
今年もクールビズが始まり、シャツ選びと着こなしがイマイチしっくり来ていない気がする。。。
と、ほぼ毎年同じ悩みを抱え続ける男性も多いのではないでしょうか。
クールビズ期間はジャケットや上着を羽織らないですから、シャツの重要度が上がりますよね。
クールビズにおいて重要なのは、自分が快適に仕事が出来るかということ以上に、相手に不快感や暑苦しさを与えないということになります。そのために、どのようにシャツ(=ワイシャツ)を選び、着こなしていくのか?
を今回はご紹介していきます。
私たちは、これまで1万人以上のファッションに悩む男性にコーディネートのお手伝いをしてきましたので、クールビズに関しても多くのアドバイスを行ってきました。
・さすがに暑いから半袖もアリだよね?
・ボタンの開け方は?
・インナーは見えないものや透けない方が良いの?
・清潔感を感じてもらうには?
夏に困らずに、相手にも好印象となるような最高にイケてるクールビズのシャツについて、これからお伝えする内容を参考にして頂き、暑いクールビズ期間を見た目的にも中身もクールに思われるようなイメージを演出して、クールに乗り越えてください。
目次
1. クールビズの基本ルールとクールなシャツの理想形
クールビズで使うシャツを考える際に、クールビズとは何かを理解しておくことが大切です。
なぜならばクールビズは、みんなが環境を考えて、暑い時期に少しでも快適に、多くの人が不快な思いにならずに効率よく仕事が出来るようにしようというものだからです。
クールビズとは、2005年に環境省が中心となって始まった、地球温暖化防止などの環境対策を目的とした、涼しい服装を推奨するキャンペーンです。
具体的には、夏場に室温を28度に設定しても涼しく効率的に働くことが出来る服装をしましょうというもので、これにより空調設備の使用を減らし、二酸化炭素の排出量を減らすことを目指しています。
つまりクールビズはあくまでも環境対策であり、ただ涼しさばかりを追求するのではなく、ビジネスマンとしてのマナーに欠けてはいないのか?という観点も合わせ持つことが重要であります。
つまりここで必要なポイントとしては、
・相手からどう見えているのか?
・相手に失礼ではないか?
ということです。
自分が着たいものや着ていてラクなものではなく、ビジネスの場面において、いかに相手に不快感を与えずに暑い時季に自分だけでなく、みんなが爽やかに心地よく仕事が出来るかを配慮することが重要となります。
それらを踏まえまして、まずはシャツをどのようにして選べばよいのかをお伝え致します。
2.クールビズ用シャツをクールに着こなす際の注意点
2-1 見た目にも長袖がベスト
シャツは長袖がベストとなります。
なぜならば、やはり見た目にもカッコ良く、本来ビジネスでは肌の露出は極力避けるべきというルールもあるからです。
さらには半袖の上にジャケットを羽織った際にジャケットの袖裏が傷みやすく、形も崩れやすくなりますので、長袖を選びましょう。
暑い場合には長袖をまくって着て良いです。
長袖をクールに着こなして上品さを演出(ミラノまくり)
ヒジを隠す程度が上品さを醸し出すポイントです!
オシャレで簡単!カッコいい腕まくりの仕方については、以下が参考になります。
簡単お洒落でカッコイイ!シャツ腕まくり「基本」「ミラノ」「3段」
2-2 一番上のボタンのみを開けて爽やかに、だらしなくないようにする
シャツのボタンは、台襟ボタンと呼ばれる一番上のボタンだけを外して着るようにしてください。
上の写真のように身頃の第一ボタン(上から2番目のボタン)から下を全部留めて着るようにしてください。
クールビズではネクタイをしないことが多いですし、ノータクタイで着る時にはシャツの一番上のボタンだけは外して着ても問題ありません。
もちろん、カジュアルではありませんので、ボタンの開け過ぎは見た目にも相手に失礼を与えてしまいますし、ネクタイをしないのにわざわざ全部留めてしまってもかえって暑苦しく思われてしまいます。
仕事で取引先の方と合ったり打ち合わせなどの際には、クールビズであればノーネクタイでも失礼と思う方も少なくなってきたと思います。
しかし、本来は「相手に失礼のないように」というのがビジネスにおいては大前提ではありますから、相手に合わせて臨機応変に気遣いの出来た服装が出来ることが望ましいですし、相手からも好印象に繋がりやすいでしょう。
2-3 シャツのインナーで最も透けないのは肌色、襟の中から見えないVネックやUネック
シャツのインナーについては、まず襟元からインナーが出ているのはだらしなく見えてしまうのでNGとなります。
また、特にクールビズでは薄い、淡い色目のシャツを着ますから、インナーが極力透けないことをオススメします。白の下着も結構透けて見えてしまうということがあり、最近では肌色のインナーも店頭に増えてきました。
肌色がインナーでは一番透けません。欧米では元々下着であるという認識が強く、下着なしで直接シャツを着る方も多いですが、日本は高温多湿という気候でもあり、透けることが恥ずかしいと思う方がやはり多いので、下着を着る男性が圧倒的に多いです。
そのため下着は着ると思いますので、肌色のインナーで、VやUネックなど襟の深いもので、シャツの隙間から下着が見えないようにしてください。
2-4 清潔感を保つには、シャツの汚れとシワに注意しょう
クールビズにおいては、汗をかきやすくなる夏場の仕事上で、シャツを着て清潔感を出すというのは非常に難しいと感じる方も多いと思いますが、それがゆえに大事な要素であります。
特に汗ジミ、汚れ、シワがそれに当たるでしょう。
まず汗ジミにおいては前述の3-4でご紹介しましたようにインナーを着ることでインナーに汗をブロックしてもらうことでかなり軽減されると思います。
クールビズで暑いので下着無しのシャツ一枚でという方も多いです。シャツはそもそも下着なので着方としては決して間違っていないのですが、汗をかいた際の汗ジミが目立つことで見た目の清潔感が感じられません。
また、汚れについては、シャツは特にクールビズ期間は毎回着たら洗いますから、洗わずに連続して着ることはオススメ出来ません。シャツを着ていてどうしても食べ物などで付着してしまったシミについては、今は小型の携帯用のシミ抜きなどもありますので、そういったものをバッグにいれて携帯しておいても良いかと思います。
特にクールビズ用として白や淡いブルーなど、どうしてもシミが目立ちやすい色目となりますので、シミには注意して着用していただくことをオススメします。
一方、シワについてですが、着る前にアイロン掛けや、最近TVコマーシャルなどでもよく見るようになりましたが、衣類スチーマーを使って着る前にシワのない状態にして着用されるのが良いでしょう。
こちらもあまりシワだらけでは見た目にも清潔感が出ないからです。
3.クールビズ用のクールなシャツは色柄、素材、サイズで決まる。
クールビズで着るシャツを選ぶときに、色々な種類があって悩んでしまうことがあると思います。
選び方のポイントは、「色・柄」「素材」「サイズ」の3つとなります。
これにより暑い時期にいかにクールに見えるかが大きく左右されるからです。
この3つのポイントを押さえることで、ビジネスシーンで相手に失礼もなくイメージアップに近づきます。
3-1 白、水色、淡いピンクなどの無地や定番柄でバリエーションを加えよう
<定番的な白シャツ>
白は定番色でもあり合わせもしやすく、爽やかな印象になります。
写真のようにきれいめなジーンズとの相性は良いです!
<淡いブルー(水色)>
水色も同様で爽やかで涼しさも演出出来ます。
<ピンク>
淡いピンクであれば合わせもしやすく爽やかで涼しげでさらにはさり気なくちょっとしたオシャレ感も演出出来ますからオススメです。
クールビズはあくまでビジネスの場ではありますので、色は赤や黄色などあまりカジュアルっぽい色ではなく、まずはベーシックな白、水色、淡いピンクのような明るい色目の無地が、通常のシャツとしても定番的であり、且つクールビズにおいて爽やかに涼しさを醸し出すので良いです。
また、クールビズにおいてはジャケットを羽織らないということで、シャツの表面積が大きくなる分重要度が増してきます。さらには少しカジュアル感が出ても許容されることから、柄を加えてバリエーションを出すということが可能となります。
バリエーションを出すことで見た目にもオシャレ感を演出出来ますから、無地ばかりだと物足りないなと思う方は取り入れてみてください。
<ストライプ柄シャツ>
細いストライプでカジュアル感と清涼感を共に演出できます。
<チェック柄シャツ>
ストライプのように縦だけでなく横にも線が入るチェック柄はさらにカジュアル感が増しますのでストライプと上手く使い分けてバリエーションにするとオシャレ感が倍増です。
柄につきましては、細いストライプやチェック柄のようなドレスシャツとしての定番柄で、色も淡いブルーやネイビー系の柄などであれば合わせやすいものとなりますし、クールビズでの清涼感も醸し出せます。
柄の線が太かったり、色が鮮やか過ぎたりすると、カジュアル感が強く出てしまう恐れもありますので、コツとしては細いラインや淡い色目、またはシャツの地の色とのコントラスト(濃淡)が弱くすれば強すぎる個性にならずにさり気なくコーディネートに幅が出せるでしょう。
3-2 素材は綿を使い爽やかで大人っぽい印象に。快適重視ならクールマックス(吸汗素材)
素材は一般的に店頭でも多く見られる定番素材でもある綿100%を選ぶのが良いでしょう。
なぜならば綿のような天然繊維は、大人っぽく落ち着いた雰囲気になり高級感も醸し出せます。
クールビズはあくまでビジネスの場なので、まずビジネス上で着るシャツ素材として間違いのない綿は必ず押さえておきたい素材となりますし、綿は天然繊維の中でも吸汗性に優れた素材だからです。
とは言っても、やはり暑い時季に着るものとなりますので、より快適さ重視ということであれば、クールマックスに代表されるようなポリエステルなどの合成繊維で吸汗速乾の機能がある素材を取り入れてみてください。
綿以上に汗を吸うのが早く、乾きも早いので、クールビズのジメッとする時季にもサラッと着用出来るからです。
さらには、汗ジミにもなりにくいですので見た目にも不快感を与えにくくなります。
強いて言えば、ランニングやゴルフなどのスポーツやアウトドア用として使われることが多い機能性素材なので、綿100%と比べると若干チープな印象になりやすいことがありますので注意してください。
3-3 体型に合ったジャストサイズを選ぶことでイメージアップ!
サイズはやり過ぎない程度の細身が望ましいのですが、あなたにとってのジャストサイズであることが重要となります。
ジャストサイズにすることで、見た目にもスッキリとスマートでオシャレに見えますから、ジャケットを羽織らずシャツ1枚となることが多いクールビズにおいては重要なポイントとなります。
男性はラクさを求めてついサイズ感がオーバーサイズになりやすいのですが、ゆとりが必要以上に大きいと野暮ったく見られてしまいます。逆に細過ぎても無理があるように見えてしまいます。
シャツのジャストサイズの確認は主に、「胸回り」と「ウェスト回り」の2か所がポイントとなります。
その2か所については、数式で確認することが出来ます。
・胴回りのジャストサイズ = 自分の胸回り実寸+15cm程度
・ウェスト周りのジャストサイズ = 自分のお腹回りの実寸+10cm程度
となります。
<大きめサイズシャツ(左)とジャストサイズ(右)を比較!>いかがでしょうか。大きい方はなんとなく野暮ったさを感じます。
この2つのサイズを確認して、ご自身にとってのジャストサイズで着て行きましょう。
お店に行くと、既製品の同じMサイズでもブランドによってサイズ基準が異なります。MやLなどのサイズ表記だけに頼らずに、可能であれば出来るだけ試着してジャストサイズを確認しましょう。
“胸ポケットは無い方がカッコイイ!”
ジャケットを羽織らないクールビズでは、シャツの胸ポケットも露わになりますから、それを考えると胸ポケットは無い方が見た目にもスッキリした胸元が演出出来てカッコイイです。
ボタンダウンなど、元々カジュアルを目的として作られたシャツは別として、本来仕事で着るようなドレスシャツにおいてはポケット無しが正統ではあります。
特に欧米ではカジュアル用以外は少なく、ドレスシャツにおいての胸ポケットについては日本特有のものであります。
確かに、色々なモノを入れることが出来て便利ではありますし、私たちも、職場の入館証などを首にぶら下げて仕事している時に邪魔になってしまうからということでポケットを付けてオーダーで作ったりすることもあります。
しかしポケットにモノを入れてしまうと、見た目にはスッキリしませんし、オススメではありません。
4.クールビズ用シャツを更にクールに引き立たせるアイテムと着こなし例
クールビズでシャツを引き立てるためのアイテムとしてはこのようなものが挙げられます。
・パンツ:スラックス、チノパン
・ジャケット
・革靴
・ベルト
それぞれシャツとのコーディネートを見ていきましょう。
4-1 パンツ編:細身のスラックスはグレー濃淡とネイビー(紺)の無地がベスト
クールビズではシャツが細身なら合わせるパンツも細身にすることが必要となります。
スーツの下のズボンのような、いわゆるウール素材のスラックスか、あるいはクールビズで認められている職場であれば、綿素材のチノパンを使うというのが方法です。
スラックスであれば色は濃いグレー、明るいグレー、ネイビーの無地が定番であり、ここから選んで何本か持っておけば「あの人いつも一緒」とは思われないので良いでしょう。
4-2 細身のチノパンは明るい色、暗い色を使い分けると良いバランスに
<ベージュチノパン(明るい色)+シャツ>
<チャコールチノパン(暗い色)+シャツ>
また、スラックスよりはカジュアルな印象となり、これをご覧頂いている方でも職場のクールビズで可能な方は多くないかもしれませんが、チノパンであればベージュやライトグレーなどの「明るい色」や、黒やカーキなどの「暗い色」を選ぶと着回しがしやすくなります。
「明るい色」はよりやわらかい印象となり、「暗い色」はシャープな、よりかっちりとした印象となります。
見た目にもバリエーションとなります。
クールビズで使うようなシャツの白や水色、淡いピンク、ストライプなどの柄などとの相性もとても良く合わせやすいです。
チノパンの場合、素材は綿と「ポリウレタン」が入った素材がオススメです。ポリウレタンは伸縮性のある素材なので、細身でもクールビズでとても動きやすくなります。
4-3 ジャケット編:テーラードのジャケットでしっかりとビジネスイメージを醸し出す
クールビズのシャツと合わせるジャケットについてですが、あまりカジュアルにはならないように、上の写真のようにテーラード型で、ネイビー(紺)などの無地が最適といって良いでしょう。
ネイビージャケットであれば、前述したウールスラックスやチノパンのいずれとも合わせられますし、シャツも幅広く合わせてコーディネートが出来ます。
<シャツ+スラックス+ジャケット>
より、かっちりした印象になります。
<シャツ+チノパン+ジャケット>
より柔らかい印象になるでしょう。
紺は青の寒色系ということもあり、クールビズにおいて濃色ではありながら清涼感を醸し出すことも出来ます。
もちろん夏なので、ライトグレーなどベーシックな明るい色も良いですし、明るい青や水色、ベージュなども夏っぽさが一層引き出されるので良いと思います。強いて言えば明るい色はカジュアルっぽさが出ますので、ビジネス上でカッチリとした印象を出したい時は控えるなど、場面によって上手に使い分けていけるとオシャレ感も増します。
4-4 靴編:焦げ茶の革靴かレザースニーカーが合わせやすい
<革靴>
<レザースニーカー>
クールビズでシャツと合わせてバランス感の良い靴は、革靴かレザースニーカーとなります。
なぜならば、シャツは襟が付いていてカッチリとした印象となるため、それに合わせて足元もカッチリ感を合わせることが重要となります。
<革靴コーディネート>
革靴の色はコゲチャかクロで持っておくと良いでしょう。黒は一般的ですが、コゲチャも持っておくと、黒よりは少し柔らかい印象を醸し出せますのでオススメです。形はストレートチップやウィングチップが最も定番的です。
シャツは無地でも柄物でもどれでも合わせられます。
<レザースニーカー コーディネート>
カジュアルな見え方にはなっておりますが。
元もレザースニーカーがOKという方もいるかと思います。革素材のスニーカーであればスポーティになり過ぎず、ある程度落ち着いた雰囲気を醸し出せます。
スラックスには合わせにくいと思いますので、基本的にはチノパンと合わせると思って頂いて良いです。
シャツとの合わせはご紹介したものであればどれでも大丈夫です。
4-5 ベルト編:靴の色に合わせて、レザーベルトかレザーのメッシュベルト
<定番的なレザーベルト>
<レザーメッシュベルト>
クールビズの場合、ベルトが見えてくることが多くなりますので忘れずに気を遣いたいところです。
靴の色に合わせましょう。靴が黒なら黒の革ベルト。靴の色がコゲチャならベルトもコゲチャ。
としてください。
ベルトは35mm幅(3.5cm幅)が最もバランスが良く、スラックス、チノパンどちらでも合わせやすくなります。太いとカジュアルな印象となり、3cmなど細くなるとビジネスっぽさが強くなります。
また、バックル(尾錠)は、はめ込み式だとおじさんっぽい印象となりますので、ピンで穴に挿すタイプが良いです。
色はシルバーかもしくはビカビカし過ぎない程度のゴールドであれば程良く柔らかい印象となり合わせもしやすいので良いでしょう。
また、チノパンであればレザーのメッシュタイプのベルトも良いです。
こちらも黒かコゲチャがオススメです。前述のレザーベルトよりもややカジュアルっぽい印象となりますので、チノパンに合わせるのがバランス感も良いです。
5.このショップならクールなシャツが選べます。
クールビズで着るシャツを購入するのにおすすめのお店をお伝えします。
どちらで選ぶにしても、サイズはジャストサイズであることが求められますから、通販サイトは私たちからはオススメはしません。シャツは難しいかもしれませんが、極力お店で試着して、全身鏡を見てサイズ感を確認するようにしください。
5-1 スーツカンパニー
http://www.uktsc.com/top/CSfTop.jsp
およその価格帯:3千円から7千円
スーツ専門店であればシャツのバリエーションもあり、クールビズ用も含めてスーツ量販店の中ではリーズナブルとスタイルを両立させているので良いと思います。
5-2 鎌倉シャツ(メーカーズシャツ鎌倉)
およその価格帯:5千円~1万円
鎌倉シャツの愛称で知られているワイシャツの専門店です。子品質ながらも比較的お手頃な価格帯に設定されているので購入しやすいと思います。クールビズ向けのドレスシャツも多く、サイズ感も細身であって良いのでオススメと言えます。
5-3 スーツも置かれているセレクトショップ(UA,シップス、エディフィス)
ユナイテッドアロース:http://www.united-arrows.co.jp/index.html
シップス :https://www.shipsltd.co.jp/
エディフィス :http://edifice.baycrews.co.jp/
およその価格帯:7千円から2万円
ユナイテッドアローズ(UA)に代表されるような、セレクトショップと呼ばれる業態で、30歳以上の顧客も多いブランドです。セレクトショップの店舗数は多いのですが、場所によってはカジュアルアイテムしか置かれていないようなところもありますので、クールビズ用をさがすのであれば、一つの店舗の中にスーツも置かれているようなところだと探しやすいでしょう。
5-4 伊勢丹メンズ館
およその価格帯:7千円~3万円
東京新宿にあるデパートで地下1階から地上8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。ですので品揃えは豊富でクールビズ用含めてシャツもブランド問わず置かれています。
ただし、様々なフロアにアイテムやブランドが点在しているので、そこから絞っていくのが少し時間のかかる可能性もあります。
インポート(輸入)アイテムも多いので、価格帯は上がってきますが、その分より高級感もあって高品質な商品が多く、さらにオシャレ感や差別化を目指すのには最適と言えます。
以上のようなところですが、上記の中でも店舗によってや期間限定でオーダーを受け付けているところもありますので、よりジャストサイズを目指す方はサイズを細かく依頼出来るオーダーメイドで生地もこだわって作るというのも良いでしょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
クールビズ用のシャツは、自分だけが涼しいということだけでなく、相手や周りにも暑苦しさを与えず爽やかに着ることが出来るように選んで着こなししていくことが重要となりますので、今回はそのポイントを押さえながら選び方とコーディネートについてご紹介しました。
色も白や水色、ピンクなどの淡い色目の無地を基本として、ベーシックな柄物含めてジャストサイズなシャツで選んでいくことがクールに見えるコツとなります。
あとは選び方の基本を押さえたうえで、スラックスかチノパンとパンツを変えるだけでも印象も変わっていきますし、合わせるアイテムによってバリエーションが増えていきますので、場面やシチュエーションによって適したコーディネートにして頂ければ、見る人に対しても爽やかな印象を与えることが出来るでしょう。
今年のクールビズは、シャツを利用してこれまでとちょっと違ったクールにデキる男性を演出してみてください。
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