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間違えると恥ずかしい!ジャケットボタンの付け方の正解は?

こんにちは!スタイリストの森です。

普段からジャケットを着る人も着ない人でも、ジャケットボタンの付け方について悩まれたことはありませんか?弊社に来店されるお客様からも「ジャケットボタンの付け方」についてご相談を受けることが多くあります。
ビジネスなどのフォーマルな場面はもちろん、女性とのデートでちょっと良いレストランでお食事をしたりする場面など、ジャケットを着る機会は少なくありません。

今回は、「ジャケットボタンの正しい付け方」についてご紹介します。

ボタンの数

ジャケットには、主に「2つボタン」と「3つボタン」のタイプがあります。
どちらのタイプのジャケットでも、身なりをきちんと見せようと、一番下のボタンまでしっかり留めている男性を多く見かけることがありますが、これは大きな間違いなんです。
一番下のボタンは「飾りボタン」と呼ばれ、留めないのがジャケットスタイルのルールになります。

2つボタン

多くのスーツ、カジュアルジャケットで定番なのが、「2つボタン」です。3つボタンのスタイルから派生したもので、一番上のボタンが3つボタンよりも下方に下がっているため胸元のVゾーンが大きく開いているのが特徴です。
2つボタンの場合は、一番上のボタンのみを留めるのが正しい付け方となります。

3つボタン

3つボタン」の場合は、一番上と真ん中は留めて、一番下は留めないのが正しい付け方です。ただし、襟のロールによってボタンやボタンホールが隠れている「段返り」であれば、上から2つ目のボタン(真ん中)だけを留め、一番上と一番下のボタンは留めないのが正解です。(↓下の写真を参考)

ボタンを留めない理由

一番下のボタンを留めない理由は何なのか。
それは、一番下のボタンを留めてしまうと「生地にシワが寄ってしまうため」です。シワが寄ることで見た目が不自然になることで相手に不快感を与えてしまうかもしれません。レストランで椅子に座る、車や電車など交通機関のシートに座るときなども、着席する際には全てのボタンを外すようにして下さい。

ボタンを全て留めないのはOK?

シワになるなら普段からボタンを全て留めないで着たらいいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
男性の場合、ジャケットのインナーとして襟付きのシャツを中に着ることが良くあるかと思いますが、発祥の地ヨーロッパでは、かつてシャツは肌着として扱われていました。
ジャケットが上着で、中に着るシャツが下着=肌着という伝統的な解釈がいまだ残っているケースもありますので、ビジネスシーンなどフォーマルな場面では極力守った方が間違いはないと言えます。
大事なプレゼンや取引先との商談など、また女性とのカッチリしたデートの場面ではこの点を意識ができると良いでしょう。
カジュアルな場面においてインナーとしてセーターやTシャツの上にジャケットを着る場合やカジュアルシャツの場合は、全てボタンを外していても大丈夫です。

ボタンの付け方1つではありますが、付け方で気をつかっているかどうか判断されることもあります。ぜひ今日から正しいジャケットボタンの付け方を実践してみてください!

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