
2-4「サマージャケット」は素材と色に拘ろう
「サマージャケット」は涼し気な印象に映る素材選びと色合いに拘りましょう。
【麻ジャケット(麻)】
(参照:TOKYO life)
清涼感のあるサックスブルーとサラッとした着心地の麻素材のジャケットは、夏場の都心部デートでお勧めするコーディネートです。
【ウールメッシュ】
(参照:&mall)
カッチリ見えるウールには、夏場でも暑苦しくならないサマーウールがあります。ネイビーや濃いグレーなどの落ち着いたカラーを選んでシックにまとめましょう。
2-5「ベルト」はメッシュタイプが涼しげでカジュアル感UP
真夏に着用する「ベルト」は、涼しげでカジュアルな印象になるメッシュタイプのベルトがおすすめです。
【メッシュベルト(レザータイプ)】
【メッシュベルト(ラバータイプ)】
夏場はトップスが薄着になるので、吊革につかまった時などふとした時にベルトが見えることもあります。
本体が編んで仕上られた「メッシュタイプのベルト」はカジュアルな印象になるので、カジュアルシーンでおすすめです。
ジャケットや襟付きシャツなどスッキリと大人っぽい服装にはレザータイプを、カットソーやサマーセーターなどカジュアルな服装にはラバータイプを選ぶと服装とマッチします。
3.「平均気温30度」おすすめアイテム別メンズコーディネート
「平均気温30度」は、国内でも数年に一度記録するかどうかの気温で、主に赤道に近い亜熱帯地域の夏場のとても暑い季節です。
3-1「クルーカットソー・Tシャツ」は襟元の曲線が柔らかい印象に
「クルーカットソー・Tシャツ」は襟元の曲線が柔らかくカジュアルな印象に映ります。
【クルーネックTシャツ】
【クルーネックTシャツコーディネート】
細身のサイズで着丈はお尻が隠れない程度を選ぶとスッキリと爽やかな印象になるでしょう。
3-2「サマーニット」はTシャツより大人っぽい印象に
真夏にいつも襟無しのトップスを着る男性は、サマーニット(セーター)がおすすめです。
【サマーセーター】
【サマーセーターコーディネート】
Tシャツに比べてセーターは袖や裾に抑えがきいているのでスッキリと大人っぽく着ることが出来ます。
見幅は細身を選んでスマートで爽やかに着こなしましょう。
3-3「チノパン」は夏らしく薄地を選んで涼しげに
真夏にはく「チノパン」は細みのシルエットで薄地を選んで涼し気に着こなしましょう。
【チノパン】
【チノパンコーディネート(カッチリ)】
【チノパンコーディネート(カジュアル)】
スマートシルエットを選ぶことで、お洒落なレストランでのカッチリコーディネートや、カジュアルなシーンでも利用できるので、夏こそ使い勝手の良いアイテムです。
3-4「スニーカー」はレザー素材でスッキリ大人っぽく
真夏とはいえ「スニーカー」はレザー素材でスッキリと大人っぽく履きこなしましょう。
【レザースニーカー】
【レザーシューズ】
服装も大人っぽくすることから、足元からコーディネートに統一感を出すとコーディネートがし易くなります。
ちなみに、カジュアル感の順番は、
スニーカー > レザースニーカー > レザーシューズです。
カジュアルにしたいのか大人っぽくしたいのかで、靴もうまく使い分けましょう。
3-5「サンダル」もレザー素材でコーディネートに統一感を
「サンダル」もレザー素材を選んで統一感のあるコーディネートにしましょう。
サンダル特有のカジュアルさにレザーの高級感を合わせることで、夏のコーディネートに適度な上品さが加わります。
【レザーサンダル】(参照:OTOKOMAE)
他のコーディネートを邪魔しないように、極力シンプルなデザインから選ぶようにしましょう。
色合いは黒や濃いグレーなどの暗めのモノトーンカラーから選ぶと、大人っぽくコーディネートとうまくマッチします。
4.「最高気温30度」おすすめアイテム別メンズコーディネート
【最低気温30度】は、夜中から朝方にかけて涼しくなる時間帯も30度以上を記録することから、超熱帯夜とも呼ばれるとても暑い日を示します。
服装はもちろんですが、熱中症対策もかねたコーディネートを心がける必要があります。
4-1「Vネックカットソー・Tシャツ」は襟元の直線が涼しげな印象に
「Vネックカットソー・Tシャツ」は襟元の直線が涼しげな印象になります。
【VネックTシャツ】
「Vネック」のTシャツは、襟元に直線部分が多いので、シャープで男っぽい印象になります。
4-2「半袖シャツ」は爽やかな色合いで夏を彩ろう
真夏のプライベートシーンで着る「半袖シャツ」は、爽やかな色合いで夏を彩りましょう。
【半袖シャツ】
ブランドロゴや柄物を選ばずに、「淡いブルー」や「淡いピンク」などの色で差別化を図ることで、カジュアルのなかに大人っぽい印象になります。
【前開きシャツコーディネート】
【前釦を留めたシャツコーディネート】
シャツは「前ボタンを留めて着るコーディネート」と「前ボタンを留めないで着るコーディネート」の2つのパターンがあります。
前釦を留めて着るとスッキリとシャープな印象になり、前釦を留めないで着ると柔らかくカジュアルな印象になります。どちらの場合もサイズ選びがとても大切です。
4-3「クロップドパンツ」は濃色で細身のデザインを選ぶと子供っぽく見えない
パンツの裾を通常よりも短く切り取った丈の「クロップドパンツ」は、濃色で細身のデザインを選ぶと子供っぽく見えません。
【クロップドパンツ】
(参照:VOKKA)
【クロップドパンツコーディネート】
(参照:服ログ)
ストレッチ性のある素材を利用したクロップドパンツは細身のシルエットでスッキリと着こなすことが出来ておすすめです。
丈が短くし過ぎるとカジュアル感が強くなりすぎることから子供っぽいイメージになるため、くるぶしがみえるくらい(7分丈以上)の着丈を選びましょう。
4-4「短パン」はスッキリシルエットを選んで大人っぽく
真夏のメンズ定番アイテム「短パン」はスッキリシルエットから選んで大人っぽく履きこなすことがポイントです。
【短パンコーディネート】
(参照:服ログ)
手始めにコーディネートをする男性は、黒やネイビーなどの暗めの色から選ぶとコーディネートしやすいです。
【柄ショートパンツ】
(参照:yahooショッピング)
夏らしい鮮やかな配色遣いや柄の入った短パンはリゾート感が出るため、都心部での着用は避けた方が無難です。
4-5「ハット」はつば付きを選ぶとスッキリと大人っぽい印象に
「ハット」はつば付きを選ぶとスッキリと大人っぽい印象になるので、夏場は清涼感を感じさせる「ストローハット」がおすすめです。
【ストローハット】
(参照:IECOLLE)
【ハットを使ったコーディネート】
(参照:WEAR)
清涼感あふれるストローハットに合わせるコーディネートは、襟付きシャツを合わせて大人っぽい印象にしつつも、ショートパンツとレザーサンダルでリゾート感を醸し出しましょう。
5.【気温30度】のメンズ服装を買うならこの店!おすすめ3選
5−1「トゥモローランド」で気温とオシャレに気を使ったコーディネート
セレクトショップは量販店よりも価格は上がってきますが、上質な素材による海外からのインポート(輸入)商品から自社製造アイテムまで幅広く展開しており、好感度かつ旬なアイテムがそろっています。
中でもトゥモローランドは、シンプルな中に季節ごとのハイセンスなアイテムも多いので押さえやすいでしょう。
ベーシックなものもあれば、ちょっとしたおしゃれ感を出すようなアイテムもあります。
5−2「伊勢丹メンズ館」で気温に合わせたものをトータルで揃える
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。ブランド数も多く品揃えが豊富で世界中のファッションがここには集約されています。皆さんにとって好みの夏用アイテムを見つけることができるでしょう。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
5−3「ライフブランディング」は自分で選ぶことが難しい方に最適
お店に行ってみたけれど、センスに自信なく自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
記事を読んでみたけれど、自分では真夏のファッションコーディネートのイメージがわからず来店される方も多いです。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選びます。
様々なシチュエーション、TPOに合ったイメージをご提案致します。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
6.【気温30度】のメンズ服装を揃えるおすすめ通販ショップ【BEST3】
気温30度で着る服装選びはサイズが重要なため、特別なシーンで着る洋服選びはお店で試着をして選ぶことをおすすめします。とはいうものの、「お店に行く時間がない」「そもそもお店が近くには無い」という方もいるでしょう。その場合はネットで購入するのも一つの手でしょう。
そんな皆さんのために、おすすめの通販ショップ【BEST3】をご紹介します。
【BEST1】「マネキン買い」で失敗知らず!メンズファッションプラス
やりすぎない、失敗しない無難な男服をコンセプトに、ファッション初心者でも気軽に買える「マネキン買い」が可能。コーディネート写真でいいなと思ったアイテムが一式で購入できてしまうのでラク!
【BEST2】「大人っぽいきれいめアイテム」ならスプートニクス
こちらも大人っぽくキレイめなアイテムが揃います。アイテムの種類が豊富で、選びやすいのも特徴。
【BEST3】厳選アイテムで初心者も買い物しやすいDcollection
シンプルでベーシックなアイテムが厳選された通販ショップです。ファッション初心者向けにファッションが学べるメディアやコーディネート例も豊富にあるので、ファッションがあまり得意でない方にもやさしい通販サイトです。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では「気温30度」で着るべき服装を、「最高気温・平均気温・最低気温」に分けて考えることで、皆さんにも安心してコーディネートして貰えることをお伝えしました。
気温30度は真夏の猛暑ですので、周りから好印象に映るコーディネートに心掛けるのはもちろんのこと、熱中症対策にも十分に気を付けて頂いて外出して貰えたらと思います。