
「梅雨が明けて本格的に暑くなる7月に最適な服装って何だろう?」
7月は真夏に向けて本格的に暑くなる季節だと思う人は多いでしょうが、実際にどのような服装を選べば良いのか分からない男性は多いです。
ちなみに7月の気候は梅雨明けの時期で、例年7月中旬から下旬に梅雨が明けます。
梅雨明け前の曇りや雨の日は、6月とあまり気温は変わりませんが、梅雨が明けた後は、最高気温が一気に30℃を超える日が続きます。最低気温も20℃を超えて、1日中半袖でも暑い日が始まります。
7月を快適に過ごすための服装は、「夏に1枚で着れる半袖のトップス」を基準に選ぶことになりますが、梅雨明け前は、気軽に脱ぎ着できて簡単にバッグにしまえる「薄手の羽織物」を準備しておくと良いでしょう。
服装選びに失敗しないためには、その日の「気温」と「着ていく場面・場所」に合わせたコーディネートを意識することが大切なポイントになります。
この記事では男性専門のプロのスタイリストが、参考となるコーディネート画像を交えながら分かりやすく解説しますので、7月に着るべきメンズの服装をマスターして頂き、暑い夏の着こなしを覚えてください。
目次
1.7月のおすすめメンズ服装
7月を快適に過ごすためにおすすめするメンズ服装を、コーディネート写真を使ってご紹介します。
基本的には上半身に半袖のトップスを選ぶことがポイントになります。
いずれのコーディネートも7月に着るメンズ向け服装ですが、梅雨明け前と梅雨明け後で服の種類は変わります。
「気温」と「着るシーン」によって羽織り物や服装の種類を変えることを覚えておくと、どの場面でも安心してオシャレを楽しむことができますよ。
2.7月は最高気温を意識して上半身に着るメンズ服装を選ぼう
7月は梅雨明け前と後で気温が一気に変わるので、最高気温を意識して「上半身に着る服装」を中心に選びましょう。
(参照:goo天気)
昨年の東京の梅雨明けは8月1日までずれ込みましたが、例年の梅雨明けは7月20日前後です。
梅雨明け前の曇りや雨の日は6月の気温とあまり変わりませんが、梅雨が明けた後は、最高気温が一気に30℃を超える日が続きます。最低気温も25℃を超え、1日中半袖でも暑い日が始まります。
7月を快適かつ好印象に見せるコーディネートのポイントは、気温を意識して「上半身に1枚で着れる半袖アイテム」をベースに選びましょう。
3.7月のメンズ服装のポイント
7月は梅雨明け前の太陽が隠れて肌寒く感じる日と、梅雨明け後の夏の暑さを感じさせる日があることから、1枚で外出できる「半袖アイテム」のコーディネートと、気軽に脱ぎ着出来る「薄手の羽織り物」を使ったコーディネートを覚えておきましょう。
3-1 梅雨明け後:7月半袖トップス × 代表的なおすすめコーディネート
【半袖ポロシャツを使ったコーディネート】スッキリ見える細身サイズのポロシャツとジーンズを使った初夏のコーディネートです。
ふだん暗い色を好んで着る男性も、淡いピンクの色合いであれば抵抗感も薄まり、夏らしいコーディネートを取り入れることが出来るでしょう。
【半袖シャツを使ったコーディネート】
全体のコーディネートを暗い色で統一するとスッキリと落ち着いた印象になります。
平日にワイシャツを着る機会の多い男性は、半袖シャツを使ったコーディネートも取り入れやすいでしょう。
【半袖セーターを使ったコーディネート】
半袖セーターは初夏のプライベートで襟無しアイテムを大人っぽく着こなしたい男性におすすめです。
上下の色合いを明るい色に統一すると柔らかくカジュアルな印象になります。
【半袖カットソーを使ったコーディネート】
夏場に大活躍のTシャツは子供っぽくならないように細身サイズとスッキリした着丈のものを選びましょう。
じょうで明暗を分けたコーディネートにすることで、メリハリがついてシャープな印象になります。
3-2 梅雨明け前:薄手羽織り物 × 代表的なおすすめコーディネート
【薄手ジャケットを使ったコーディネート】
薄手のジャケットは初夏にカッチリさせたいシーンに使い勝手の良いアイテムです。
表面積の大きい上半身に明るい色の上着を羽織る場合は、インナーやパンツの色を暗い色で合わせると統一感がうまれます。
【カーディガンを使ったコーディネート】
朝晩に肌寒さを感じるならカーディガンを羽織りましょう。
気軽に羽織れて前ボタンを開閉した着こなしで印象を変えることが出来ますし、腕まくりをしてスッキリ大人っぽく着こなすことも出来ます。
【パーカーを使ったコーディネート】
アクティブな印象に映るパーカーは、機能性を重視した大きめのサイズ感で着ると子供っぽく見えます。
細身のサイズで暗めの色を選ぶことでスッキリと落ち着いた印象のコーディネートになります。
4.7月のおすすめアイテム別メンズ服装コーディネート
4-1「襟付きシャツ」は細身のスッキリシルエットで爽やかに
7月に着る「襟付きシャツ」は細身のスッキリシルエットを選んで爽やかに着こなしましょう。
【半袖シャツを使ったコーディネート画像①】
前ボタンを閉めて着るとスッキリした印象になります。
【半袖シャツを使ったコーディネート画像②】
前ボタンを開けると開放的で柔らかい印象になります。
カジュアル感を演出する場合は、襟付きシャツの裾を外に出した着こなしがおすすめです。
そして、お尻が隠れない着丈のシャツを選ぶとスッキリと爽やかに着こなすことが出来ます。
4-2「ポロシャツ」は細身シルエットと着丈を注意して選ぼう
「ポロシャツ」は細身のシルエットを選んで爽やかに着こなしましょう。
暑さゆえにゆったりとしたシルエットを好む男性もいますが、一気に野暮ったくなるので気を付けましょう。
【ポロシャツを使ったコーディネート画像】パンツにポロシャツの裾を入れてスッキリと「キレイめコーディネート」として着ることも出来ますし、ポロシャツの色を明るくしたり暗くしたり、シャツの裾を出して着ることで「カジュアルコーディネート」にふることも出来る便利なアイテムです。
4-3「Tシャツ(カットソー)」は爽やかな色合いで初夏を彩ろう
「Tシャツ」は爽やかな色合いで初夏を彩りましょう。
【Tシャツを使ったコーディネート画像】
カジュアルな印象に見えるTシャツスタイルも上下の色の組み合わせを変えるだけで、印象が変わります。
【羽織り物と合わせたコーディネート画像①】
【羽織り物と合わせたコーディネート画像②】
カジュアルな印象のカーディガンとTシャツの組み合わせは、プライベートでも使いやすいコーディネートです。
細身シルエットのパンツを選んだり、靴もレザースニーカーを選ぶことで全体のコーディネートが大人っぽくなります。
4-4「サマーセーター」はサイズ感に注意してスッキリと着こなそう
夏にいつも襟無しのトップスを着る男性は、サマーセーター(ニット)がおすすめです。
【サマーセーター】セーターはTシャツにくらべて袖や裾に抑えが効いているのでスッキリと大人っぽく着ることが出来ます。
7月の暑い日のお出掛けシーンでは、積極的に取りいれてみましょう。
Tシャツ同様、「胸まわり」「お腹まわり」「着丈」の3つを意識して選ぶのがポイントです。
4-5「カーディガン」は梅雨明け前の薄手羽織物として便利
「カーディガン」は朝晩用の羽織り物として便利なアイテムです。
基本的に7月は暖かい日が多いですが、雨が降ることで肌寒さを感じる日にサッと羽織れて、暖かくなったらバッグへ畳んでしまうこともできます。
【カーディガンコーディネート】
サラッと羽織れる麻素材のカーディガンはオシャレ感も出て、清涼感もあるのでオシャレなアイテムです。
4-6「パーカー」は細身のシルエットで脱学生に
7月に着る「パーカー」は細身のシルエットを選ぶと学生っぽくなくなります。
【パーカーを使ったコーディネート】
薄手綿素材のパーカーは気軽羽織れるアイテムが故に学生っぽさが出やすいでので、細身を選んでスッキリと着こなしましょう。
4-7「ジャケット」は薄手素材を選んで軽やかさを醸し出そう
7月に着る「ジャケット」は、薄手素材を選んで軽やかさを醸し出しましょう。
【薄手素材のジャケットを使ったコーディネート画像】
ジャケットは特別なシーンではもちろんのこと、中に合わせるインナーを意識して選ぶことで、都心へお出掛けする場面でも気軽に着ることが出来ます。
明るい色の羽織り物が苦手な男性は、周りに暑苦しく見えない薄手素材のジャケットを意識して選ぶようにしてください。
4-8「チノパン」はストレッチ素材の細身シルエットを選ぼう
「チノパン」はストレッチ素材の細身シルエットを選びましょう。
【明るい色と暗い色ののチノパン】
キレイめコーディネートからカジュアルコーディネートまで全般的に利用できるチノパンは、明るい色と暗い色を1本ずつ持っておくだけでコーディネートの奥行が広がります。
チノパンの中でも少し厚みのあるタイプを選ぶことで、気温差の大きい4月も安心してコーディネートすることが出来ます。
4-9「ジーンズ」はストレッチ素材でスッキリシルエットを意識しよう
「ジーンズ」はストレッチの効いたスッキリシルエットを意識して選ぶようにしましょう。
【ジーンズのイメージ画像】
細身のシルエットの他に、ネイビーや黒などの暗い色を選びましょう。
明るいブルージーンズに、色落ち加工などのダメージジーンズは若々しすぎる印象になり、他のコーディネートとでチグハグな印象を与えるので控えましょう。
【ホワイトジーンズを使ったコーディネート】
明るい色のジーンズでコーディネートしたい場合には、ホワイトジーンズがおすすめです。
初夏から夏に向けて爽やかな着こなしに昇華できるアイテムです。
5.7月に最適なメンズ服装を買うならこの店!おすすめ3選
5-1 トゥモローランド
セレクトショップは量販店よりも価格は上がりますが、海外からのインポート(輸入)商品から自社製造販売まで幅広く展開しており、流行も抑えていることからセンスは抜群です。
中でもトゥモローランドはハイセンスで季節にあわせた服装も多いので、安心して7月に着るメンズ服を選ぶことが出来るでしょう。
5-2 イセタンメンズ
東京新宿にあるデパートで地下1階から8階まで全て男性向けのアイテムが揃っています。ブランド数も多く品揃えが豊富で世界中のファッションがここには集約されています。7月に着れるメンズアイテムも全身取りそろえることができます。
ただし、売り場面積が大変広く、ブランドも多く混在しておりますので、ここから自分に合うものを探していく作業がちょっと大変かもしれません。時間に余裕を持ってじっくりと買い物に行かれることをオススメします。
5-3 ライフブランディング
お店に行ったけれど、センスに自信なく自分ではいいものが選べない・・・など洋服の買い物に悩まされた男性は利用してみてください。
男性専門でファッションコーディネートサービスを提供しており、これまで一万人以上の利用者がいます。
7月に着るのメンズ服装のイメージがわからずに来店する方はとても多いです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
7月は中旬から下旬頃に梅雨明けて、夏にむけて徐々に暑くなる季節になるので、同じ月でも気候や気温が変わることから服装選びに悩まれる方は多いです。
7月を快適に過ごすためには「1枚で着れる半袖のトップス」をベースに服装を選びますが、梅雨明け前には気軽に脱ぎ着できて簡単にバッグにしまえる「薄手の羽織物」を準備しておくと良いでしょう。
そして、「着ていくシーン」に合わせたコーディネートを意識することで服装に気を使う場面でも安心してコーディネートすることが出来るでしょう。
今年の7月は周りから好印象に見て貰えるメンズ服をしっかりと選べるようになって、オシャレを楽しみましょう!