春も本番を迎え初夏と呼ばれる時期が近づいてきましたね。
そして同じく近づいてくるのは「梅雨」です。雨が降り湿度があがる洋服の天敵であるカビが生えやすい時期になってきます。
そこで今回は大切な服がカビに侵されてしまってはもったいないので、防カビ対策について紹介をしていきます。
カビのできる原因
カビが洋服についてしまう原因は2つあります。まずはなぜカビができるのか?を理解しておくことが防カビ対策の一歩目です。
①カビの生える環境を作ってしまう
カビは「温度15℃~30℃、湿度70%~95%」という環境で活動が活発になります。この状態を作らないすることがカビを根本からなくす方法です。
温度を下げることは難しいので、湿度をさげることがやりやすい防カビ対策ですね。
②カビのエサが豊富
カビは「ほこり」「汗」「汚れ」などを栄養にして繁殖をします。
人が見ても綺麗だと思えるような小さなものでもカビにとってはうれしい栄養になっていることがあります。
感覚で「大丈夫だ」と油断を気づいたらカビがすごく繁殖していたということにならないようにカビエサをあげないことを意識しましょう。
防カビの実践方法
さきにカビのできる原因について紹介をしてきました。ここからは実際に、カビのできる原因を潰すことのできる実践的な方法をお伝えしていきます。
湿度を下げる方法
①防湿材を使う
一番簡単なのは防湿材を使うことです。洋服と一緒に入れておくだけで対策がとれます。しかし、湿気の取れる量は決まっているので、定期的に確認してください。
②洋服の間隔をあける
湿気がたまらないように、タンスの洋服には間隔をあけてください。どんなに締め切っていても入る湿気あります。
その湿気が溜まらないようにスペースを作ってあげることで、タンスの湿度を下げることができます。
③一週間に一度換気をする
天気のいい日にはタンスをあけて1時間ほど、換気をしてください。こもっている空気を循環させることもカビ対策になります。
もし風が通りにくい場合は扇風機のような風を送れるもので換気をするのも効果的です。
④洗濯したものはしっかり乾燥させる
洋服を仕舞う際にはしっかりと乾燥をさせてください。
収納をした際に少しでも水分が残っていると、水分を発散する場所がないので密閉空間の湿度をあげてしまうことになります。
エサを無くす方法
⑤クリーニングに出す
長くしまう、秋冬ものに関してはしっかりとクリーニングに出してから収納をしましょう。
あまり汗をかかないから大丈夫だと感じやすいですが、目に見えないゴミは外をあるいているだけで付着します。
特にウール素材のものはカビや虫の好物なので、注意が必要です。
⑥タンスを掃除する
洋服を仕舞うスペースの掃除を忘れてはいけません。
長期間保存する場所に埃があったらいくら洋服がきれいだとしても意味がなくなってしまいます。
衣替えをするときには、収納スペースの掃除も忘れないようにしましょう。
⑦着たらすぐに洗う
春夏ものは着たらすぐに洗いましょう。梅雨時期は気づかない間に汗をかいており、洋服に汚れがついています。
汗や体の皮脂はカビの好物なので、とりやすいタイミングで洗濯をすることがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は梅雨時に悩まされる、防カビ対策について紹介をしていきました。
カビの生える原因は、「カビの育つ環境」と「エサ」にあります。
これを完全になくすことはほぼ不可能ですが、しっかりと対策を取ればカビがつく可能性を大きく減らすことができます。
大切な洋服を守るためにも是非ひと手間をかけてあげてみてください。
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