お気に入りのアイテムは頻繁に着用する方が多いと思います。
ただ、冬の時期は着用回数が多いほど気をつけないといけないことに「毛玉」が挙げられます。一度できてしまった毛玉を取ることは大変です。極力できないように扱いたいですよね。
毛玉はどうしてできてしまうのか?また毛玉ができやすい素材は何なのか?
今回はセーターやニット、コート等にできる「毛玉」を防ぐ方法についてご紹介します。
毛玉ができやすい素材とは?
まずは、毛玉ができやすい素材ですが、素材を大きく分けると
①天然繊維
(植物繊維)…綿、シルク
(動物繊維)…カシミヤ、アンゴラ、ウールなど
②化学繊維…アクリル、ポリエステルなど
の2つに分類ができます。
天然繊維の中でも植物繊維の綿やシルク100%の洋服であれば、ツルツルした素材のため毛玉はできにくいです。ただし植物繊維、化学繊維の混紡品は毛玉ができやすいため注意が必要です。
一方、毛玉ができやすい天然繊維の中の動物繊維と合成繊維は特に毛玉ができやすいため要注意です。動物繊維の表面は人間の髪の毛のようにギザギザとしたうろこ状になっており、他の繊維に比べ絡みやすく、毛玉になりやすいことが特徴です。また合成繊維は非常に強い繊維のため絡まりやすく、いつまでも脱落することなく生地上に残ってしまい、より毛玉が目立ちやすくなることが特徴です。
毛玉の原因と予防策
毛玉は、セーター・ニット・コートを着用時、洗濯の際に“摩擦”されることにより発生します。摩擦の力を受けて繊維が毛羽立ちます。その毛羽が集まり、絡まり毛玉となるのです。
セーター・ニット・コートを着用時は、例えば電車やバスの中など混雑した場所で触れ合うことや、腕を振る動作など日常の行動で自然と発生してしまいます。そのため連続着用はさけることが毛玉をできにくくします。
またバッグ選びも気をつけることによって予防ができます。
トートバックだと脇腹、ショルダーバックだと肩、リュックだと背中に毛玉ができやすくなります。バックとの摩擦で毛玉が出来ないためにも、
- なるべく革や合革、エナメル、ビニールといった表面がツルツルしたものを選ぶ
- 冬場は肩からかけるショルダーバックやリュックは極力使用しない
の2点には気をつけましょう。
洗濯中も洋服同士が当たることにより摩擦ができやすい状況にあるため、洗濯は基本、クリーニングにお願いをしましょう。冬の時期は夏ほど汗をかかないため、冬物を着なくなってからまとめてクリーニングに出しても良いでしょう。(ただし、汚れや大量に汗をかいてしまった際には、すぐに出してくださいね)
万が一、毛玉ができてしまったら…
毛玉ができて引っ張りむしり取ることは絶対にNGです。むしり取ってしまった場所がケバ立ち、再び毛玉ができやすくなってしまいます。面倒でも毛玉の原因がわかった上で、丁寧に毛玉取り器またはハサミでカットしましょう。
ただしやり過ぎは厳禁です!毛玉の正体は、「汚れ」ではなく、繊維が玉状になったものなので、取り過ぎてしまうということは、衣服を形成する繊維そのものを取っていることになり、衣服を傷付けているといっても過言ではありません。衣服の寿命を短くすることになりますので、やはり毛玉が出来ないようにする日頃のケアを心がけるようにしましょう。
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