スタイリストの森です。
男性が普段履くパンツで「ジーンズ」は定番ではないでしょうか。
今ではカジュアルな装いに欠かせないアイテムで、いわゆるアメカジファッションの代表格ともいえますが、もともとの語源はイタリアの港町が由来だったことは知らない方が多いのではないでしょうか。
今回はジーンズの歴史を合わせて、着こなし方についてご紹介します。
ジーンズのマメ知識
ジーンズの歴史
ジーンズを作る上で欠かせないデニム生地ですが、この厚地の綿織物デニムの語源は Serge de Nimes(サージは織物。ドゥは英語のofまたはfrom、ニームはフランス南部の都市の名前)で、これが簡略化されてデニムとなりました。
かつてこの生地は、北イタリアで生産されてジェノヴァ港から世界各国に輸出されていました。その際、荷札に出航地である「Genova」をフランス語で 「Gênes」 と記していたため、アメリカで英語風に「Jeans」と呼ばれるようになりました。
ちなみにジーパンは和製英語で、デニム生地で作られたパンツのことです。
ジーパンの語源には諸説あり、G.I. (アメリカ軍軍人の俗称)が履いているパンツの略という説もありますが、「ジーンズ+パンツ=ジーパン」とする説が有力です。
もともとは作業着だった?
19世紀、フランスからアメリカに輸出された生地「Serge de Nimes」が、ジーンズの始まりと言われています。その後、1850年頃にアメリカで起こったゴールドラッシュ(金を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到すること)で労働者の間でデニム生地によるオーバーオールが愛用され始めました。実はもともとは作業着としてジーンズは履かれていました。その後1900年代に入ると、映画の影響を受けてジーンズがファッションの1つとして定着しました。
日本では戦後、アメリカの文化が入ってきたことでジーンズが広まったと言われています。日本のジーンズ生産の発祥地は岡山県倉敷市で、今でも名産地として有名です。
ジーンズの着こなし方
カジュアルな装いとして、シャツやスニーカーと共に合わせる事も出来ますし、上にジャケット、足元にドレスシューズをもってくる大人カジュアルな装いも可能なジーンズは、使い勝手の良いアイテムと言えます。
その際に気をつけて頂きたいのは「サイズ感」です!
かつては、労働者が作業着として使用していたので、ゆったりとしたワークウェア的なシルエットでしたが、今では体にフィットしやすいタイトなシルエットも多く世に出てきています。
おすすめ!オーダージーンズ!!
太ももが太いなど、1人1人サイズには特徴があります。自分のサイズに合ったジーンズを探されている方におすすめなのが「オーダージーンズ」です。
体型に合わせてジャストサイズで作れること、また素材感や生地の色も選べますので、穿くシーンに合せて作ることができます。
ジーンズでオーダーメイドが出来るなんて!?と驚かれる方も多いですが、実際に試着されるとフィット感の良さに色違いでもう1本作る方もいらっしゃるほどです。
私たちがオーダーするジーンズは、日本のジーンズ発祥の地である岡山県倉敷市で作っていますので、品質も自信を持っておすすめができます!
普段何気なしに穿いているジーンズにも、歴史をさかのぼると色々なストーリーがあって面白いものです。その他、気になる点や知りたい事がありましたら、お気軽にお声掛け下さい。
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