「美術館デートに最適なメンズ服装が知りたいけれど、何を基準にどの様にコーディネートしたらよいかわからない」
という男性は多いです。
彼女と著名な画家や新進気鋭のアーティストの作品を見るにあたり、その場に適した服装をちゃんとしておきたいものですよね。
そこで、皆さんが目指すべき美術館デートのメンズ服装選びは、「知的さ」を感じさせることが重要なポイントになります。
服装から「知的さ」を感じさせる上で大切なポイントとしては、「細身のシルエット」「シンプルな色使い」を軸に選び、「襟有りトップス」を中心にしたコーディネートが出来るようになると上級者を目指すことが出来るでしょう。
1万人以上の男性のあらゆるシーンの服装のサポートを行ってきた「ライフブランディング」の男性専門パーソナルスタイリストが、美術館デートに最適な服装や、お店で選ぶ際のポイントなどをわかりやすく解説します!
目次
- 1.美術館デートでのメンズ服装は「知的さ」を演出させよう
- 2.美術館デートに最適な季節別メンズコーディネート16選
- 3.美術館デート用に持っておくべきアイテム10選
- 3-1 「ジャケット」こそ キレイめカジュアルの軸
- 3-2 「襟付きシャツ」はシーンに合わせて色柄を使い分けよう
- 3-3 「セーター」は素材にこだわりシーン別に使い分けよう
- 3-4 「コート」は細身シルエットを選ぶと全体がスマートな印象に
- 3-5 「ポロシャツ」は夏場のキレイめカジュアルに最適
- 3-6 「チノパン」はスッキリシルエットで大人っぽくコーディネート
- 3-7 「ジーンズ」は濃色・ノーダメージでスマートカジュアルをオシャレに演出
- 3-8 「スラックス」は色とサイズ感にこだわるとスマート感アップ
- 3-9 「シューズ」はレザー×暗い色で大人っぽく履きこなそう
- 3-10 「ベルト」はレザー素材でコーディネートを引き締めよう
- 4.美術館デートにそぐわないアイテム
- 5.大人っぽい美術館デート服を用意することが出来るショップ3選
- 6.まとめ
1.美術館デートでのメンズ服装は「知的さ」を演出させよう
美術館デートでのメンズ服装選びのポイントは、「知的さ」を演出させることです。
服装から知的な印象を与えるには、「細身のシルエット」と「シンプルな色使い」の服を意識して選び、上半身に「襟付きトップス」を選ぶと、ほど良くカッチリみせることができます。
それでは、代表的なコーディネートを画像を通してご覧いただきましょう。
いかがでしょうか。
奇をてらったようなアイテムは使わなくても、選ぶべきポイントに気を付けてコーディネートすると、適度に大人っぽくオシャレな印象になり、美術館の雰囲気にもしっかりマッチします。
まず、美術館デート用の洋服は「細身のシルエット」を意識して選びましょう。
・体型でガッチリしている個所に対してジャストサイズを選ぶ
・上半身、下半身ともに細身のシルエットを選ぶ
次に、シンプルなコーディネートカラーを心掛けましょう。
美術館の雰囲気に華やかさや奇抜さはマッチしません。
最後に、上半身に着るアイテムのいずれかに、ジャケットやシャツなどの襟有りトップスを合わせることでカッチリさと知的さを演出することが出来ます。
一緒にいる彼女さんや観覧している人々への配慮を感じさせる服装こそ、大人の気遣いと言えるでしょう。
次の章では、美術館に最適な服装を季節別にご紹介します。
2.美術館デートに最適な季節別メンズコーディネート16選
それでは早速、季節別コーディネートをご覧いただきましょう。
2-1 夏の美術館デートに最適なメンズ服装
夏の美術館デートでは、ポロシャツや半袖シャツなどの襟付きトップスに注目します。
【ピンクポロシャツ×ジーンズ】
ほど良くカッチリとした印象のポロシャツも、淡いピンクを選ぶことで華やかな印象になります。
細身のジーンズと合わせて大人の美術館デートを演出させましょう。
【ニットポロ × リネンスラックス)】(参照:GLORY GUY)
真夏でも涼しげな印象に見えるリネン素材のスラックスにコットンニットのポロシャツを合わせた大人の美術館コーディネートです。
足元に茶系のローファーを合わせて統一感を演出するのがポイントです。
【半袖シャツ × チノパン(淡色)】(参照:kink)
襟付きシャツとチノパンそれぞれベージュカラーを使った柔らかい印象のコーディネートです。
温かみとともに知的さを感じる色使いですので、足元に同系色のサンダルを合わせても子供っぽい印象にはなりません。
【半袖シャツ × チノパン(濃色)】上下ともに落ち着いた色を使ったコーディネートです。
同じ襟付きシャツとチノパンを使ったコーディネートでも印象が変わるのがわかります。
2-2 秋の美術館デートに最適なメンズ服装
肌寒さを感じる秋の美術館デートでは、アウターかインナーに襟付きアイテムを用いるのがおすすめです。
【セットアップスーツ(淡色) × ポロシャツ】
(参照:THE SUIT COMPANY)
涼しい秋の美術館デートでは大人っぽさを演出したい場合、セットアップスーツを利用してみましょう。
合わせるインナーはポロシャツなど柔らかい襟付きトップス利用するとほど良くカジュアル感がプラスされます。
【セットアップスーツ(濃色) × ポロシャツ】
(参照:WEAR)
同じセットアップスーツでも濃色で表現すると落ち着いた大人の印象がより高まります。
くるぶし丈のパンツを合わせることでよりスッキリと着こなすことが出来ます。
【モヘアセーター × 襟付きシャツ × チノパン】
(参照:WEAR)
ポップアートなど柔らかい印象の美術館ではザックリとしたセーターを利用してみましょう。
ジャケットよりもカジュアルな印象でありながらほど良く大人っぽさを演出することが出来ます。
【ジャケット(綿)× セーター(明るい色)】
綿のテーラードジャケットはウールジャケットに比べてカジュアル見えします。
日中と朝晩で気温変化の大きい秋に適した素材と言えるでしょう。
2-3 冬の美術館デートに最適なメンズ服装
寒い冬は羽織るコートでカッチリとした印象を醸し出すのがポイントです。
【チェスターコート × タートルネックセーター】
(参照:wear)
チェスターコートにタートルネックセーターを合わせると、温かみとともに知的さが加わり冬の美術館デートにマッチします。
【袖ニットブルゾン × 紡毛セーター × 襟付きシャツ】
一日外出する美術館デートでは着丈の短いブルゾンコートがおすすめです。
ロングコートに比べて快活な印象になるので、インナーにカッチリ見える襟付きシャツやセーターを合わせましょう。
【アルスターコート × ストール × スラックス】
(参照:WEAR)
近代美術館など厳かな雰囲気の美術館デートでは、大きな襟が特徴のアルスターコートがおすすめです。
冬の寒さにも十分耐えられるボリュームがあり着丈も長いコートをチョイスしましょう。
【Pコート × 紡毛セーター × ジーンズ】
学生時代から着る機会の多いPコートもスッキリした身幅を選び、細身のパンツを選ぶと大人っぽく着こなすことが出来ます。
2-4 春の美術館デートに最適なメンズ服装
気温変化の大きい春はアウターのインナーの合わせ方に気を配れるようになりましょう。
【ウールテーラードジャケット × 襟付きシャツ × チノパン】
(参照:FABRIC TOKYO)
春にカッチリした美術館デートを演出するなら、ウール素材のジャケットがおすすめです。
薄手の梳毛ウールは見た目の上品さとともに知的さも感じさせることが出来るでしょう。
【トレンチコート × Vネックセーター × 襟付きシャツ】
(参照:TAS CLAP)
春先の冷たい風がふく春の美術館デートでは、綿素材のトレンチコートを羽織りましょう。
防寒対策もさることながら、カジュアルなセータースタイルもカッチリとしたトレンチコートのデザインがほど良くマッチします。
【スプリングコート × Vネックセーター × スラックス】
(参照:WEAR)
モノトーンカラーのセーターとスラックスによるキレイめカジュアルは、単調にならないようにコートで味付けをしてみましょう。
明るい色が苦手な男性もベージュカラーならコーディネートしやすいのでおすすめです。
【ブルゾン × ストール × 薄手セーター × チノパン】
春の一日外出する美術館デートでは、綿素材のブルゾンを羽織りましょう。
カジュアルなブルゾンも立ち襟タイプを選ぶとほど良くカッチリとした印象になりますし、首まわりにストールを巻くことでオシャレ感もプラスされます。
3.美術館デート用に持っておくべきアイテム10選
2章のコーディネート画像を見て美術館デートの服装イメージがついたら、持っておくべきアイテムをご覧いただきましょう。
3-1 「ジャケット」こそ キレイめカジュアルの軸
【ジャケット】
知的で大人っぽいメンズ服装を語る上で、「ジャケット」は外せません。
ジャケットは上半身の大部分を締めることから、見た目の印象に大きく関わってきます。
選ぶ際のポイントをしっかりと押さえることで、どの様なシチュエーションでも安心してのぞめるることが出来るしょう。
選び方のポイントは「サイズ」「色・柄」「素材」の3つです。
関連記事3-2 「襟付きシャツ」はシーンに合わせて色柄を使い分けよう
【襟付きシャツ】
白シャツは1枚で着てもキチンとした印象になりますし、様々な羽織物やセーターと合わせられるアイテムです。
キレイめカジュアル用に1枚は持っておくことをおすすめします。
襟付きシャツを選ぶポイントは「縦幅」「横幅」の2つを意識することで、ジャケットを脱いだ時でもスマートな印象を保てるようになります。
関連記事3-3 「セーター」は素材にこだわりシーン別に使い分けよう
【Vネックセーター】
セーター(ニット、編み物)は、ほぼ通年にわたり、コーディネートに上品な印象を醸し出してくれるスマートカジュアルの重要アイテムです。
薄手のVネックセーターは涼しい春や秋の季節に1枚でお出掛けできますし、襟付きシャツやジャケットを利用したコーディネートでも活用可能です。
Tシャツ・カットソーよりも上品な印象になるので、キレイ目カジュアルにおける万能アイテムと言えるでしょう。
3-4 「コート」は細身シルエットを選ぶと全体がスマートな印象に
【コート】
冬のキレイめカジュアルではステンカラーコートがおすすめです。
着丈が長いのでジャケットの上から羽織れますし、高さのある襟がカッチリとした印象を与えてくれます。
表面積の大きいコートだけに、高級感のあるウールや綿など素材には拘ると見栄えがグッと上がります。
ジャケットを羽織った上にコートを着た上で、きつくない程度の身幅を選ぶと、スマートに着こなすことができます。
【スプリングコート」
スプリングコートは細身を選んで春先をスマートな印象にしましょう。
コートをジャストサイズで着こなすには「着丈」「肩回り」「お腹回り」の3か所に注力して選ぶようにしましょう。
関連記事3-5 「ポロシャツ」は夏場のキレイめカジュアルに最適
【ポロシャツ】
ポロシャツは襟がしっかりとあるので夏のキレイめカジュアルで使うことができます。
美術館デートのような広い館内を歩くシチュエーションでは使い勝手が良いアイテムと言えます。
ポロシャツをキチンと大人っぽく着こなすには、「胸」「お腹」「着丈」の3か所のサイズ選びに注意をはらいましょう。
関連記事3-6 「チノパン」はスッキリシルエットで大人っぽくコーディネート
【チノパン】
上半身のコーディネートを清潔感があって大人っぽい着こなしができたとしても、合わせるパンツがおざなりになってしまうと「知的な」印象にはなりません。
プライベートシーンにおけるパンツの中で、「チノパン」はカジュアル過ぎずに大人っぽく着こなすことが出来ます。チノパンをスッキリとスマートにはきこなすポイントは「細身のサイズ選び」と「ポリウレタン混の素材選び」の2点です。
関連記事3-7 「ジーンズ」は濃色・ノーダメージでスマートカジュアルをオシャレに演出
【ジーンズ】
ジーンズはチノパンに比べてカジュアルな印象になります。
美術館デート用にジーンズを選ぶ場合は、いくつか制約を設けた方が無難です。
濃いインディゴブルー(藍染め)、ノーダメージのスッキリ見えるジーンズを選びましょう。
明るい色やダメージなどの中古加工が施されたジーンズは、カジュアル過ぎる傾向が強いため、くだけた印象を周りに与えてしまいます。
チノパン同様、素材は綿を軸にポリウレタン(樹脂系ゴム)が3~5%含まれた素材を選ぶと、細身でスマートに穿きこなすことができます。
関連記事3-8 「スラックス」は色とサイズ感にこだわるとスマート感アップ
【スラックス】
ビジネスシーンで穿く機会の多いスラックスは、スーツの下に穿くズボンをスラックスと呼ぶことが一般的です。
素材はウールを主体に、機能性素材のポリエステル混や綿素材で構成されたスラックスも多く展開されてます。
美術館デートで穿く際のスラックス選びは、上半身に着る服の色と被らないように濃淡を分けたり、野暮ったい印象にならないように細身シルエットを意識して選びましょう。
関連記事3-9 「シューズ」はレザー×暗い色で大人っぽく履きこなそう
【レザーシューズ】
手始めにスマートカジュアル用の靴を選ぶなら、「革靴(レザーシューズ)」がおすすめです。
濃い茶色は足元に大人っぽくも適度にカジュアルな印象になるので、30代男性であればスマートカジュアル用に一足は持っておきましょう。
「レザースニーカー」
足元からオシャレ上級者を目指すのであれば、「レザースニーカー」を選ぶのも良いでしょう。
革靴よりも軽快な印象に見えますし、カッチリとした装いの中に大人のカジュアル感を取り入れることが出来るでしょう。
3-10 「ベルト」はレザー素材でコーディネートを引き締めよう
【レザーベルト】
スマートカジュアルでは、シャツを入れる着こなしが増えるため、大人っぽく見えるベルトを合わせましょう。
レザー素材はキャンバス地やストレッチ素材のベルトに比べて大人っぽく見えるので手始めに揃えておきましょう。
色はコゲチャ・ブラックを選べば違和感なくコーディネートできます。
よりカジュアル感を出すなら、メッシュ状のレザーベルトもおすすめです。
【レザーメッシュベルト】
編み込みになっていることで、カジュアル感が出ます。
4.美術館デートにそぐわないアイテム
美術館デートにそぐわないアイテムについてお伝えします。
この章をみて当てはまる方は、自分自身が身に着けたいアイテムを選ぶのではなく、彼女さんや観覧している人に配慮したアイテム選びを心掛けましょう。
4-1 派手なアクセサリー
閑静な美術館の雰囲気に、派手なアクセサリーは相応しくありません。
派手なバックルベルトやネックレスなどのアクセサリーは、見た目がより一層ゴツく見えてしまうのでコーディネートの仕方に注意が必要です。
【派手なバックルベルト】
(参照:Buyee)
4-2 ダメージジーンズ
モモや裾などにダメージがついたジーンズは、周りから見てカジュアル過ぎる印象になり清潔感を感じさせない雰囲気を持っています。
【ダメージジーンズ】
(参照:Amazon)
厳かな印象を大事にする美術館の場合、他に観覧している方との服装にギャップが生まれるため避けた方が無難です。
4-3 短パン
カジュアル過ぎる印象になる短パンは避けた方が無難です。
【短パン】
(参照:SHUNA)
短パンは夏場にはくカジュアルアイテムの代表です。
トップスに襟付きシャツを着たとしても、ドレスコードを必要とする場面に短パンをはくとそぐわないシーンがあることを覚えておきましょう。
5.大人っぽい美術館デート服を用意することが出来るショップ3選
5-1 トゥモローランド
セレクトショップは量販店よりも価格帯は上がりますが、普段着とは違うよそ行き用のスマートカジュアルを手に入れることが出来ます。
インポート(輸入)商品から自社で企画生産されたアイテムなどがあり、トレンドを取り入れたアイテム構成ですのでセンス抜群です。
TPOを意識したアイテムが多いので、美術館向けのデート服も安心してコーディネートできるでしょう。
ベーシックなものもあれば、ちょっとしたおしゃれ感を出すようなアイテムもあります。
5-2 イセタンメンズ
東京新宿にある日本有数のデパートです。
地下1階から8階の全フロアで男性向けのアイテムが揃っていることから、ブランド数も多く品揃えが豊富です。
世界中のファッションアイテムが集約されていることから、オシャレな美術館デート用のコーディネートを探している男性にはうってつけのデパートです。
ただし、売り場面積がとても広く、ブランドも多く混在しているため、買い物が得意でない男性は自分に合うものを探していく作業が大変に感じるかも知れません。
実際にお店を訪れる際には、時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをおすすめします。
5-3 ライフブランディング
お店に行ったけれど、センスに自信なく自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで一万人以上の利用者がいます。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで1万人以上の利用者がいます。
美術館デート用のメンズ服選びがわからずに来店されるお客さまもいらっしゃいます。
ショップと少し異なるのは、まずカウンセリング(洋服を着るシーンやライフスタイルをヒアリング)を行い、サイズを計測してから最適なコーディネートをプロが選びます。
服選びに悩まされた際にはホームページの無料相談フォーム、あるいはフリーダイアル0120-470-460で電話無料相談が受けられます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では美術館デートに最適なメンズ服装を特集してみました。
服を選ぶポイントは、「細身のシルエット」と「シンプルな色使い」を意識し、上半身に襟付きトップスを選ぶことで、美術館にマッチした知的さを演出することができます。
最終的には、一緒にいるお相手や周りの人に配慮した服装であることが重要になることを覚えておきましょう。
近々デートに行く予定がある男性皆さんは、ぜひともこの記事を参考にして貰えたら幸いです。