11月の中旬を迎えてだいぶ寒い日が増えてきましたね。
これからのシーズンでは保温性もよく使い勝手のいいセーターの出番が増えてくるでしょう!
しかし、「セーターってよく使うけどメンテナンスをどうしたらいいのかわからない!」という声をよく聞くので今回は気になるセーターのメンテナンスを紹介していきます!
毛玉対策
セーターと言えば着ていると必ず出てくる「毛玉」が一番気になりますよね。毛玉は「摩擦」によって毛羽だった繊維が絡み合うことでできます。
毛羽だった状態から毛玉にしないためにブラッシングが有効な対策になります。
ブラッシングをする
着たセーターは他人との接触や、鞄や上着との摩擦で小さな毛玉ができていたり、非常に毛玉ができやすい状態になっています。
したがって、帰ったらまず生地をいい状態に戻すようにブラッシングをすることがおすすめです。
ちょっとしたブラッシングのテクニックとして、ブラシッシングは擦るのではなく払うというイメージで手首をひねるように使うことで生地を傷めずに繊維を伸ばすことができます。
【ブラッシング仕方】(参照:SPOON HOME)
ブラッシングをすることで毛玉ができにくくなるだけではなく、毛が揃っていると見た目の印象もきれいに見えるようになるので一石二鳥のメンテナンスです!
毛玉ができたら
どれだけ毛玉ができないように意識をしても、毛玉を完璧になくすことは残念ながら難しいです・・・。
もし、毛玉ができてしまった場合手でとりたくなりますが、手で引っ張ってむしり取ることは絶対にNGです。
むしり取ってしまった場所がケバ立ち、再び毛玉ができやすくなってしまうからです。
面倒でも丁寧に毛玉取り器、毛玉とり用のブラシ、剃刀またはハサミでカットしましょう。
【毛玉とりブラシ】
【剃刀】
(参照:RE LIVERS)
ただしやり過ぎは厳禁です!
毛玉は洋服の繊維なので、取り過ぎてしまうと部分的に薄くなったり穴が空いてしまいます。
ケアのしすぎは衣服の寿命を短くすることになりますので、毛玉が出来ないようにする日頃のケアを心がけるようにすることが一番のメンテナンスになります。
より細かい毛玉対策はこちら
セーターやコートの“毛玉”問題!毛玉を防ぐ方法とは?
防虫対策
セーターを着たあとには虫が好む体温や湿気をとるためにハンガーに一晩吊るしておきましょう。
湿気は衣類害虫が住みやすいと感じる場所なので、虫食いの原因になってしまいます。
ハンガー干しでの注意点としてハンガーにずっと掛けっぱなしにすると肩が伸びて型崩れを起こすので気を付けましょう。湿気が取れれば良いので、一晩だけ風通しのいいところに干しておいて、朝になったら畳んでしまっておきましょう!
シーズン終わりに長期的に仕舞う場合には防虫剤も一緒にタンスにいれておくとより虫食いの恐れがなくなるので、次の年も使えるようになりますよ!
【防虫剤】
(参照:夢展望)
洗濯の手順
洗濯表示の確認
洗濯をする際には洗濯表示のマークはしっかりと確認しておきましょう!
【洗濯表示】
(参照:アクロン)
最近ではご自宅でも洗えるものも増えてきましたが、
間違ってご自宅で洗えないものを洗ってしまうと、縮んで着れなくなってしまうこともあるので十分注意してください。
ご自宅で洗えないものはクリーニングに出しましょう。
ご自宅で洗えるものだとしても、毛羽立ちを抑えるためにクリーニングを使うこともおすすめですよ!
洗濯
家でセーターを洗う場合には摩擦がなるべく発生をしないように、後ろ返しにして洗濯ネットに畳んで入れて洗いましょう。
【洗濯ネット】
(参照:クリーニングブログ)
洗濯機の洗いのモードも優しくゆすぐタイプの「ドライモード」や「おしゃれ着洗濯モード」というものにして洗いましょう。
【洗濯機ドライモード】こちらの洗い方は優しくゆすぐことになりますが、セーターは直接肌に付かず汚れも少ないので、優しめの洗いで十分きれいになります。
洗い終わったらセーターを干しますが、水分を吸った重たい状態でハンガーに普通にかけると洋服の重さで方が伸びてしまします。そうならないように「平干しネット」を使うか「竿にそのままかける」ようにして重さのかかる部分を分散させてください。
【平干し】
(参照:ほんまでっかチャンネル)
【洗濯竿にかける】(参照:J.FERRY)
水分を吸うとTシャツよりもかなり重くなってしまうので、干し方には十分に注意をしてください。
洗濯方法も干し方も他の洋服と比べてひと手間かかることが多いので、時間がない場合にはクリーニングに出すのが楽ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はこれからの時期に活躍をする「セーターのメンテナンス方法」について紹介をしていきました。
セーターは季節感を感じさせることができますし、見た目でもおしゃれになりますので是非長い時間使えるようにメンテナンスも少しこだわってみてください!
どんなことでも、
お気軽にご相談ください。

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