
「40代にふさわしい、オシャレなジャケパンはどんな感じだろう」
40代の大人っぽさを服装から演出しようにも、ファッションに余り興味が無い男性にとって年相応のジャケパンがどのような物か分からない男性は多いです。
そんな悩める皆さんにお伝えしたいジャケパンを選ぶコツとは、ジャケット・パンツともに「色」「サイズ」「素材」にこだわって欲しいということ。
また、ジャケパンをコーディネートする際のポイントは、着る場所・場面によって「ジャケットのインナーを変える」こと。
これらをしっかりとマスターしていただくことで、ジャケパンを着こなすポイントがわからず困っていた40代男性の皆さんも、安心して着こなせることをお約束します。
この記事は、男性専門のプロのスタイリストが論理的にわかりやすく、コーディネート画像を用いながら解説します。
この機会に、40代男性の鉄板アイテムともいえるジャケパンの着こなし方をマスターしていただき、素敵な大人の男性の装いを覚えてくださいね!
目次
1.40代男性のジャケパンスタイルはおじさんぽく見せず若々しく着こなそう
40代男性のジャケパンスタイルは「おじさんぽく見せずに若々しく」着こなすことがポイントです。
20代、30代よりも大人っぽくて、実年齢よりもおじさんぽく見えない若々しい印象にジャケパンを着こなすのが40代のジャケパンスタイルと言えます。
【ジャケパンスタイル】
仕事では、役職もついて周りに指示する立場になったり、プライベートでは彼女や奥さん、子供達と一緒に記念日に外食したりと、若かりし頃と生活スタイルも変わってくるのが40代と言えます。
社会的ステータスとともに、周りへ変な印象を与えない年相応のジャケパンの着こなしこそが重要なポイントと言えるでしょう。
2.40代男性にふさわしいジャケパンを着こなすコツ4選
40代男性がジャケパンを上手に着こなすためには、ジャケット、パンツともに「サイズ」「色」「素材」「ジャケットのインナー選び」を注意して選べているか確認する必要があります。
2-1 ジャケパンの「サイズ」は細身シルエットを選んでスマートな印象に
ジャケパンそれぞれのサイズは、細身シルエットでジャストサイズを選びましょう。
【左:ジャストサイズ、右:オーバーサイズ】
ジャストサイズで全身を統一させることで、スッキリとスマートな印象になります。
まず、ジャケットについては「肩幅」と「ボタン位置のゆとり」と「着丈」と「袖丈」がポイントです。
・肩幅
指が一本入るか入らないかのゆとりがあるかを確認。
指が入らないようだと、小さいので着ていると方が疲れてしまいます。
・ボタン位置
ボタンを留めて、こぶしが1個分入るゆとりがあるとジャストです。
大きすぎると野暮ったく、小さすぎると窮屈にみえてしまいます。
・着丈
着丈はお尻が隠れるかかくれないか程度がジャストです。
おしりが全部隠れてしまうとおじさんっぽくなってしまうので注意が必要です。
・袖丈
手首を外側に曲げて、手の甲にジャケットの袖先がかからない程度の長さがジャストです。
次にチノパンを例に選び方をお伝えします。
チノパンのサイズは「モモまわり」「ウエスト」「股下の長さ」がポイントになります。
・モモ
親指と人差し指で軽くつまめる位のイメージで
ストレッチの効いた素材は伸びるのでほとんどゆとりがない状態で問題無し。
スーツのスラックスのモモ部分と比べるとかなり細めです。
・ウエスト
ベルトをとめた状態で人差し指が1本入るぐらいのゆとりがあればOK。
食事をしてもお腹がきつくならないサイズです。
・股下の長さ
靴を脱いで立った時に、裾部分が床に着かない程度がちょうどいいです。
短すぎると若々しい印象になりすぎるので注意をしてください。
上記をジャケパンを選ぶ際の基準としてください。
ちなみに、ジャケット/パンツそれぞれの「細身サイズ」の選び方は以下のページを参照にしてみてください。
2-2 ジャケパンの「色」で変化をつけよう
ジャケパンの「色」は明るい色と暗い色に分けて考えましょう。
明るい色と暗い色のを使い分けることで、周りの人が受ける印象は大きく変わることを覚えておいてください。
暗い色と明るい色の代表的な色は下記になります。
【暗い色:黒、ネイビー、チャコールグレー、ブラウンなど】
【明るい色:ライトグレー、ベージュ、白など】
ジャケパンを暗い色を使ってコーディネートすると、大人っぽく落ち着いた印象になります。
【暗い色を軸にしたコーディネート】
ジャケパンを明るい色を使ってコーディネートすると、柔らかくアクティブな印象になります。
【明るい色を軸にしたコーディネート】
同じジャケパンスタイルでも、色を変えるだけで印象は大きく変わります。
相手に与えたい印象で色を選んでいきましょう。
暗い色と明るい色を使ったジャケパンの上下の色合いは、
「暗いジャケット×暗いパンツ」
「暗いジャケット×明るいパンツ」
「明るいジャケット×暗いパンツ」
「明るいジャケット×明るいパンツ」
の4パターンになるので、この中から色を組み合わせたら完成です。
職場でスーツやカッチリした服装をする機会が多い方は、暗い色を着慣れている方多いので、ジャケパンでも暗い色を使ったコーディネートが取り入れやすいでしょう。
【暗い色ジャケット×暗い色パンツ】上下共に暗い色を使ったコーディネートは4パターンの色の組み合せの中で一番カッチリと大人っぽい印象になります。
【暗い色ジャケット×明るい色チノパン】明るい色に抵抗がある方は、表面積の大きいジャケットには暗い色を取り入れて、パンツに明るい色を選ぶと良いでしょう。仕事でもよく見られる色使いなので、抵抗感なく着れます。
明るい色をジャケパンの上下どちらかに1色加えるだけで柔らかい印象になり、スーツっぽさが無くなりカジュアル感がでます。
【明るいジャケット×暗い色チノパン】顔に近く表面積の大きいジャケットに明るい色を持ってくることで、柔らかい印象になりカジュアル感が増します。
アパレルやマスコミといった華やかな業界や、オシャレな都心部でのデートシーンの着こなしに最適と言えます。
【明るいジャケット×明るいパンツ】上下ともに明るい色を使ったジャケパンコーディネートは、4パターンの着こなしの中で一番柔らかい印象に映るコーディネートです。
春から夏にかけて明るい色の映える季節での着こなしや、オシャレをする人が集まるパーティーなどに適した着こなしです。
2-3 ジャケパンの「素材」は特性を理解して選ぼう
40代男性がジャケパンを着こなす上でジャケパンの「素材の特性」を理解して選ぶようにしましょう。
素材ごとに相手に与える印象が異なることから、着るシチュエーションや場面によって上手く使い分けることで、40代男性の素敵なジャケパンスタイルを演出することが出来ます。
2−3−1 ジャケパンに使われる素材
【ウール素材】ビジネススーツにも多用される素材の羊毛です。カッチリと落ち着いた印象になるので大人っぽいジャケパンスタイルに向いています。
【綿素材】綿素材は柔らかく表情豊かな素材です。
ウールよりもカジュアルな雰囲気にしたい時におすすめです。
【麻素材】通気性の良い夏に適した素材で、季節感を出せるオシャレな素材です。
シワになりやすいデメリットがありますが、それを味として着こなすとオシャレな40代男性になれますよ。
この他、生地の織組織によって表情は異なり、代表的な織り組織に「綾織り(ツイル)」「平織り(プレーン)」があります。
【綾織り】(参照:ORENO blog)
綾織りは斜めにスジが見えるのが特徴で均一に並んだ凹凸がカジュアル感を醸し出します。
厚みが出るので秋冬素材に多く、斜めのスジの角度によって名称も変わります。
【平織り】(参照:ORENO blog)
平織りは1本の縦糸と1本の横糸が交差して出来た生地でスッキリと印象、夏素材に多いです。
このように素材といっても、それぞれ特徴があるので、季節や着る場面や場所によって素材を使い分けるようにしましょう。ここまで拘ることができれば、他の40代の男性と大きなさをつけることができます。
2−3−2 ジャケパンに使われる「生地の厚み」
ジャケパンに使われる「生地の厚み」は、上下でチグハグにならないように注意する必要があります。
冬の寒い時期に厚手生地のジャケットに対して、夏用の薄手生地のパンツを合わせると、周りに違和感を与えてしまいます。
春から夏にかけて軽やかに着れる麻素材のジャケパンは薄手生地である場合が多いので、秋冬だと違和感を与えてしまうことを覚えておきましょう。
【麻素材】
冬の時期には、ウール素材のフランネルやツィードが店頭に並びますが、春夏に選ぶとチグハグな印象になります。
【ウールフランネル】
(参照:TASCLAP)
綿やウール素材の中には1年通して着れるジャケパン素材があることも覚えておきましょう。
【一年中着れるウール素材】素材選びに自信が無い方がジャケパンを選ぶ場合は、ジャケパンが売っている店頭に行き、店員さんに上下のジャケパンを選んでもらうのも手です。
ネット通販はお店に行かずに楽に選ぶことが出来ますが、ジャケパン選びの基準が無い方にとってはリスクも同様に高いことを覚えておきましょう。
2-4 ジャケットの「インナー」はジャケパンを着る場面や場所によって変えよう
ジャケットの「インナー」は、ジャケパンを着る場面や場所によって変えましょう。
カッチリしたジャケパンは、ジャケットの「インナー」を変えるだけで見た目の印象を落ち着いた大人の印象にもできますし、アクティブで柔らかい印象にも出来ます。
ちなみに、インナーは大きく分類すると、「襟有り」か「襟無し」に分けることが出来ます。
・襟有り:襟付きシャツ
・襟無し:Tシャツ(ニット)、セーター
【襟付きシャツ×ジャケパン】
【襟無しインナー×ジャケパン】インナーの形によって印象が変わったのでお分かりいただけたと思います。
ジャケパンスタイルは上下のジャケットは同じでも、中のインナーを変えるだけで着回しを増やすこともできるのでおすすめです。
3.40代男性のオシャレなジャケパン季節別コーディネート20選
この章では、40代男性がジャケパンをオシャレに着こなす際に参考になるコーディネートを季節別にご紹介します。
3-1 「秋」のジャケパンコーディネート
穏やかな気候から冬に向けて肌寒い気候の秋は、同じ秋の季節でもジャケパンのインナーを変えたりして、季節感を表現する必要があります。
【①:カーキジャケット×ライトグレーセーター×ジーンズ】秋の定番カラーである、カーキカラーの綿ジャケットをベースに濃紺ジーンズで合わせた大人のジャケパンスタイルです。
カジュアルなジーンズも、カジュアルになりすぎないように濃色にすると大人っぽい雰囲気になるのでおすすめです。
【②:ネイビージャケット×パープルセーター×カーキチノパン】パープルカラーのセーターを差し色として入れたオシャレ感のあるコーディネート。
秋から冬にかけて全体的に暗めの色が多くなるので、派手過ぎない差し色を入れてあげると40代でも違和感なく着こなせます。
【③:ネイビージャケット×タートルネック×グレースラックス】
(参照:ARINE)
シャツの襟の代わりにタートルネックを使った上品なコーディネート。
ジャケットやパンツなどはいつもと同じものを使っていても、タートルネックを使うだけで印象が大きく変わります。
【④:グレージャケット×ジーンズ】カジュアル見えするジーンズとジャケットに、ニット素材のインナーを合わせた40代の大人カジュアルコーディネートが完成します。
カジュアルアイテムが多いと革靴が大人っぽいことが目立ちますね!
【⑤:ウィンドウペンジャケット×クロチノパン】格子柄を使ったジャケパンコーディネートです。
ジャケットのベースカラーを暗くすることで落ち着きと知的さがプラスされます。
手始めに柄の入ったジャケットを着こなす場合は、ベースカラーの濃い色のジャケットを選ぶと合わせやすいでしょう。
3-2 「冬」のジャケパンコーディネート
寒い冬は、ジャケパンの素材を変えたりして雑貨類を使って防寒対策もしっかりと行いましょう。
【⑥:ジャケット×チノパン×マフラー】冬のジャケパンスタイルでアクセントになるのはマフラーです。
冬は季節柄落ち着いた色味や無地が多くなるので、ベーシックなジャケパンスタイルも、マフラーなどの小物で防寒性とオシャレ感を演出させましょう。
【⑦:ツイードジャケット×セーター×グレーパンツ】(参照:Liter)
しっかりした生地の厚みがあるウール素材のツィードジャケットを使ったジャケパンコーディネートです。
冬は重たい印象になりやすいので、インナーや靴に明るい色を足して軽い雰囲気にすると全体も明るくなります。
【⑧:コーデュロイジャケット×カーキチノパン】
(参照:wear)
綿素材で凹凸の畝が特徴的なコーデュロイジャケットのジャケパンスタイルです。
全体的に暗めのトーンによるコーディネートですが、コーデュロイジャケットが柔らかい印象を醸し出して季節感のある着こなしです。
【⑨:フランネルジャケット×ダウンベスト×ジーンズ】
(参照:fashion freaks)
厚みのあるウール素材のフランネルジャケットはウォーム感を感じさせる冬定番のジャケパンスタイルです。
寒さが気になる人はインナーに薄手のダウンベストを合わせてみましょう。
スポーティーかつカジュアルな印象がプラスされるので、ビジネスシーンで利用する場合は自社の服装規定から営業先の服装規定まで確認しておくと安心です。
【⑩:ステンカラーコート×ジャケット×チノパン】冬のジャケパンスタイルで気を抜いてはいけないのはコートです。
室内外でカッチリとしたイメージをキープするにあたり、ステンカラーコートは間違いない組み合わせと言えます。
ビジネス、プライベートともに使えるスッキリとしたサイズを選ぶと良いでしょう。
3-3 「春」のジャケパンコーディネート
【⑪:ネイビージャケット×ネイビーネクタイ×グレースラックス】
(参照:OTOKOMAE)
ベーシックな濃紺ウールジャケットにグレーのウールスラックスを合せた春の王道ジャケパンコーディネートです。
同系色の無地ネクタイを合せた着こなしで、爽やかな中に知的な印象を演出させることができるので、取引先からも高評価間違いなしです。
【⑫:グレージャケット×ライトグレーセーター×ピンクシャツ】春の立ち上りは朝晩を中心に少し冷える時期ですので、ジャケットにセーターを合わせたコーディネートがおすすめです。ピンクのシャツを入れることで華やかさもプラスしています。
【⑬:ジャケット×ジーンズ】
ジーンズを使ったジャケパンコーディネートは、深めのインディゴブルーを選ぶことで上品さをプラスしてくれることから、子供っぽく見えない40代に相応しいジャケパンスタイルとなります。
【⑭:ライトグレージャケット×グレーチノパン】
春らしく明るい色のジャケットに合わせるチノパンは、暗い色を選ぶことでカジュアルながらも上品な印象が保たれます。
【⑮:ネイビージャケット×パープルセーター】
オシャレ感をプラスしたい場合は、インナーに差し色のパープルやピンクなどを合わせるとスッキリと着こなすことができます。
差し色が苦手と感じる人もジャケットのインナー使い程度であればすんなり着れますよ!
3-4 「夏」のジャケパンコーディネート
【⑯:ネイビージャケット×ストライプシャツ×白チノパン】ネイビージャケットに白のチノパンを合せることで、夏らしく涼しげな印象になります。
同時に清潔感も感じさせることで取引先でも好印象を与えることが出来るでしょう。
【⑰:麻ジャケット】暑い夏の日に着るジャケパンは麻素材のジャケットをベースにした着こなしがお勧めです。
通気性が良く、肌触りがサラッとしているので熱い夏でも肌にべたつく感覚なく着れます。
【⑱:シアサッカージャケット×ピンクカットソー】涼し気な印象のシアサッカー生地のジャケットとピンクのTシャツでカジュアル感が出ているコーディネート。
上半身のカジュアル感が強いのでパンツは少し濃い色のベージュにして中和させています
【⑲:ライトグレージャケット×ブルーストライプシャツ×白パン】夏らしくジャケパンを中心に明るめの色でまとめたコーディネートです。
若々しくなりすぎないようにシューズやベルトはブラウンで締めることで40代男性でも年相応に着こなすことが出来ます。
【⑳:コードレーンジャケット×カットソー×ジーンズ】
(参照:FASHION square)
縦に細い線の入った淡い色合いのコードレーンジャケットは、夏らしく爽やかに着こなすことが出来ます。
40代男性がスマートに着こなす場合は、それぞれのアイテムに細身サイズを選んで、スッキリと着こなしましょう。
4.40代男性がジャケパンコーディネートでやりがちなNGポイント3選
この章では、40代男性がジャケパンをコーディネートする上で、やってしまいがちなNGポイントを3つに厳選してお伝えします。
身に覚えのある方はこの機会に直しておきましょう。
4-1 ジャケットの襟が抜けている・パンツの裾が長過ぎる
ジャケットの襟が抜けていたり、パンツの裾が長過ぎる40代男性のジャケパンの着こなしは、おじさんぽく老けてみえるので避けましょう。
まず、ジャケットは襟が抜けないように、しっかりと肩にジャケットを乗せて着るようにしましょう。
【襟が抜けた状態のジャケット】ジャケットの襟が抜けるというのは、ジャケットの肩が後ろにずれてしまうことによって、襟とインナーの間に隙間ができてしまうことを言います。そうなると、だらしなく、くたびれた印象になる可能性が高いです。
「ジャケットは肩で着る」とも言われるように、ご自身の肩にジャケットの肩をしっかり合わせて着ることが大切です。
また、パンツの裾裾を引きずる長さだとみっともない印象になります。
靴を履いた時にパンツの裾を引きずらない長さにしておかないと、実年齢よりも老けてみえてみっともない印象に映るため注意してください。
4-2 ジャケパンの上下に違う柄の合わせ
ジャケパンは上下に違う柄を組み合せると、騒がしくチグハグな印象になります。
【柄例:チェック柄】
【柄例:ストライプ柄】
アイテム単体でも柄が入るとカジュアル感が増すことから、上下どちらか一方に柄をいれるぐらいに留めましょう。
どうしても上下柄をしたい場合には、チェックなら上下共にチェック、ストライプなら上下共にストライプというように統一させるようにしましょう。
また、線は同一色かつシンプルな色(シロ・黒・グレー・ネイビー・茶など)を選ぶとコーディネートしやすいです。
4-3 ジャケット裾のしつけ糸、内ポケット裏の仮止めをつけたまま着用
ジャケット裾のしつけ糸、パンツポケットの仮止めをつけたまま外出しないように注意しましょう。
ジャケットの後ろのベントと呼ばれる切れ目の先端部分が縫われていたり、袖先付近にメーカーや生地のタグが縫い付けられていることがありますが、これは取り除いて着用しましょう。
【ジャケットベント仕付け糸】(参照:suit style)
ベントが縫われているしつけ糸は、型崩れ防止のために縫い付けられておりますが、その糸は着用前に取り除いてください。
【ジャケット袖先付近のタグ縫い付け】
(参照:SPSO OSAKA)
袖先に縫われているタグは、基本的には取り除きましょう。
タグをカットする際に、生地にキズが付かないように気を付けてカットしてください。
5.40代男性がジャケパンと合わせる必須アイテム7選
5-1 「シャツ」はカッチリ大人っぽく見せれる
ジャケパンに襟付きシャツは、ジャケットの中に着るものとして最も定番的なアイテムです。
40代男性が最初に選ぶべきシャツは、「高い襟のデザイン」と「無地カラー」を選ぶと合わせやすいのでおすすめです。
【襟の高いシャツ】 襟高シャツはジャケットのインナーと合わせると、キレイに開いてくれることからスッキリと大人っぽく演出してくれます。
【シャツ、水色、ピンクのシャツ】
色は無地であれば白、青(水色)、淡いピンクなどが合わせやすくさわやかな印象となります。
ジャケパンの上品さをさり気なくグッと引き上げてくれます。
ちなみに、柄を入れると少しカジュアル感ややわらかい印象を出すことが出来ます。
【ストライプ、ギンガムチェック】柄の定番としては、グラフチェック、ストライプやウィンドウペーン、ギンガムチェックなどが挙げられます。
5-2 「セーター」はオシャレ感がでるアイテム
肌寒さを感じる季節では、ジャケパンにセーターを合わせることでオシャレ感を演出できます。
ポイントは薄手のセーターを選ぶこと。
ジャケパンに合わせてもモコモコせずかさばらないので、グッと上品さが増しコーディネートの幅も広がります。
セーターのインナーに襟付きシャツを入れるか、単体でジャケパンと合わせるかで、見た目の印象もがらっと変わります。
【ジャケパン×セーター】
【ジャケット×シャツ×セーター】
素材は春夏であれば綿、秋冬であればウールなどにすると季節感もしっかりと網羅することが出来ます。
セーターは襟付きシャツの上に着ても良いですし、インナー1枚の上に着て、ジャケパンとコーディネートするカジュアルな着こなし方も可能です。
5-3 「カットソー」はカジュアル感を出す時におすすめ
襟の付いていないアイテムをジャケパンのインナーとして用いると、40代男性でも大人っぽくカジュアルな雰囲気が醸し出せます。
【ジャケット×Tシャツ】代表的な襟無しアイテムのTシャツは柔らかさが出るので、カジュアルな印象にしたい時におすすめです。
また、襟のデザインによっと相手に与える印象は変わることを覚えておきましょう。
【Vネック】襟元が直線になりスッキリした印象になることから、大人っぽく着こなせます。
【クルーネック】襟元が曲線になり柔らかい印象になることから、カジュアルに着こなせます。
5-4 「コート」はジャケットの裾がはみ出さない長さを選ぼう
コートはジャケットの裾がはみ出さない長さの着丈を選ぶことがポイントです。
【ステンカラーコート】ジャケットの裾がコートの裾からでてしますと、せっかくカッチリと大人っぽくきまるジャケパンスタイルも、一気に野暮ったい印象に格下げしてしまいます。
ビジネスシーンでおすすめのデザインは「ステンカラーコート」
カッチリとした大振りの襟にスッキリとしたデザインはスマートな印象に見えて、出来るビジネスマンを演出するのに一役買ってくれることでしょう。
関連記事5-5 「マフラー」は素材と色柄にこだわろう
寒い冬の季節にジャケパンを着る際には、「マフラー」がおすすめです。
40代男性が大人っぽく使うマフラーは、素材と色柄にも拘りましょう。
【マフラー】暖かさと大人っぽさを合わせ持ったウール素材で、色柄はベーシックなネイビーや濃いグレーなど落ち着いた色をベースにしたマフラーがジャケパンに合わせやすいので良いでしょう。
また、巻き方によって見た目の印象も変わるので、この機会に覚えておくのも良いでしょう。
関連記事5-6 「靴」はレザー素材で暗めの色を合わせよう
40代男性がジャケパンを着こなすための靴はレザー素材から選ぶことが鉄則です。
レザー(革)素材で色は黒かコゲチャですが、よりカチッと見せたいのであれば黒、やや柔らかい印象を醸し出すのを狙うなら「コゲチャ」となります。
【レザーシューズ】 レザーシューズコゲチャは黒ほどはカッチリになり過ぎず、適度に上品な柔らかさが演出できます。
明るい色よりは濃い色目の方がより合わせもし易く、シャープな印象にもなるので足元を引き締めてくれますのでおすすめです。
【レザースニーカー】プライベートシーンではレザー素材のスニーカーもおすすめです。
カジュアルシーンでは動きやすさと足元の軽やかさも演出できるので良いでしょう。
5-7 「ベルト」もレザー素材で大人っぽくまとめよう
ベルトもコーディネートによっては見えることがあるので、40代男性がジャケパンに合った大人っぽく見える写真のようなレザーのバックルタイプが良いです。
【レザーベルト】 ベルトベルトは幅が太過ぎると暑苦しく感じてしまうので、幅は3.5cm(35mm)が目安となります。
太いとカジュアル用となり、細いとビジネス用となります。
色は黒かコゲチャですが、靴に合わせてください。
【メッシュベルト】メッシュベルトまた、ジャケパンのようなややカジュアルな印象を出すなら、メッシュ状になっているレザーメッシュベルトも良いです。
6.40代男性がジャケパンを購入するならこのお店3選
6-1 「トゥモローランド」は自分でジャケパンを選びたいオシャレ上級者にお勧め!
新宿、渋谷、丸の内、大阪、名古屋やその他都市部に多くあるセレクトショップです。
ベーシックなジャケパンからトレンドアイテムにいたるまで、40代男性が幅広く選べるのが特徴と言えます。
ジャケパンに合わせるセーター、コートに雑貨まで取り扱っているので、トータルコーディネートで揃えやすいです。
6-2 「伊勢丹メンズ館」は数多くのブランドからジャケパンを選びたい方にお勧め!
新宿にあるデパートで、地下1階から8階まで全てメンズアイテムが揃っています。
日本最大級の品揃えの豊富さなので、ジャケパンはもちろんのこと、シャツ、コート、セーターやマフラー、靴、鞄など40代男性が選ぶべきメンズファッションアイテムは全て手に入れることが出来ます。
ただし、各アイテムは色々なフロアで展開しているので、慣れていないと最適な1点を選ぶのがとても難しく感じると思います。
6-3 「ライフブランディング」は自分でジャケパンを選ぶことが出来ない…方にお勧め!
お店に行ったけれど、自分ではジャケパンを選べない…など、ショップでの買い物が得意ではないと感じている男性はぜひ弊社にお越し下さい。
弊社は男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しています。現在までに1万人以上のお客さまにご利用頂いています。
上記等のショップとは異なり、まずはカウンセリングから始まり、サイズを計測してから、最適な服をプロのスタイリストが選びます。
きっと今までに見たことがない、大人っぽくスマートな印象になるはずです。
服選びに悩まれた際には、ホームページの無料ご相談フォームもしくは、フリーダイヤル0120-470-460まで、ぜひお気軽にご連絡下さい。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、40代男性がジャケパンをオシャレに着こなす上でのポイント・コツをお伝えしました。
ジャケパンの「サイズ」「色」「素材」に気を付けることも大切なポイントですが、きる場面や場所によって「合わせるインナー」を注意して選ぶことを意識掛けましょう。
会社でも実績を積み管理職の立場の方も多く、プライベートでは家族や子供を持ち一家の大黒柱として責任ある立場になる割合が多くなるのも40代と言えますので、服装から周りに好印象を与えられるようになりたいですね!